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2012年12月

2012/12/29

冬期講習も充実!最新式の電子黒板で「世界の切り取り方」を学ぶ!(中2)

 本校では冬期休業中の冬期講習も充実しています。Photo_2
 中学2年生の国語の講習では、問題演習をこなすに留まらず、最新式の電子黒板を用いて「世界の切り取り方」を皆で学びました!  
 我々は幾多の言葉の中から、無意識下であるにせよ、言葉を選びとっています。しかし、この言葉の選択というのは、日常生活の中の「経験」「知識」「記憶」に根ざしたものであるようです。そうした「言葉」についての評論文を読み、理解を深めた上で、生徒たちにあることに取り組んでもらいました。
 それは、「ある写真に題名をつける」ということです。国際的に活躍されている写真家・畠山直哉氏の一枚の写真を、電子黒板の美しいディスプレイで生徒諸君に見せ、題名をつけてみようというもの。カラーで印刷したB5サイズにそれぞれの氏名と付した題名を書いてもらいました。
 Dsc_1121回収した一枚一枚をPDF化してデータとして取り込み、その翌日に電子黒板で全員分見ていきます。これが実に面白い!物事の見方というのはいかに多様なものなのか。写真の奥深さのおかげもあり、ほとんど同じ題名が付くことがないのです。つまり、大げさな言い方をすれば、「世界の見え方」が人によって違うのです。「その人にしか見えない世界」が存在するのだということを生徒諸君は実感を持って学んでくれました。
  そして、一人ひとりが写真に付した題名(言葉)というのは、実はその人の「経験」「知識」「記憶」から生まれた「じぶんの辞書」によった言葉なのだということを理解してくれました。これからどんな経験をし、いかなる知識を蓄え、記憶として保存してくかによって、「世界の見え方」も選び取る言葉も変わっていくことを学習できた良い機会となりました!

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▲生徒全員の「言葉」を教室で共有することで皆が主役に! ▲「世界の見え方」は人それぞれでした!

2012/12/28

高校2年学習合宿報告~「いざ受験生に」~

 12月11日~13日まで高校2年生の学習合宿が行われました。

 佼成学園の学習合宿。学校の施設を使い、卒業生と教員がサポートするという、ここ数年で作り上げてきた「手作り」の合宿の様子をお伝えします。史上最多となる115名の生徒と、チューターを含む卒業生18名が参加するという大盛況の合宿は、「2014年春」の栄冠を大いに予感させるものでした。


 続きを読む「佼成学園進路指導部ホームページ」へ(リンク)

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全国優勝!~中学アメリカンフットボール部~

P1100790  先日のNews Letterの記事で、第2学期終業式において本校中学アメリカンフットボール部が『東日本フラッグフットボール大会』で優勝し表彰されたことをお伝えしました。

 本校を含め、東日本と西日本の上位チームが参加し、事実上の全国大会となる『フラッグフットボール東西大会』が12月24日(月)、大阪万博公園内のエキスポフラッシュフィールドにおいて開催されました。

 本校は準決勝戦で「立命館宇治中学校PANTHERS」を破り決勝戦へ進出。その対戦相手は西日本優勝校の「草津リトルパンサーズ」。

 決勝戦は本校がリードする試合運びとなりました。しかし試合終了約2分前に逆転されて優勝の2文字が遠ざかったかのように見えました。ところが最後まであきらめることのない本校はこのあと再び逆転のタッチダウンを決め、見事優勝の栄冠に輝きました。


 《決勝戦》
 
優 勝
 佼成学園中学校ロータス 33-31 草津リトルパンサーズ


 来年も中学アメリカンフットボール部の活躍をご期待ください。

2012/12/22

【受験生のみなさまへ】今年度最後の学校説明会(中学)のお知らせ

 日に日に寒くなってまいりましたが、受験生のみなさんはこの寒さを吹き飛ばす勢いで最後の仕上げに取り組んでいることと思います。これから受験日までの間、できることはたくさんあると思います。体調に気を付けてペースを崩さず過ごしてください。

