本日、高校1年生のみなさんに「高等学校等就学支援金のお知らせ」を配布いたしました。受給資格認定申請書に生徒自身が必要事項を記入し、手続きは完了いたしましたのでお知らせいたします。今回は保護者の方の手続きはありません。
また、加算支給の対象となる方は6月上旬にご案内を予定していますので、忘れずに手続きをしてください。
先日の「英国語学研修」説明会に続き、4月21日(土)には、中学2年生・3年生を対象とした「オーストラリア英語研修&ホームステイ」プログラムの説明会を実施しました。
この「オーストラリア英語研修&ホームステイプログラム」は、ホームステイ先のホスト・スチューデントと生活を共にし、現地の生活や文化を直接体験しながら、英語学習ができるプログラムです。
もちろん、ホスト・スチューデントと一緒に現地の学校に通って授業を受けてもらいます。英語で進められる授業についてゆくことは大変ですが、数学などでは本校の生徒が先んじて解答できることもあるようです。
ESL(英語を母語としない生徒への英語教育)専門の先生による『英語クラス』に参加してもらう他、世界自然遺産の「ブルーマウンテン」を訪れたり、ファーム体験などの各種アクティビティーも用意され、充実したプログラムになっています。
ホームステイを通して異文化に触れ、国際感覚を身につけると共に、言葉を学ぶことの楽しさを知ってほしいと思います。高校生対象の「英国語学研修」同様、このプログラムも語学に対するモチベーションづくりに期待が持てる企画となっています。
◆参加申込み締切り : 5月12日(土)
本校では中学2年生・3年生には「オーストラリア・ホームステイ」プログラム、そして高校1年生・2年生には「英国語学研修」プログラムを紹介しています。
特に、高校生が対象となるこの「英国語学研修」は、参加生徒の語学習得への好影響とともに、世界中から集まった学生達との交流を通して貴重な経験を積むことができるプログラムとして強くお勧めしています。
英語の学習面においては、現地でのリスニング力向上は明らかです。また、帰国してからの語学学習に対するモチベーションは大学受験を控えた生徒諸君には非常に有効なものとなるでしょう。
今年度の「英国語学研修」プログラムは、昨年まであったアイルランド延長コースを見直し、全員がコベントリーという都市を訪れ、「平和学習プログラム」に参加できる行程を追加しました。この研修は佼成学園国際交流基金の補助により実施されますが、日本を離れた地で平和学習ができる貴重な体験となります。
今年はロンドンオリンピックが開催されますが、担当旅行代理店では飛行機の座席をすでに押さえてくれているようです。空港やロンドン市内の雰囲気は例年と少し違って、にぎやかなものになるかもしれません。
もちろん、語学研修自体は例年通りしっかりと受講できるものとなっています。ご安心ください。
語学研修の行程や内容などについてお話させていただき、最後に本校で作成した昨年度の英国語学研修ビデオを上映し、この研修全体のイメージをつかんでいただきました。
今年度の「英国語学研修」が生徒諸君の語学力向上のみならず、視野を広げるよい機会になることでしょう。
◆申込み締切り : 5月15日(火)
新学年がスタートし、次第に学校生活のリズムがつかめてきた4月18日(水)、中学体育祭に向けて「カラー結団式」が行われました。本校の体育祭では学年を超えて4色のチームに分かれ、カラー対抗で競技を行いますが、「カラー結団式」はそのカラーを決定し、士気を高める重要な儀式です。特に最上級生の3年生の責務は大変大きく、体育祭という行事をつくっていくという責任感をかみしめながら、後輩達を引っ張っていくことになります。
△体育祭は実行委員の生徒を中心につくりあげます △今年度のスローガンは「Do Your Best!」
抽選によるカラー分けは以下の通りとなりました。
緑組 3年2組 ・ 2年4組 ・ 1年1組
黄色組 3年3組 ・ 2年1組 ・ 1年3組
赤組 3年1組 ・ 2年3組 ・ 1年2組
今年の中3応援団もさすが最上級生だと感じさせるパフォーマンスを見せてくれました。始業式直後からなかなか時間のない中でカラーパフォーマンスに向けて入念な準備を続けてきました。
