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2010年5月

2010/05/24

佼成ナラティブ・コミュニティを行いました

Top_2 3年以上続いている佼成ナラティブ・コミュニティの今年度からの新企画「○○教諭と語ろう!」。校内の名物教諭をゲストスピーカーとして、自身の教員としてのやりがいから失敗談までオープンに語ってもらい、教諭同士の実践に生かせる学びを得る場です。

 
今回のスピーカーは小林孝至教諭。現在高校1年生のクラス担任ですが、昨年度まで中学&高校の6年間を見守って、生徒たちを送り出したばかりです。小林教諭は、現在は高校アメリカンフットボール部の顧問ですが、本校の卒業生でもあり、現役時代は日本を代表するプレーヤーの一人でした。


 現在も高校アメリカンフットボール部は6月の関東大会に向けて、ハードな練習を積み重ねていますが、小林教諭は生徒たちに「勝たせる」ための練習をさせたり、「勝たせる」ための采配をするのではなく、生徒自身が「どうしたいのか?」ということを一番大切にして指導をするのだと言います。

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生徒の自主性を引き出しながらも、指導者として譲れないところはしっかりと示していく。そんな小林教諭の指導のもと、クラスでも部活でも、生徒たちは明るく活発であると同時に一線は超えないように自分たちで律していく、そんな風に育っていってくれているようです。

 
また質問の時間では小林教諭のご自身の子育て論から家庭円満の秘訣(?)まで話は及び、前回のナラティブコミュニティに続き、今回も充実した学びの時間を持つことができました。

          ~ コウセイ、実感。~ 佼成学園中学高等学校

2010/05/22

アメリカンフットボール部、惜しくも優勝を逃す

2010_0516004 5月16日(日)、アミノバイタルフィールドにて春季東京都大会決勝が行われ、早稲田大学高等学院と対戦しました。

試合は、佼成学園が先制、前半第2クオーターを9-6とリードして折り返しました。
後半も開始早々にタッチダウンを奪ってリードを広げましたが、その後早稲田大学高等学院も底力を発揮、徐々に点差をつめられ第4クオーターで逆転され、そのまま試合終了となり、残念ながら優勝とはなりませんでした。

この結果、佼成学園は東京都2位で関東大会へ進出することとなりました。関東大会は6月6日(日)10:00よりアミノバイタルフィールドにて埼玉茨城千葉1位の立教新座高校と対戦します。

関東高等学校アメリカンフットボール連盟のホームページへ



(QB水澤祐紀くんの談話)
 チーム全員が各自の役割をしっかりとこなして全力で戦いましたが、このような結果に終わりとても残念です。そういう意味では、まだ力を出しきれていなかったと思うので、関東大会ではキャプテンを中心に全員が一丸となり、さらにチーム力を向上させて、優勝を目指してがんばります。
 応援してくださった皆様には、優勝できず申し訳ない気持ちですが、皆様の応援のおかげでここまで来ることができたと思います。心から感謝申し上げます。
 これからも皆様に応援していただけるよう、一生懸命練習し、人間としても成長し、精一杯がんばります。

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いよいよ決勝戦が始まります。                      QB水沢くんのパス。

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ハーフタイム。後半もがんばろう。                     早大学院の攻撃を全力で止める。

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試合終了。残念ながら敗れるも、東京都準優勝は立派な成績。関東大会でもがんばります。

                                         ~ コウセイ、実感。~ 佼成学園中学高等学校

2010/05/15

進学説明会を行いました

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5月15日(土)に、高校三年生の保護者を対象とした進学説明会が行われました。


 進路指導部から、受験の概要から細かいデータまで様々な情報が提供され、進路指導部長より大学受験全般に関する説明がありました。今年の春に卒業した生徒たちが、高三の一年間をどのようにして過ごして合格を勝ち取ったかなどの具体的な話しもあり、一時間という限られた時間でしたが、とても有意義な説明会となりました。
 