 また、寒い中ではありますが、学校説明会等に足を運んでいる5年生以下の生徒諸君や保護者の方も多いと思います。学校選びは骨の折れる作業かもしれませんが、6年間お通いいただく大切な学校探しです。ぜひ本校のご説明もお聞きいただきたきたくお願いいたします。

 本校では下記の日程で今年度最後の学校説明会(中学)を実施いたします。

 今回の説明会では学校説明はもちろんですが、その後の個別相談も充実させようと考えています。受験生や保護者の皆様からのご質問などに十分お答えし、疑問や不安などがあればぜひ解消したいと思っております。


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日 時: 平成 25年 1月 12日(土)

      14:00~15:00

場 所: 中学棟地下1階ホール

     正門を入って校庭を右手に見ながら
     まっすぐお進みください。
     右手奥の建物(中学棟)の地下1階に
     ホールがございます。

内 容: 学校説明・募集要項説明・個別相談
          など

 


  
※予約、うわばきは必要ありません。


 みなさまのご来校を心よりお待ちしております。

第2学期終業式が執り行われました

 あいにくの雨天ではありますが、本日、平成24年度第2学期終業式が執り行われました。

P1100764 第2学期は、文化祭やマラソン大会などの大きな学校行事や各種検定・模試が実施され、あわただしく過ぎていった期間ではありますが、その分充実したものとなったことでしょう。もちろん、部活動にも熱心に取り組んでくれました。
 誰もがこの第2学期をしっかりと振り返り、第3学期に生かしてほしいものです。

 「一年の計は元旦にあり」と言いますが、この冬休みには来年の計画をしっかりと立て、1月8日の始業式にまた元気な顔を見せてください。






 あわせて部活動の表彰が行われました。


P1100767_2《中学アメリカンフットボール部》

  ■関東アメリカンフットボール大会 準優勝
  ■東日本フラッグフットボール大会 優 勝

 ※12月24日(月)にエキスポフラッシュフィールド(万博公園内)で行われる「全国フラッグフットボール大会」への出場が決定しています。




P1100769《書道部》

 第49回全国競書大会
  ■
毎日新聞社賞 長尾裕太郎(高3)
  ■金剛峰寺賞  林 裕嗣(中2)・河野 聡(中1)

 ※ともに全国二万六千点の中から上位に選ばれた賞です。



 また、今学期実施された各種検定への取り組みや、優れた結果を出した生徒諸君が表彰されました。英検では「第2回英語検定」で準2級を取得した中2生7名が表彰を受けました。


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△漢字検定                △数学検定                △英語検定

 

 

 

2012/12/18

12月の「総合的な学習の時間」も充実!

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 12月10日・11日の両日、総合学習が行われました。その企画として、中2学年は初日第二多目的ホールに一堂に会して、本校卒業生であり、水泳選手として三度のパラリンピックに出場した木村潤平先輩に講演をしてもらいました。木村先輩は、本校を卒業し、早稲田大学在学中にアテネパラリンピックに出場。その後NTT東日本に入社し、北京パラリンピックロンドンパラリンピック出場と、三大会連続出場の偉業を果たした超一流アスリートです。生徒たちは講演前に、木村先輩のブログを編集した冊子を熟読し、先輩がどういった生活をし、どのような思いで、パラリンピックへと歩みを進めていったのか、その一端を知った上で講演に臨みました。先輩が幾多の困難を乗り越えて、いかにして人間的に成熟したかを「予習」した生徒諸君は、真剣な眼差しで先輩の話に耳を傾けていました。木村先輩はご自身の体験を踏まえPhoto_2ながら、これまで大切にしてきた言葉たちを紹介し、これからの時代を生きていくために「中学生へのメッセージ」を熱く語ってくれました。これだけ輝かしい実績を残してきた先輩だからこそ「人との出会い」「感謝の気持ち」「苦悩の中の地道な努力」がいかに大切であるかを身に染みて感じているのでしょう。先輩の言葉の一つひとつが生徒諸君にも響いていったように見えました。超一流アスリートという一見遠い存在でありながら、卒業生というある意味では身近な存在の方から、これからの時代を生きていくヒントをもらい、確かな一歩一歩を大切にしていこうと決意を新たにする良い契機となったのでないでしょうか。