トップバッターとなった2組(緑組)は、EXILEの「Rising Sun」のハイレベルなダンスを見せた後 、緑こそが優勝するのだという意気込みを各団員が声を大にして宣言し、その声に呼応して緑組生徒たちの歓声が上がるという熱気あふれるパフォーマンスを見せてくれました。
次に続いたのは4組(青組)のパフォーマンス。ランプを擦って現れた魔神に扮した生徒が、周りからの願いで応援団長になるという寸劇は、入念に準備されており、生徒のみならず教職員の笑いをも誘いました。
△青組 笑いを誘う寸劇 △緑組 盛り上がったダンス
続く3組(黄色組)は、各団員が応援も競技も完全優勝するという決意を高らかに謳い上げ、黄色組全員から大きな拍手をもらっていました。団長のコールに合わせてクラス全員が声を合わせて各カラーに健闘を祈るエールを送り、爽やかな印象の残るパフォーマンスとなりました。
最後の出番となった1組(赤組)も、赤組団員が馬の頭を被った怪物にやられてしまいそうなピンチを赤組団長が助けるという寸劇を繰り広げ、会場を大いに盛り上げてくれました。そして、最後を締めるに相応しい見事なエールで、パフォーマンスを終えました。
△黄色組 気持ちのこもったエール △赤組 トリを飾った秀逸な寸劇
本番の体育祭は6月7日(木)です。その日まで、各カラーがLHRや放課後などを利用して、体育祭の練習に取り組んでいきます。どのカラーが総合優勝するか、今から楽しみです!
△後輩達も先輩の背中を見て頑張ります!!
入学式の翌日、4月10日(火)、対面式・新任式・始業式がおこなわれました。
【対面式】 昨日入学した新中学1年生、新高校1年生と在校生が一堂に会し、今後の学園生活を共にする仲間としてお互いを確認し合う機会です。新高校1年生から「新入生代表挨拶」があり、生徒会長より「新入生歓迎の言葉」が送られました。
△新入生より「代表挨拶」 △生徒会長より「歓迎の言葉」
続いて、【新任式】を実施。今年度新任教諭、新任講師の紹介がありました。 新たなスタッフを迎えて、教育の充実を図ります。
△新任教諭は昨年度まで講師をしていた方々、新任講師は本校に新風を吹き込んでくれるであろう期待の方々。
【始業式】 学校長訓示と学校カウンセラーの紹介がありました。
≪学校長訓示≫
「平成24年度は、これまで以上に授業を大切にして自分を磨いてほしい。これまで以上に精度を高めて授業に参加してほしい。授業の開始に行われる『黙想』や『あいさつ』の意味、そしてその効果を理解し、意義のある取り組みをしてほしい。そして先生の話を聞くときには耳だけでなく、目と心で聴いてほしい。その姿勢が諸君をより向上させてくれる。」
「また、『本物のあいさつ』ができる人になってほしい。本物のあいさつとは、自分から進んで、笑顔で、大きな声でする挨拶のことである。今年度、ぜひこれらを実行してほしい。」
引き続き本校では授業を大切にする姿勢を堅持してゆきます。
≪学校カウンセラーの紹介≫
「この佼成学園でみなさんに輝いてほしいと願っています。そのためにも、不安なことや相談ごとがあったら遠慮なく来てください。みなさんとのお話の内容は他には決して話しません。安心して来てください。」
学校カウンセラーは毎週火曜日午後、保健室となりの生活相談室にいます。
いよいよ平成24年度の新学期がスタートしました。昨年度より皆一様に引き締まった顔つきに変わった男子生徒諸君。今年度も「行学二道」を実践し、さらに大きく成長してほしいと願っています。
暖かな風が頬をなでる季節となり、美しい桜が新入生の晴れの日を祝うかのように咲き誇る4月9日(月)、「平成24年度佼成学園中学校・高等学校入学式」が挙行されました。新入生たちは緊張をその顔になじませながらも、これから待つ新たな学校生活に対する期待を胸に登校してくれました。昨年度は東日本大震災の影響により、本校体育館が会場となりましたが、今年度は例年通り普門館にて盛大かつ厳粛な雰囲気のなか執り行うことができました。入場を待つ新入生の顔つきは凛々しく、はじめて袖を通した制服も似合っていたように思います。
