校外授業のスタート時間に合わせてくれたかのように雨が上がり、澄みきった青空の下、5月2日(木)、鎌倉にて校外授業を実施しました。懸念された天候には幸運にも恵まれましたが、もう一つの心配はその場所。昨年よりさらに遠方となる鎌倉に、無事時間通りに皆が集合してくれるだろうかという不安が無かったわけではありません。しかし、当日はほとんどの生徒が集合時間より早く姿を見せてくれ、9時30分までに誰一人遅れることなく集合してくれました。そのおかげで、すべての班が予定通り出発することができました。さすがは三年生です!ご家庭のご協力も大きいとはいえ、大変立派だったと思います。
▲鎌倉駅に時間通りに集合してくれました ▲地図を見てこれからのルートを確認します
今回は各班で事前に下調べを行い、散策するコースや昼食の計画なども生徒たち自身が決めて、廻っていきます。鶴岡八幡宮か高徳院の大仏というチェックポイントはあるものの、昨年度よりも生徒たちの自主性に委ね、ある意味では任せて動いてもらうことにしました。修学旅行の予行練習も兼ねて行われる今回の校外学習で、我々教職員の目がなくとも、分別ある行動や、周囲の方への配慮ができるかどうかが鍵になってきます。失敗をしてしまった生徒も中にはいましたが、私たちとすれ違うほとんどの班が遠くから見ていても「彼らなら大丈夫だ」と思える振る舞いだったように思います。
▲今回は自分たちで決めたコースで廻ります ▲鶴岡八幡宮のおみくじで大吉を引いた生徒
景観を大切にする鎌倉の街並みは、東京のそれとは異なり、その佇まいにはこれまで育んできた文化の香りや歴史を感じさせる風情があり、何気なく歩いているだけでも古都ならではの雰囲気を感じられたのではないでしょうか。我々スタッフも散策する中で生徒たちを見かけましたが、銭洗弁財天でにやつきながらお札を洗っている生徒、大仏の前で記念撮影をする生徒、鶴岡八幡宮で手を合わせて何かを祈っている生徒、長谷寺に咲く美しい牡丹を眺める生徒、小町通りで紫いもソフトクリームに舌鼓を打つ生徒と、思い思い鎌倉を満喫していたようでした。そして、楽しそうに談笑している姿を見ると、新しいクラスメイトとの親睦を深めることという目的も十二分に達成できたように感じられました。なかにはインフルエンザ等の理由で参加することが叶わなかった友人にお土産を購入している生徒もおり、その気遣いに我々教職員の心も温まりました。
▲新しいクラスメイトとの親睦も深まりました ▲大仏の前で記念撮影!
こうして、学校から学びの場を移して、鎌倉でしか学べないことを体験することができました。また、新しいクラスメイトと親睦を深めていくことにも成功したように思います。机の上では学ぶことができない、実り多い校外学習となりました!!