多くの保護者の皆様にご参加いただき、大学進学に対する意識の高さを感じると同時に、私たちスタッフもこの最後の一年間、生徒たちを全力で応援していこうとあらためて心に誓いました。

Hp_3 進学説明会後は、クラス懇談会を行いました。





  ~ コウセイ、実感。~
         佼成学園中学高等学校

2010/05/14

中2理事長講話を行いました

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5月12日(水)、中学2年生は理事長講話を行いました。中学2年生に進級して初めての理事長講話です。

 
今回は『人は他人を幸せにすることでしか幸せになれない』というテーマでお話を伺いました。

 
東京ディズニーランドのスタッフは、お客様が満足できるよう、常にこのことを実践しているそうです。

 
例えば、お子様ランチを提供しているレストランに、子どもを亡くしてしまった夫婦が訪れた時のことです。子どもとの思い出としてお子様ランチを注文したいという夫婦の願いをかなえるため、スタッフは3人分の席とお子様ランチを用意したのです。年齢制限ゆえ普段は食べることのできないお子様ランチですが、そのスタッフのおかげで、夫婦は涙が止まらないくらい充実した時間を過ごすことができました。

 
もう一つの例では、「子どもがディズニーキャラクターのサイン入りのサイン帳を落としてしまった」とお父さんがインフォメーションに問い合わせたときのことです。インフォメーションの係員の必死の捜索にも関わらずサイン帳を見つけることができませんでした。そこで係員はキャラクターのサイン入りのサイン帳を別に用意し、その子どもへ渡しました。その子どもは脳腫瘍のため余命が短く、思い出作りのためにディズニーランドを訪れていたのでした。インフォメーションの係員はそうとは知らずに対応したものの、後日そのサイン帳を毎晩見ては「お父さんありがとう」と言いながら安らかに息を引き取ったことを知り、人のために熱心にやってよかった、生き甲斐を感じたそうです。

 
これらの事例をあげながら、理事長先生は中学2年生へ、『一生懸命に取り組み、人のために役立つことを心がけましょう。』、『自分から興味を持って勉強しましょう。そうすれば先生もその気持ちに応えて教えてくれるでしょう。』と話して講話を締めくくりました。生徒たちはみんな真剣な表情で聞いていました。中には感動的な話に少し目を潤ませている生徒もいました。その様子を見て、中学2年生の生徒たちは、必ず人のために行動できる若者に育つだろうと確信しました。

                       ~ コウセイ、実感。~  佼成学園中学高等学校

2010/05/12

高校アメリカンフットボール部東京都大会決勝へ進出!!

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試合は足立学園が先制し、本校が追いついてはまたはなされる緊迫した試合展開となりましたが、前半終了間際に得点しリードを奪うと、後半はさらに得点差を広げて47-25で勝ちました。体格差でかなり圧倒されましたが、粘り強くプレーを続けたことが効果的でした。

決勝戦は、5月16日(日)にアミノバイタルフィールドにて早稲田大学高等学院と対戦します。


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キャプテン武内くんの話

「来週の相手は宿敵早大学院。残された時間は限られていますが気合を入れて練習して、勝ちたいです。」













~ コウセイ、実感。~  
         佼成学園中学高等学校

2010/05/08

連休中の生徒たちの活躍を見て

 連休中はソフトテニス部・アメリカンフットボール部・ハンドボール部の試合や高校野球部の合宿に応援や激励に行きました。どの部活動もひたむきに熱い心を持って試合に合宿に頑張っていました。


ソフトテニス部、アメリカンフットボール部、ハンドボール部が関東大会の東京都予選を勝ち抜き、見事に関東大会の東京代表を勝ち取りました。本当におめでとう!日頃の「行学二道」の実践のたまものです。関東大会でも自分達の力を100%発揮出来るように頑張って欲しいと思っています。