開式時刻の10時になると、「新入生入場」のアナウンスとともに、中学4クラス・高校7クラスの新入生が堂々と入場しました。式場全体から拍手が起こり、新入生諸君は大変立派に見えました。
「開式の辞」に続き、榎並学校長より「新入生入学許可」そして「訓示」がありました。人間が大きく成長するために必要な心構えとして、「謙虚・素直・感謝」が大切であることを説きました。
そして酒井学園理事長より「式辞」です。
サミュエル・ウルマン氏の「青春」という詩を紹介し、「理想を持っていれば、いつだって青春である。貪欲に学び続ける姿勢を持ってほしい」というお話がありました。
また、「学習」の「習」という字は「羽」に「白」と書くが、「羽」は親鳥が雛鳥に羽ばたき方を繰り返し教えることを意味し、「白」は真っ白な気持ちや、真っ白なキャンバスに自分たちの未来を描いていくのだということを意味しているという話をしてくれました。
新入生諸君は皆真剣に、学校長と学園理事長の話を聴いていました。学校長の訓辞にあったように、「謙虚」な姿勢で「素直」に静聴しているように見受けられました。
新入生代表生徒の飯田耕士君が立派に誓いの詞を述べました。
「本日、私達新入生一同の心は、佼成学園に晴れて入学できた喜びと、未来に対する希望で満ちあふれています。
今日に至るまで私達を支えて下さった両親、並びにお世話になった方々に深く感謝申し上げます。これより私達は、校訓である『行学二道』を重んじ、勉学に励むだけでなく、世の中の役に立つ人間にならんと日々精進します。
また、学園生活を通じて仲間と共に道徳的な心、豊かな感性を育んでいきたいと思います。そして、何事にも主体性をもち、積極的に取り組んでいきたいと思います。
これから私達は佼成学園の生徒として、新たな一歩を踏み出します。私達の前には苦しいこと、辛いこと、様々な苦難が立ちはだかるでしょう。しかし、私達には信頼できる仲間、先輩、そして多くの先生方がいます。このような信頼できる仲間達と共に、お互いを助け合い、自らを高めあって いけば、どんなに辛いことでも必ず乗り越えていけると信じています。
最後になりましたが、私達は勉学に励むだけでなく、全てのことに積極的に取り組むことで、社会に出ても主体性を発揮できる人間になることをここに誓って、私達の『誓いの詞』とさせていただきます。」
新入生退場時の、決意を新たにした生徒諸君の表情が印象的でした。この後、各ホームルーム教室にて最初のホームルームが開かれました。各ホームルームでは担任教諭の自己紹介や各種連絡、配布物などがありました。多くの保護者の方たちにも入室していただきました。新入生たちは皆、しっかり先生の話に耳を傾けています。
その真剣な眼差しに、学級担任も気持ちが引き締まり、生徒たちの成長を全力でサポートしていこうと決意を新たにします。
新入生諸君、保護者の皆様、本日は誠におめでとうございました。そして、ありがとうございました。
いよいよ来週の9日(月)、平成24年度佼成学園中学校・高等学校入学式
が挙行されます。
正門の桜もほぼ満開となり、新入生諸君を迎える準備が整っております。
当日は以下のスケジュールでお願いいたします。
◆集 合
新入生 9:20
中学1年生 中学棟1階ホームルーム教室
高校1年生 高校棟1階ホームルーム教室
※各フロアに掲示してあるクラス発表を見て教室に
入ってください。
保護者
直接普門館へお越しください。
◆持ちもの
うわばき、筆記用具
※学生服詰襟の右側に学園章をつけてください。
◆当日提出書類
健康調査票など(中学は3票、高校は2票を所定の封筒に入れてご提出ください。)
※各教科からの課題、学級理事選出のためのアンケートは翌日10日(火)の提出になります。
入学式は10:00開式となります。また、式終了後にはそれぞれの教室にて最初のホームルームがおこなわれます。お時間の許す保護者の方は是非ご出席ください。なお、普門館からホームルーム教室までは本校教職員が誘導いたします。会場アナウンスに従って、ご退場ください。
それでは当日、お待ちしております。
本日、4月5日(木)、本校の吹奏楽部による第1回定期演奏会が行われました。