5月2日(木)に高3校外授業がありました。
高校3年生は東京ディズニーリゾートに行ってきました。
各班、ディズニーランドとディズニーシーのどちらかを選択し、1日自由行動を行いました。
新しいクラスになったばかりなので、親交を深める良い機会になりました。
天候にも恵まれ、生徒たちも受験勉強の束の間の休息を十分に満喫したようです。
明日から連休に突入ですが、高3諸君は夢の国の気分のまま無為に過ごすのではなく、
気持ちをリフレッシュして、自分のやるべきことに邁進して欲しいと願っています。
ゴールデンウィークには学校で開催される集中講義もあります。
以下その告知とディズニーランドでの生徒諸君の写真を掲載いたします。
![]() ▲A組 |
![]() ▲BC組 |
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![]() ▲G組 |
高校バスケットボール部は、平成25年度春季大会兼関東大会予選にBブロック89番で出場中です。
第1回戦 佼成学園 113-57 東京工大附科学技術
第2回戦 佼成学園 124-49 都松が谷
第3回戦 佼成学園 82-130 世田谷学園
4月28日(日)第3回戦に出場し、残念ながら敗れました。応援くださった皆様ありがとうございます。
東京都高体連男子バスケットボール専門部公式サイトへ
過去の試合結果
杉並区高等学校大会
予選リーグ
佼成学園 75-33 日本大鶴ヶ丘
佼成学園 57-89 専修大附
(予選リーグ2位)
2位トーナメント
佼成学園 53-47 都杉並
佼成学園 81-47 杉並学院
(2位トーナメント優勝)
多くの皆様に応援いただきありがとうございました。
高校アメリカンフットボール部は、平成25年度春季東京都大会に出場中です。
佼成学園 41- 0 合同B(東京電機大・日大第一・駒込)
佼成学園 19-21 駒場学園
4月28日(日)に出場し、惜しくも敗戦しました。応援くださった皆様ありがとうございます。
4月25日(木)、佼成学園中学校に新しい教室が生まれました。その名は「学びの森」。
本校では中学時代に学力の基礎を身につけることが、高校進学後の飛躍的な伸びに繋がると考えています。
そして、大学受験はもとより、さらにその先のステージで通用する本物の力を養っていくために、中学時代の学習活動は大変重要であるととらえています。そこで、本校中学生の段階的な学習目標である「中学学びのスローガン」が数年前に掲げられました。
~学びのスローガン~
「学ぶ自分を好きになる」(1年生)
「学びの習慣を身につける」(2年生)
「勉強は自分の未来のために」(3年生)
その「中学学びのスローガン」を実践できる場所にしてほしいという願いを込めて、検討に検討を重ねて完成したのが中学生専用の学習スペース「学びの森」なのです。スペースの約3分の2は集団学習ゾーン、約3分の1は自習ゾーンとなっており、用途に応じて利用できます。予てより図書館以外にも自習できる場所がほしいという意欲のある生徒にとっては、完成が待ち遠しかった環境がついに整いました。
▲「ベンキョウに、わくわくしよう」のポスターで開室前から期待が高まる ▲「学びの森のたより 創刊号」
以下は「学びの森のたより 創刊号」からの抜粋です。
「学び」は楽しい
『論語』に「学びて時にこれを習ふ、またよろこばしからずや」という有名な一文があります。「学ぶ」とは先生から教えを受けること、そして「習ふ」は「温習(おさらい)会」、すなわち「先生から教えを受け、折に触れて学習仲間と共におさらいをすることは、何と喜ばしいことではないか」という意味になります。「学習」は授業後の復習をすることで、喜びに変わる。そしてそれが時に仲間とともに行われる活動であるというのは「学びの森」にぴったりです。
そして本校の校訓は「行学二道」。佼成学園にとって「学び」という営みはさまざまな活動の実践と並んで柱を成す特別なものであることも忘れてはなりません。
▲本校卒業生のチューターが見守ってくれます ▲仲間とならより前向きに学習に励めます
「森」が意味すること
森は樹木がうっそうと生い茂る場所で、一般には林よりも規模が大きく、より高い木が多いものを指します。ただ、世界中の至る所で森は周囲を守ったり精霊が宿ったりする「神秘性」を感じさせる場所としてもとらえられています。
そして、森は、我々に多彩な顔を見せてくれます。心静かに涼む所。雨宿りをする所。小鳥や小動物たちと語らう所。歩き疲れたときに束の間の休息を取る所。不意に迷い込んで抜け出せなくなる所。熊に襲われる恐怖を味わう所。
時に優しく、時に厳しく、そのいずれもが森の真実であり、森の魅力です。けれども森の真実は森に足を踏み入れないと分かりません。
▲部活動との両立もより実践しやすくなりそうです ▲入学したての中学一年生も頑張っています
「森の案内者」は本校卒業生の大学生チューター
コンパスを持たずに森に入ると迷ってしまうこともあるかもしれません。そんな時、森の案内者として大学生チューター達を頼ってください。本校を卒業した大学生チューターは皆さんの学習状況を監督するだけでなく、教科の質問に対応したり、学校生活全般についても素晴らしいアドバイスをしてくれるはずです。
「学びの森」は中学職員室に隣接しており、気軽に先生に質問しに行くことができます。また、電子黒板も常設されているので、視聴覚教材を使った授業や、クラスでそれぞれの意見をシェアするなどの発展的な学習をする際にも利用できます。
志をともにする仲間に、知的好奇心のある中学生の学びを支える環境が加われば、生徒たちは必ずや躍進してくれることでしょう。本校中学生諸君、これからは「学びの森」でどんどん勉強していこう!
