中学1年の総合学習では『自然と人間』をテーマに、自然教室、校外学習、文化祭と様々な体験を通じて、自然や人間についてはもちろん、スライド作成や発声、発表の方法等多くのことを学んできました。
その集大成として中学1年修学論文を作成し発表会を行いました。
普段物静かな生徒が堂々と発表する姿を見たり、高校範囲の内容や、自分でプログラミングした動画を披露したりとクラスメイトもそうですが、我々も驚くような発表が多くありました。
質疑応答の時間は白熱し、予定した時間を大幅に過ぎてしまう程充実した時間になりました。修学と銘打っていますが、まだまだ先は長いです。これを機により多くの学びにつなげていくことを期待しています。
1月13日に高校2年生の総合学習としてOB講演会「行学二道の最前線」が開催されました。
同窓会のご協力をいただき、IT企業や商社、公認会計士、メディアで活躍する佼成学園の先輩方にご登壇いただきました。ありがとうございました。
第1部の講演会では、各氏とも仕事のやりがいや生活に関する心構え、勉強の大切さなどを話してくださり、高2生も普段ではなかなか聞くことができない社会人の生の声を真剣に聞いていました。
また、第2部の交流会では、講演者の皆さんと生徒が直接話を交し合う機会を設けることができました。全体会ではできなかった踏み込んだ話を講演者に質問しながら盛り上がっていました。就職、あるいは就職活動を控えた本校の卒業生チューターも参加し、今後のためのコネクションづくりや、参考になる情報を交換できる機会となりました。
佼成学園中学校・高等学校 国語科では、11月28日に佼成学園中学校3年生と奈良県生駒市立光明中学校2年生の教室をインターネットで繋いで互いの会場の画面に投影し、知的書評合戦「ビブリオバトル」の研究授業を行いました。
ICTを活用した授業が浸透し、遠隔授業の可能性も探っている東京の私立佼成学園と、生駒市というビブリオバトルの盛んな地域で多くの経験を積んできた光明中学校が、オンラインでビブリオバトルを行い、「異文化交流」をするという新しい試みです。
(概要は左の画像からpdfファイルでご覧ください)
当日に向け、ビブリオバトルの指導やオンライン通話の技術的検討をすすめ、この日を迎えることができました。また、多くの校内の教員や生徒、取材の方にお集まりいただきました。
実際に奈良と回線が結ばれて実際の授業が始まると、生徒たちは画面の向こうにいる奈良の中学生たちに興味津々。
通話回線のタイムラグも心配に及ぶほどではなく、まるで画面の向こうの生徒がすぐ近くにいるかのように円滑な授業の運びとなりました。
光明中学校と佼成学園、それぞれ3名のプレゼンターが思い思いに本をプレゼン。
最後の投票にて、勝利を得たのはビブリオバトルベテランの光明中学校、と思いきや佼成学園の生徒でした。また再びこのような機会を持てることを願いながら、無事に授業を終えることができました。
ご協力頂きました皆様、誠に有難うございました。
12月4日追記:「ICT教育ニュース」様に取り上げて頂きました。記事はこちら。