« 【新中1・新高1のみなさまへ】平成24年度入学式のお知らせ | メイン | 平成24年度 第1学期始業式 »

2012/04/10

平成24年度佼成学園中学校・高等学校入学式が挙行されました


3_8
暖かな風が頬をなでる季節となり、美しい桜が新入生の晴れの日を祝うかのように咲き誇る4月9日(月)、「平成24年度佼成学園中学校・高等学校入学式」が挙行されました。新入生たちは緊張をその顔になじませながらも、これから待つ新たな学校生活に対する期待を胸に登校してくれました。昨年度は東日本大震災の影響により、本校体育館が会場となりましたが、今年度は例年通り普門館にて盛大かつ厳粛な雰囲気のなか執り行うことができました。入場を待つ新入生の顔つきは凛々しく、はじめて袖を通した制服も似合っていたように思います。
開式時刻の10時になると、「新入生入場」のアナウンスとともに、中学4クラス・高校7クラスの新入生が堂々と入場しました。式場全体から拍手が起こり、新入生諸君は大変立派に見えました。



「開式の辞」に続き、榎並学校長より「新入生入学許可」そして「訓示」がありました。人間が大きく成長するために必要な心構えとして、「謙虚・素直・感謝」が大切であることを説きました。


Photo_10
そして酒井学園理事長より「式辞」です。
サミュエル・ウルマン氏の「青春」という詩を紹介し、「理想を持っていれば、いつだって青春である。貪欲に学び続ける姿勢を持ってほしい」というお話がありました。
また、「学習」の「習」という字は「羽」に「白」と書くが、「羽」は親鳥が雛鳥に羽ばたき方を繰り返し教えることを意味し、「白」は真っ白な気持ちや、真っ白なキャンバスに自分たちの未来を描いていくのだということを意味しているという話をしてくれました。
新入生諸君は皆真剣に、学校長と学園理事長の話を聴いていました。学校長の訓辞にあったように、「謙虚」な姿勢で「素直」に静聴しているように見受けられました。
Photo_11
新入生代表生徒の飯田耕士君が立派に誓いの詞を述べました。
 「本日、私達新入生一同の心は、佼成学園に晴れて入学できた喜びと、未来に対する希望で満ちあふれています。
 今日に至るまで私達を支えて下さった両親、並びにお世話になった方々に深く感謝申し上げます。これより私達は、校訓である『行学二道』を重んじ、勉学に励むだけでなく、世の中の役に立つ人間にならんと日々精進します。
 また、学園生活を通じて仲間と共に道徳的な心、豊かな感性を育んでいきたいと思います。そして、何事にも主体性をもち、積極的に取り組んでいきたいと思います。
 これから私達は佼成学園の生徒として、新たな一歩を踏み出します。私達の前には苦しいこと、辛いこと、様々な苦難が立ちはだかるでしょう。しかし、私達には信頼できる仲間、先輩、そして多くの先生方がいます。このような信頼できる仲間達と共に、お互いを助け合い、自らを高めあって  いけば、どんなに辛いことでも必ず乗り越えていけると信じています。
 最後になりましたが、私達は勉学に励むだけでなく、全てのことに積極的に取り組むことで、社会に出ても主体性を発揮できる人間になることをここに誓って、私達の『誓いの詞』とさせていただきます。」


Hr_6
新入生退場時の、決意を新たにした生徒諸君の表情が印象的でした。この後、各ホームルーム教室にて最初のホームルームが開かれました。各ホームルームでは担任教諭の自己紹介や各種連絡、配布物などがありました。多くの保護者の方たちにも入室していただきました。新入生たちは皆、しっかり先生の話に耳を傾けています。
その真剣な眼差しに、学級担任も気持ちが引き締まり、生徒たちの成長を全力でサポートしていこうと決意を新たにします。



Photo_12
新入生諸君、保護者の皆様、本日は誠におめでとうございました。そして、ありがとうございました。