志新たに新学年がスタートしました。新しい教室、新しいクラスメイトにも慣れ、学校生活のリズムが整ってきた4月24日(水)、6月に行われる中学体育祭に先立って、「カラー結団式」が行われました。
本校の体育祭は、あらゆる行事の中でも最も重要な行事といっても過言ではありません。それは、中学1年生から3年生が学年の壁を超えて協力し、一つのものを創り上げていく意義深いものであるからということ。そして、3年生にとっては最後の体育祭になるからです。この二点によって、中学体育祭は本校の一大イベントとなっているのです。
▲中学1年生にとっては初めての体育祭 ▲教員はアドバイスのみで、進行はあくまで3年生が行います
そこで、カラー対抗で行われる体育祭において、この「カラー結団式」も重要な儀式となっています。特に、最上級生である3年生は、体育祭の企画・運営を行うという責務があります。もちろん教員がアドバイスやサポートはしますが、体育祭をつくるのは3年生を中心とする生徒たち。慣れない仕事の中に、さまざまな発見や学びがあります。今回の「カラー結団式」も体育祭実行委員の生徒が見事に進行をしてくれました。もちろん、今年度の体育祭のテーマもテーマソングも実行委員が会議して決めてくれたものです。
▲実行委員の小林君による開会の言葉 ▲今年度の体育祭のスローガンも実行委員が考えました
気になるカラー抽選は以下のような結果となりました。
緑組 3年1組・2年3組・1年2組
赤組 3年2組・2年4組・1年4組
青組 3年3組・2年2組・1年1組
黄色組 3年4組・2年1組・1年3組
▲運命の瞬間…
▲1年4組団長が赤を引いた瞬間 ▲沸き上がる赤組の3年生諸君
▲2年1組団長が黄色を引くと… ▲大いに盛り上がる黄色組の3年生諸君
そして、いよいよ毎年恒例の3年生応援団によるカラーパフォーマンスです。
この日に向けて、3年生は「ああでもない」「こうでもない」と悩みながら、どうしたら1・2年生を盛り上げることができるか知恵を絞って、検討を重ねてきました。そして、毎放課後残って練習をしてきました。まだ体育祭はこれからだというのに、その過程を間近で見ていると、つい「うまくいってほしい」と手に汗握ってしまいます。
トップバッターとなった1組(緑組)は、街でからんできた不良を倒し、舎弟にしてしまう女(?)が実は緑組団長だったというシナリオ。その豪腕に皆がついていくと決意して、組織されたのが緑組応援団となったというお話に加え、笑いを誘う女装と演技は圧巻でした。
▲緑組の演技は圧巻でした! ▲後輩たちの爆笑を誘いました!
次に続いたのは4組(黄色組)のパフォーマンス。応援団長になりたかった生徒が、周りから相手にされず、悪に堕ちてしまう。ショッカーとなった生徒を、突然皆の背後から現れた黄色組団長が更正させるというもの。団員の個性が光る見事な寸劇でした。
▲悪に堕ちた生徒を更正させる黄色組団長! ▲エールも個性が光った!