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▲大切にしている言葉を中心に、中学生にわかりやすく説明してくれました。

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▲パラリンピックの写真に生徒たちも興味津々!!         ▲木村先輩を囲んで記念撮影です。



 二日目は、作文道場の講評会が行われました。この企画は、各学期に国語科が課した課題図書を読み、ワークシートに取り組み、さらに教員がチェックをした上で、感想文(高校生は小論文)に挑戦するというものです。書いたものは、ピアソン桐原のプロの講師に細かく添削してもらい、客観的な評価をつけてもらいます。そして、学期末には、1・3学期は桐原の講師、2学期は本校の国語科の教員が講評会をするといった流れになります。
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今回、中2学年では夏期休業中の宿題として、「日曜日の夕刊」所収の『サマーキャンプへようこそ』を熟読してもらい、作文を書くためのワークシートを作成してもらいました。今回も自分なりに感じたこと、考えたことを言葉にして表現するということを目指して取り組んでもらいました。自身のことを第三者に知ってもらうために、これから人生の節目節目に文章を書くということが必要になってきます。また、「書ける」ということは、「読める」「考えられる」ということであり、「読める」「考えられる」ということは、すべての学問において欠かせぬ力であるという話をしました。
 2学期初めの国語の授業で全員分の作文をチェックさせてもらい、今回のテーマ「主人公の人物像を捉え」た上で、「書き出しの工夫」「問い−答え型の作文を書く」「書き出しの工夫」「印象的な言葉や場面を引用する」「自分の具体的な経験を組み込む」という目標を多くの生徒が達成することができました。その作文をピアソン桐原のプロの講師に添削してもらい、今回は国語科の教員が全体の前で講評させてもらいました。今回の作文の傾向など総評を話した後、良くできていた文章を6つ例に出し、それぞれ「素晴らしい部分」と、「もう少しこP1060094_3
うするとさらに良い部分」を具体的に指導
させてもらいました。そして、面白い感想文とは「着眼点が人と違う」「解釈がその人独自である」「考えがしっかり書けていて、一つの真理に辿り着いている」ものであるとお伝えしました。中2学年では、教員自身が書いた作文を生徒に見せ、書くための型、論を展開する上でのテクニッック、表現の方法、見せ方などを伝授しました。毎回学年全員分の作文を一通り読みますが、言葉の使い方や、論の展開の仕方は去年と比較して驚くほどうまくなっています。A評価の生徒の作文の中には高校生顔負けのものも少なくありませんでした。今回の結果を踏まえて、次回以降も思いの詰まった、深く考察された文章を大いに期待しています。より読み手をひきつける作文が書けるように、生徒諸君頑張ってください!!

2012/12/03

【受験生のみなさまへ】12/8入試問題解説会(中学)《最終回》のお知らせ

 いよいよ12月に入り、寒さが厳しくなってまいりました。体調管理に気をつけて、受験生諸君も保護者の方も最後まで元気に明るくゴールを駆け抜けていただきたいと思います。


 本校では下記の日程で今年度最後の「入試問題解説会(中学)」を開催します。各教科の入試問題出題形式や傾向、そして解答するときの注意点など入試本番に役立つ解説をいたします。

 また、本校に初めてお越しいただいた受験生や保護者の皆さまに向けて「学校説明会」も設けています。

 これまで本校をご覧いただいた方も、初めての方も奮ってこの解説会・説明会にご参加いただきますようお願いいたします。


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            記

日時: 平成 24年 12月 8日(土)

    14:00-15:40


場所: 中学棟地下1階ホール

    正門を入って校庭を右手に見ながら
    まっすぐお進みください。
    右手奥の建物(中学棟)の地下1階に
    ホールがございます。


内容: 入試問題解説会&学校説明会

    1.入試問題解説会
      国語・算数・社会・理科の入試問題
      について、各教科担当からの解説
      があります。

    2.学校説明会
      教育内容および募集要項のご説明
      をいたします。

      ※入試問題解説会のみの参加も可
      ※予約、うわばきは必要ありません


 みなさまのご来校を心よりお待ちしております。