 この連休中は暑い日が続いたこともあり、選手達は体調の管理や体力の維持に大変だったと思いますが、どの生徒も若さで乗り切っていました。私も連休中は一日の休みも取れませんでしたが、生徒達から元気(若さ?)をわけてもらいました。生徒達と共に喜び、感動することで、日頃のストレスも解消してしまったようです。

 各クラブの関東大会へはもちろん応援に行く予定です。皆様と試合会場でお会いできることを心より楽しみにしております。

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生徒たちが元気いっぱいにがんばっている姿が、
            私の活力の源なのです。


失敗を恐れずに何事に対しても
         積極的にチャレンジしましょう!



~ コウセイ、実感。~
           佼成学園中学高等学校

2010/05/07

中学野球部第3ブロック大会あと一歩及ばず

先月末に行われた杉並区春季大会にて準優勝した本校は、都大会の出場権を獲得すべく、5月4日から行われた第3ブロック(杉並・中野・練馬)大会に出場しました。

初戦は練馬区4位の大泉北中学校と対戦。投打ががっちりとかみ合い、10-0の5回コールドで勝ちました。

その後、いよいよ都大会の出場権を獲得すべく、練馬区1位の強豪、旭丘中学校と対戦しました。初回に見事なスクイズで先制。強豪校相手でも十分にたたかえるという手ごたえがありましたが、さすが百戦錬磨の強豪校、付け入る隙のない完璧な野球でチャンスをつくると、一挙6点の猛攻。その後、気を取り直してたたかうも、何とか1点を返すのが精一杯でした。結果2-6で敗れ、残念ながら都大会への出場権は得られませんでした。

強豪校相手に、力の差を見せ付けられた結果となりましたが、選手たちはのしかかる重圧を跳ね返して自分たちの野球をすることができました。この悔しさを忘れずに、夏の大会では結果を残せるようにがんばりたいと思います。

多くの皆様から励ましの言葉をいただいたり、当日応援にお越しいただいたり、とても大きな力をいただきました。ここまで善戦できたのも皆様のおかげであると心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

佼成学園 10-0 練馬区立大泉北 (5回コールド)
佼成学園  2-6 練馬区立旭丘

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都大会出場を目指して!試合開始                      全員一丸となっての守備。

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投打がかみ合って初戦は大勝利。夏こそ都大会出場だ!!

                                          ~ コウセイ、実感。~  佼成学園中学高等学校


2010/05/06

高校アメリカンフットボール部、関東大会出場を決める!

高校アメリカンフットボール部が関東高等学校アメリカンフットボール大会関東予選に出場しています。

3回戦、準々決勝ともチャンスを確実に得点に結びつけることができ、勝利しました。
準々決勝の結果、東京都で4位以上が確定し、関東大会への出場権を獲得しました。

3回戦   佼成学園 35- 7 都立富士
準々決勝 佼成学園 21- 3 明治学院


準決勝は、5月9日(日)13:00より、早稲田大学東伏見グラウンドにて、足立学園との対戦です。

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今日の相手は明治学院高校。お互いにミスを出さない緊迫したゲーム展開に。

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数少ないチャンスを確実に生かして、3本のタッチダウンを決めました。

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ハンドボール部、関東大会初出場を決める勝利!

 ハンドボール部が東京都高等学校ハンドボール春季大会(兼 関東大会都予選)に出場しました。前回の大会で好成績を残したことにより、今大会ではシード校4校のひとつとして、4回戦からの登場でした。そして、4回戦対筑波大附属、準々決勝対都立神代と順調に勝ち進み、見事にベスト4入り、そして同時に佼成学園高等学校ハンドボール史上初となる関東大会出場の権利を獲得しました。準決勝は、東海大菅生高校と対戦、24-28で敗れましたが、強豪校を相手に善戦できたことは大きな収穫でした。