続く2組(赤組)は独特の世界を展開。平和な世の中を漆黒に染めてしまうという変態が突如あらわれ、一般庶民を黒組にしてしまう。しかし、全身を赤に染めた赤組団長が登場し、その変態を撃破する。最後のとどめに力を貸してほしいということで、中1・2年生に赤組コールを要求。赤組以外からも応援の手拍子が起こるほどの盛り上がりようで、見事に平和を取り戻すというストーリーでした。
▲この後赤組コールで会場は一つに! ▲念入りな準備が実を結んだ赤組の寸劇!
最後の出番となった青組は、ひょんなことから再会した運命のライバルが、地球全体を巻き込んで戦うという内容。地球人最強となったその男は青組団長だったという寸劇は、効果音など音響を巧みに使用した演出で、会場を盛り上げてくれました。
▲後方二階から登場した青組団長! ▲アニメで見たことのあるあのシーン…!
結団式の最後は、体育祭実行委員長からのお話があり、自分たちの手で最高の体育祭をつくっていくんだという気概を表明してくれました。中学生とは思えない大変立派なあいさつでした。
結団式終了後は、決まったばかりのカラーごとに分かれて、それぞれが円陣を組んで、応援団が中心となって気合いを入れます。男子校ならではでしょう。体育館が力強い叫び声が飛び交うエキサイティングな空間に変わり、皆が盛り上がり、熱狂します。
▲このときから各カラーの結束がはじまる! ▲教員も体育祭には本気です!
本番の体育祭は6月6日(木)です。その日まで、各カラーがLHRや放課後の時間を利用して、体育祭の練習に取り組んでいきます。
生徒諸君、ぜひとも熱くなって取り組んでください。そこで、自分たちの思うようにならないことや、さまざまな失敗があると思います。そういった困難をどう乗り越えていくか。特に3年生は先輩としてどう振る舞えるか。そこが大事になってくるのではないでしょうか。
さぁいよいよ幕が開けました。体育祭閉会式で、どんな思いを抱けるか。どんな心境にたどり着けるか。すべてはこれからの生徒諸君の取り組みにかかっています。我々教職員は、今後の君たちを楽しみにしながら見守っています。
中学受験生・保護者の皆様いかがお過ごしでしょうか。
4月25日(木)10:30~16:30、大井町きゅりあんにて第14回私立中学合同相談会「夢限大(むげんだい)」が開催されます。
今年は例年以上に参加校を増やして、皆様に充実した個別相談の場をご提供させていただきます。
また、大ホールでは参加校の5分間スピーチを企画。男子校、女子校、共学校別の順番で実施します。本校は、11:05の予定です。
具体的な志望校がまだお決まりでない場合にはぜひこちらにご参加ください。
そして、毎年大好評の講演会は、受験界のカリスマ的存在である和田秀樹先生をお招きし、「中学受験の効用~これからの社会で求められる人物となるために、中高6年間をどう過ごすか?~」というタイトルでお話をいただきます。
予約不要、入場無料です。ぜひご来場ください。
4月13日(土)から15日(月)、2泊3日の日程で青梅にてオリエンテーション合宿が行われました。
▲生活指導部 東松主任 ▲真剣な眼差しで講話を聞いています
午後はお世話になる施設の道場長さんより講話をいただきました。道場長さんは「大きな桜の木と道端の小さな花はどちらの方が価値があるか」と生徒たちに問いかけた上で、「答えはどちらも同じ。どんなに大きなものでも、小さなものがなければ成り立たない。すべてのものには同じだけ価値がある。自分の価値を知り、それを高めていってほしい」と説き、生徒たちは深く感じ入っているようでした。
▲英語は実技科目。Nice to meet you!! ▲生物っておもしろい!