昭和58年の創部以来、念願の第1回定期演奏会を実施する運びとなりましたが、当初は昨年のこの時期に計画されておりました。ところが、いざ本番というところで、東日本大震災が勃発し、演奏会を見送る決断をいたしました。
今回は、満を持しての開催でした。本校在校生の保護者のみなさま、さらにはこれから入学される新1年生やその保護者の方々、近隣の方々にご来場いただき、すばらしいひと時が共有できたのではないかと思います。600人が収容できるセシオン杉並の大ホールもほぼ満席で、応援に来てくれた佼成学園女子吹奏楽部のみなさんが後方の席を空けてくれる場面もありました。
本当に多くの方々にご来場いただき、誠にありがとうございました。演奏する吹奏楽部の部員たちの表情にもうれしさが溢れていました。
昨年度の本校吹奏楽部の活動は、「東京都高等学校吹奏楽コンクール」BⅡ部門で金賞、「東京都高等学校アンサンブルコンサート」の2部門でも金賞など、これまでにない充実ぶりでした。
本校の吹奏楽部部員は、入学してから初めて楽器に触れた生徒が大多数を占めています。それでもここまで成長できたことは彼らの日々の努力のたまものです。本日の演奏は部員30名とOB3名の計33名によるものでしたが、それ以上の迫力が会場いっぱいに響きわたっていまいした。
24年度もさらに躍進が続きますよう、皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
△ほぼ満席のセシオン杉並大ホール △学園理事長挨拶
【第1部】は「アルセナール」で幕開け、続いて東京都高等学校吹奏楽コンクールで金賞に輝いた「アニー・ムーアの祈りの詩」が演奏されました。聴いている者の頭の中に懐かしい情景が浮かんでくるような幻想的な調べに場内が魅了されました。
3曲目の「アルメニアン・ダンスPartⅠ」の後には、「ウェントス」~クラリネット3重奏、そして「ルナ」~打楽器5重奏と続きました。
△クラリネット3重奏、そして打楽器5重奏、ともに東京都高等学校アンサンブルコンサートで金賞の実力!
3重奏の美しさ、打楽器の強弱で惹きつける実力に、場内からは大きな拍手が巻き起こりました。
休憩をはさみ、【第2部】では会場のみなさまが聴いたことのある曲が続きました。
△「シング・シング・シング」では動きのある演奏で観客を魅了。
△演奏の合間に、ストーリー性のある余興をまじえて飽きさせない演出に脱帽です。
△「Mr.インクレディブル」「魔女の宅急便コレクション」「ライオン・キング」はどれもおなじみ、子供から大人まで会場内の誰もが楽しむことができました。
その後も「ルパン三世のテーマ」と続き、会場は一気に盛り上がりを見せました。
プログラムにはなかったことですが、今春卒業した佼成学園吹奏楽部のOBと今年度高校3年生になる部員に対して、吹奏楽部としての卒業式が行われました。部内のプライベートな行事ではありましたが、会場のみなさまにあたたかい拍手をいただきました。ありがとうございました。
さらに、こんどは吹奏楽部員からサプライズで顧問への花束贈呈があったりと、部内の絆の強さがうかがえる場面がありました。お付き合いくださった会場のみなさま、重ねてお礼を申し上げます。
プログラム最後は「オーメンズ・オブ・ラブ」。そして場内のアンコールに応えて「威風堂々」。会場全体が湧き上がるようでした。
△第1回とはいえ、堂々とそして繊細な演奏をしてくれた吹奏楽部員たち。会場からは大きな拍手が送られました。
特に、最後の「威風堂々」は今後の定期演奏会でも必ず演奏いたします。これから卒業してゆく生徒たち、そして既に卒業したOBの方々がいつ戻ってきても参加できるように、その願いを込めて毎年、この曲をプログラムに加えておきます。
私立学校の魅力の1つは、「いつ戻ってきてもそこに学校があり、恩師がいる」ことです。また、今回の吹奏楽部のように、一つの目標に向かって気持ちを同じくし、日々練習を重ねてきた絆は一生の宝となるでしょう。
実際に演奏を聴きに駆けつけてくださったOBの方々。右端の青いジャケットの方は本校吹奏楽部の創部にたずさわった古谷敏郎様。現在はNHKのアナウンサーとしてご活躍中です。
本日は多くの方々にご来場いただき、誠にありがとうございました。次回の定期演奏会を楽しみにしていただけたら幸いです。