また、3位決定戦では、やはり強豪都立東大和高校と対戦、両校とも譲らず27-27で延長戦に突入しました。最後は本校の粘り強さがわずかながらも相手を上回り、33-28で勝つことができました。

素晴らしい会場にて試合できたこと、多くの皆様に応援をいただいたことに心より感謝申し上げます。ありがとうございました。関東大会でも精一杯たたかいます。

4回戦   佼成学園 38-15 筑波大附属
準々決勝 佼成学園 42-28 都立神代
準決勝   佼成学園 24-28 東海大菅生
3位決定戦佼成学園 33-28 都立東大和

 関東大会は6月4日(金)~7日(月)に埼玉県で開催されます。

東京都ハンドボール協会のホームページへ

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関東大会出場をかけた準々決勝                初の関東大会出場を決めて喜ぶ選手たち

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3位決定戦は延長戦へ突入!!                     関東大会でも精一杯がんばります!!


                                         ~ コウセイ、実感。~  佼成学園中学高等学校

2010/05/02

佼成ナラティブコミュニティを行いました

佼成ナラティブ・コミュニティは本校教職員の自主的な集まりで、現場の知恵や悩みを語り合って共有し、学びあう場として、月に1回ずつ行っています。コーチングの手法に触れることで、生徒とのコミュニケーション能力の向上におおきな効果をあげています。既に3年半ほど継続していますが、今年度から新企画を立ち上げました。題して「○○先生と語ろう!」。校内の名物教諭をゲストスピーカーとして、自身の教員としてのやりがいから失敗談までオープンに語ってもらい、そこから教職員同士が聴き語り合うことで、自分達自身の実践に生かせる学びを得る場です。

4月30日(金)、記念すべき第1回目のスピーカーは八十川教諭。現在中1学年主任ですが、3月までは中学の学年主任を3年間務めて、生徒たちを高校へ送り出したばかりです。八十川教諭と言えば、生徒の間では「厳しい!」と評判ですが、同時に「とても優しい」とも口々に言います。実際、卒業してからも八十川教諭を慕って訪れる卒業生も多くいます。そんな「厳しい中にも暖かさのある指導の秘訣」を聞きたい若手の教員を中心に20名近くの教職員が集まり、熱心にその話に聴き入っていました。

質問もたくさん出ました。例えば「学年、部活に大活躍の八十川先生ですが、一体いつストレスを解消するのですか?」という質問への答えは、何と「部活中」。生徒とキャッチボールをしたり、ノックをしたりして、八十川先教諭自身大好きな野球を通じて、生徒と「勝負する」ことが何よりのストレス解消だそうです。ちなみにご家庭ではお子さんとキャッチボールをすることで、少ない時間の中でコミュニケーションをとっているそうですが、奥さんは、と水を向けると、苦笑していました(ここで大きく頷く教員も多々いましたが、みんな身に覚えがあるのでしょう)。

このようになごやかな雰囲気のなかで、日頃はなかなか十分に語り合うことができない、教員個々の哲学や体験などの深い話を聴いて、学び、刺激を得て、日々頑張っています!

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まずは、日常の勤務で疲労した体をほぐしてリラックス。

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第1回のゲストは八十川教諭               「場の掟」を確認します

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終始和やかな雰囲気で行われます。            最後にグループごとに振り返りをします。

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佐藤扶由夫(さとう ふゆお)

      英語科教諭/スクールコーチ

 佼成学園に勤務して約20年。自身の指導の向上を求めて、教師学やカウンセリングなど様々な手法を探求する中でコーチングと出会う。現在は同僚教職員のコーチングセッション及び会議のファシリテーションを授業と並行して行っている。

CPCC(米国CTI認定プロフェッショナル・コーアクティブ・コーチ)

PCC(国際コーチ連盟プロフェッショナル認定コーチ)

2009年ICF(国際コーチ連盟世界大会)分科会「One World, Many doors」発表者

「先生たちにもっともっと元気になってもらいたい」と佐藤コーチ

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