午後はレクリエーションとしてオリエンテーション恒例の各クラス対抗ドッジボール大会が行われました。このドッジボール大会の目的は、ただレクとして勝負を楽しむだけでなく、仲間と協力することの大切さを実感し、思いやりの気持ちを育むことにあります。どのクラスも素晴らしい団結力を発揮してくれましたが、それ以上に我々が嬉しかったのは、あまり投げていない仲間にボールを渡す思いやりを生徒たちが見せてくれたことでした。これからの6年間で、彼らならきっと強い絆で繋がっていってくれるだろうと予感させるこのシーンが、大変印象的でした。また、生徒たちの屈託のない笑顔に、思わず我々も口もとが緩んでしまいました。
▲ねらいを定めて… ▲ナイスキャッチ!
▲優勝おめでとう! ▲仲間との絆が深まりました
4月9日(火)、「平成25年度佼成学園高等学校入学式」が挙行されました。
新入生たちは新しい学校生活に対する期待を胸に笑顔で登校してくれました。本年度から入学式の会場が普門館から法輪閣に変更になりました。厳粛な雰囲気の中、入場を待つ新入生の顔つきは凛々しく、はじめて袖を通した制服も似合っていたように思います。
開式時刻の13時30分になると、「新入生入場」のアナウンスとともに、高校7クラスの新入生が堂々と入場しました。式場全体から拍手が起こり、新入生諸君は大変立派に見えました。
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「開式の辞」に続き、榎並学校長より「新入生入学許可」そして「訓示」がありました。人間が大きく成長するために必要な心構えとして、「謙虚・素直・感謝」が大切であることを説きました。
そして酒井学園理事長より「式辞」です。
ウィリアム・スミス・クラーク氏の「Boys, be ambitious(少年よ、大志を抱け)」という言葉を紹介し、「理想を持っていれば、いつだって青春である。貪欲に学び続ける姿勢を持ってほしい」というお話がありました。
また、「駑馬十駕(どばじゅうが)」という言葉を紹介されました。「駑馬」は足の早くない馬で、平凡のたとえ。「駕」は馬が車を引いて進む一日の行程。駑馬でも十日歩き続ければ駿馬が一日で走る千里の道を行くことができるという意味です。「自分の才能に限界を感じず、日々努力を怠らないでほしい」というお話がありました。
新入生代表生徒の菊井啓太君が立派に誓いの詞を述べました。
「中学の義務教育が終わり、もう働いてもおかしくはない年齢になった私たちを高校に進学できるということを改めてこの場を借りて両親に感謝申し上げます。また、これからの高校生活の中でお世話になる先輩方、先生方改めてよろしく願いいたします。まだ、高校生になるということを実感できていない部分もありますが、これから少しずつ様々なことに慣れ、高校生らしい生活を身につけていこうと思います。これから高校生活が始まります。楽しいことも多いと思いますが、もちろん、辛いこともあると思います。むしろ辛いことの方が多いのかもしれません。しかし、そんな時は自分自身で解決する努力をすると同時に、友人や先輩方、両親や先生方に相談し、アドバイスをもらうことも一つの方法だと思います。校訓である「行学二道」のもと、学業、部活動に励み、また、他人に対する思いやるの心、自分で考えて行動する力を身につけていきます。
「初心忘るべからず」という言葉があります。今、私たちが持っているこの初心をこれから二年生、三年生になっても忘れずに持ち続けることを誓います。以上で新入生の誓いの言葉といたします。
新入生退場時の、決意を新たにした生徒諸君の表情が印象的でした。この後、各ホームルーム教室にて最初のホームルームが開かれました。各ホームルームでは担任教諭の自己紹介や各種連絡、配布物などがありました。多くの保護者の方たちにも入室していただきました。新入生たちは皆、しっかり先生の話に耳を傾けています。
