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2012/04/05

第1回定期演奏会 聴衆を魅了した2時間 ~吹奏楽部~

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 本日、4月5日(木)、本校の吹奏楽部による第1回定期演奏会が行われました。

 昭和58年の創部以来、念願の第1回定期演奏会を実施する運びとなりましたが、当初は昨年のこの時期に計画されておりました。ところが、いざ本番というところで、東日本大震災が勃発し、演奏会を見送る決断をいたしました。

 今回は、満を持しての開催でした。本校在校生の保護者のみなさま、さらにはこれから入学される新1年生やその保護者の方々、近隣の方々にご来場いただき、すばらしいひと時が共有できたのではないかと思います。600人が収容できるセシオン杉並の大ホールもほぼ満席で、応援に来てくれた佼成学園女子吹奏楽部のみなさんが後方の席を空けてくれる場面もありました。

 本当に多くの方々にご来場いただき、誠にありがとうございました。演奏する吹奏楽部の部員たちの表情にもうれしさが溢れていました。

 昨年度の本校吹奏楽部の活動は、「東京都高等学校吹奏楽コンクール」BⅡ部門で金賞、「東京都高等学校アンサンブルコンサート」の2部門でも金賞など、これまでにない充実ぶりでした。

 本校の吹奏楽部部員は、入学してから初めて楽器に触れた生徒が大多数を占めています。それでもここまで成長できたことは彼らの日々の努力のたまものです。本日の演奏は部員30名とOB3名の計33名によるものでしたが、それ以上の迫力が会場いっぱいに響きわたっていまいした。

 24年度もさらに躍進が続きますよう、皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

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      △ほぼ満席のセシオン杉並大ホール          △学園理事長挨拶

 【第1部】は「アルセナール」で幕開け、続いて東京都高等学校吹奏楽コンクールで金賞に輝いた「アニー・ムーアの祈りの詩」が演奏されました。聴いている者の頭の中に懐かしい情景が浮かんでくるような幻想的な調べに場内が魅了されました。

 3曲目の「アルメニアン・ダンスPartⅠ」の後には、「ウェントス」~クラリネット3重奏、そして「ルナ」~打楽器5重奏と続きました。

   

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△クラリネット3重奏、そして打楽器5重奏、ともに東京都高等学校アンサンブルコンサートで金賞の実力!
 3重奏の美しさ、打楽器の強弱で惹きつける実力に、場内からは大きな拍手が巻き起こりました。



 休憩をはさみ、【第2部】では会場のみなさまが聴いたことのある曲が続きました。

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△「シング・シング・シング」では動きのある演奏で観客を魅了。


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△演奏の合間に、ストーリー性のある余興をまじえて飽きさせない演出に脱帽です。


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△「Mr.インクレディブル」「魔女の宅急便コレクション」「ライオン・キング」はどれもおなじみ、子供から大人まで会場内の誰もが楽しむことができました。


 その後も「ルパン三世のテーマ」と続き、会場は一気に盛り上がりを見せました。



P1090797 プログラムにはなかったことですが、今春卒業した佼成学園吹奏楽部のOBと今年度高校3年生になる部員に対して、吹奏楽部としての卒業式が行われました。部内のプライベートな行事ではありましたが、会場のみなさまにあたたかい拍手をいただきました。ありがとうございました。




P1090800 さらに、こんどは吹奏楽部員からサプライズで顧問への花束贈呈があったりと、部内の絆の強さがうかがえる場面がありました。お付き合いくださった会場のみなさま、重ねてお礼を申し上げます。




 プログラム最後は「オーメンズ・オブ・ラブ」。そして場内のアンコールに応えて「威風堂々」。会場全体が湧き上がるようでした。

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△第1回とはいえ、堂々とそして繊細な演奏をしてくれた吹奏楽部員たち。会場からは大きな拍手が送られました。


 特に、最後の「威風堂々」は今後の定期演奏会でも必ず演奏いたします。これから卒業してゆく生徒たち、そして既に卒業したOBの方々がいつ戻ってきても参加できるように、その願いを込めて毎年、この曲をプログラムに加えておきます。


 私立学校の魅力の1つは、「いつ戻ってきてもそこに学校があり、恩師がいる」ことです。また、今回の吹奏楽部のように、一つの目標に向かって気持ちを同じくし、日々練習を重ねてきた絆は一生の宝となるでしょう。

 
P1090828 実際に演奏を聴きに駆けつけてくださったOBの方々。右端の青いジャケットの方は本校吹奏楽部の創部にたずさわった古谷敏郎様。現在はNHKのアナウンサーとしてご活躍中です。
 
 


 本日は多くの方々にご来場いただき、誠にありがとうございました。次回の定期演奏会を楽しみにしていただけたら幸いです。