その真剣な眼差しに、学級担任も気持ちが引き締まり、生徒たちの成長を全力でサポートしていこうと決意を新たにします。
新入生諸君、保護者の皆様、本日はご入学、誠におめでとうございます。
頬をなでる暖かな風と澄み切った青空が、「始まり」を感じさせる4月9日(火)、「平成25年度佼成学園中学校入学式」が挙行されました。
新入生たちは緊張をその顔になじませながらも、これから待つ新たな学校生活に対する期待を胸に登校してくれました。初めて袖を通した制服、真新しい革靴、新たな教室、初めて顔を合わせたクラスメイト。そのどれもが新鮮で、いよいよ中学校生活が始まるのだという思いが込み上げてきたのではないでしょうか。
▲新たな出会いが待っています ▲新しい校章を身につけて、いよいよ本校の生徒に
今年度の入学式は法輪閣にて盛大かつ厳粛な雰囲気の中、式を執り行うことができました。開式時刻の10時になると、「新入生入場」のアナウンスとともに、中学4クラスの新入生が堂々と入場しました。式場全体から拍手が起こり、新入生諸君は大変立派に見えました。
▲新入生が学級担任に引き連れられ入場! ▲凛とした表情で式に臨む新入生諸君
「開式の辞」に続き、榎並学校長より「新入生入学許可」そして「訓示」がありました。人間が大きく成長するために必要な心構えとして、「謙虚・素直・感謝」が大切であることを説きました。新入生諸君は皆真剣に、学校長の話を聴いてくれていました。学校長の訓辞通り、「謙虚」な姿勢で「素直」に静聴しているように見受けられました。
▲六年間で大きく成長してほしいという学校長の訓辞 ▲新入生諸君は聴く姿勢も素晴らしかった!
続いて学級担任紹介がありました。新しい学校の先生たちがどんな人なのかを気にしているようでした。
そして、新入生代表生徒の内田爽太君が、中学一年生とは思えない立派な「誓いの詞」を述べてくれました。
「本日、私達新入生一同は、多くの方々に祝福をされ、佼成学園中学校に入学できたことを大変嬉しく思います。
そして、この佼成学園に入学できるということを、両親をはじめ、今まで応戦してくださった方々に、心より感謝申し上げます。
また、これからも学校生活において、お世話になる先生方、職員の方々、どうぞよろしくお願いいたします。
私は佼成学園での六年間を、校訓である『行学二道』の通り、学校行事や部活動と勉強との両立に精一杯努力し、充実した学園生活を送っていきたいと思っています。
そのために、私は自分から率先して他人に優しく、思いやりを持って接すること、そして、心を込めて挨拶をし、返事をしっかりとすることを実践していきます。
今、国内外では環境問題や痛ましい事件、事故が日々起きています。私は、佼成学園の建学の精神にのっとり、世界の平和に貢献できる大人に成長するために、佼成学園の仲間とともに、何があってもあきらめずに努力し続けていきます。
また、これまで自分を支えてきてくれた家族への感謝の気持ちと、これから共に切磋琢磨していく仲間たちへの思いやりの気持ちを今後も忘れることなく、充実した学園生活を送ることを誓います。以上で『誓いの詞』とさせていただきます。」
▲新入生の成長をサポートする中学一年スタッフ ▲大変立派な「誓いの詞」でした!
新入生退場時の、決意を新たにした生徒諸君の表情が印象的でした。
▲堂々の退場姿! ▲初めての集合写真
この後、各教室にて中学校生活最初のホームルームの時間が設けられました。各ホームルームでは担任教諭の自己紹介や各種連絡、配布物などがありました。多くの保護者の方たちにも入室していただきました。新入生たちは皆、しっかり先生の話に耳を傾けてくれていました。その真剣な眼差しに、学級担任も気持ちが引き締まり、生徒たちの成長を全力でサポートしていこうと決意を新たにします。
▲中学校生活最初のホームルーム ▲しっかりと話を聴いてくれてました
▲学級担任からの熱いメッセージ! ▲名刺交換で仲間の輪を拡げました!
新入生諸君、保護者の皆様、本日は誠におめでとうございました。そして、ありがとうございました。