2011/07/15

大学見学に行ってきました 高校1年

 高校1年生は7月11日から14日の期間、「総合的な学習の時間」の一環として、東京都内にある大学を見学して来ました。
 今回は『大学とはどのようなところなのか』について各自が調査・体験してくることをテーマとし、事前にリストにある大学から自分の見学してみたい大学をいくつか訪れました。

 見学といっても大学ごとにスタイルが違い、まず簡単な説明を受けてから施設見学を行う大学、ツアー形式になっている大学、自由見学の大学などさまざまです。


1_2 ←その中の1校、早稲田大学の見学です。

昨年度の本校卒業生、今年はチューターをしてくれている川上先輩から在校生へメッセージをもらいました。

その後、3つのグループに分かれて、早稲田大学のキャンパス・ツアーが始まりました。



23
△資料をいただいて、グループごとに出発。          △各教室、図書館、実験施設、食堂などの施設見学。


4_2
←早稲田大学のシンボルである大隈講堂前で説明を受ける生徒たち。
 このグループのツアーでは、大学4年生の現役学生が解説してくださいました。

 生徒たちは各自の将来像を描くことができたのではないでしょうか。毎年、この大学見学を機に、学業に対するモチベーションが高まる生徒が出てきます。やはり、目標を作ることは大切なことなのです。

 今回の大学見学で魅力的な大学との出会いが果たせた生徒が1人でも多くいることを祈っています。

2011/07/13

貴重な体験の連続! 中1自然教室

 自然教室の日程に合わせたかのように梅雨明けが発表され、雲一つない快晴の中、7月9日から2泊3日で長野県白樺湖方面に行ってまいりました。青梅でのオリエンテーションを経験していない中1生徒にとって、この自然教室が初めての宿泊行事となります。生徒たちは試験前より楽しみにしている様子でしたが、前日の説明会では「自然教室は旅行ではない。机の上での勉強だけが学びではなく、学校では勉強できないことを学んでもらうために行く」という目的を確認し、出発しました。

 行きのバスでは長野県にまつわるさまざまな話をガイドさんから聴いたり、クラスメイトと談笑するなどして楽しそうな笑顔を見せていました。予期せぬ交通渋滞があったものの、予定通り初日午後から国の天然記念物に指定されている八島ヶ湿原での散策が行われました。それぞれの班に分かれ、班ごとに現地のエコガイドの方に湿原の植物や鳥など、自然界に生きる動植物についての説明を聞きながら、「自分にとっての自然とは?」をテーマに生徒たちに写真を撮ってもらいました。広大なパノラマを写真におさめる者、足下に咲く一輪の花にスポットを当てる者など、さまざまな「自然」を撮影していました。大自然に直接触れて、生徒たちは自然とは何か、自然と人間の共生とはいかなるものかという大きなテーマを、中1生なりに考えられたように思います。

PhotoPhoto_8
△班ごとにエコガイドの方から説明を受けながら湿原を散策。



 2日目は、
上田市の武石地区で農村体験ほっとステイ」が行われました。これは各クラス班ごとに分かれ、武石村の農家に1日お世話になり、各農家の仕事を手伝うなどの活動をするものです。教員も生徒の様子を見に、各家庭を訪問しましたが、生徒たちは慣れない活動ながらも、草刈り、水やり、畑を耕すなどの仕事に精を出していました。汗だくになって仕事をした生徒たちは、こうした苦労があって初めて食卓に「ごちそう」が並べられるのだということを身をもって体験し、食べ物を大事にしなければいけないことを痛感しました。

Photo_14P1030773_9
△実際の収穫を体験!                       △都会ではなかなかできない貴重な体験でした。


 午後は川遊びに連れて行ってもらうなどし、自然の中での遊びを満喫し、楽しそうな姿を見せてくれました。体験が終了し、お別れの際には「とってもいい生徒たちでした」とお褒めの言葉をいただいたり、各ご家庭に付けてもらう生徒の通信簿にはオール5をもらう班もあるなど、立派に体験ができたように思われます。

Photo_15Photo_16
△農家の方々には本当にお世話になりました。        △川遊びにも連れて行ってくれました。



 3日目は、各体験コースに分かれ、それぞれが事前指導の中で興味を持ったものを体験してもらいました。「繭玉ランプシェード体験」「土鈴体験」「手捻り・ろくろ体験」「乗馬・レザークラフト体験」という4つのコースを生徒たちはそれぞれ楽しむことができました。東京ではなかなかできない体験をしながら、これまで関わりの多くなかった他クラスの生徒と一緒に同じ物事に当たり、新たな友人関係が築けた生徒も見受けられました。最後の昼食はバーベキューを皆で楽しみ、名残惜しくも帰路へ。


Photo_6Photo_7
△コースを選んで体験学習。                   △皆で作った昼食は格別に美味しい?!


 この自然教室を通して、生徒たちはここでしか経験できないことを経験し、学ぶことができました。また、たまには叱られることもありましたが、5分前行動が実践できていたり、話を聴く姿勢もしっかりできていたり、それぞれが責任ある行動ができた点など、この3日間で生徒たちは一回り成長できたように感じます。大変有意義な3日間となりました

2011/07/12

高校2年生 沖縄修学旅行報告!

 7月6日~9日、高校2年生は沖縄へ修学旅行に行ってきました。

 
 初日テーマ 「沖縄の過去を知り、未来を考える

PhotoPhoto_2

 △ 平和記念公園(摩文仁の丘)にて…平和の礎・県立平和記念資料館などを見学

Photo_4Dsc01497

 △ 「ひめゆりの少女ー16歳の戦場」著者の宮城喜久子さんの講演

 
 二日目テーマ 「沖縄の現状を見る

Photo_5Photo_6

 △ ひめゆりの塔に献花(左) 糸数壕を見学(右)

Photo_7Photo_8

 △ 嘉手納基地(左)、普天間基地(右)を見学

 
 三日目テーマ 「沖縄の自然と文化の体験」(コース別行動)

Photo_9Photo_10

 △ 海釣り(左) さとうきびの収穫(右)

Photo_11Photo_12

 △ バナナボートを体験

Photo_13Photo_14

 △ 地元の方に踊りを習ったり(左)、ダイビングのインストラクターと記念撮影(右)

Photo_15Photo_16

 △ もちろん、沖縄のビーチも満喫しました

 
 最終日テーマ 「沖縄の今を歩く

Photo_17Photo_18

 △ 首里城見学

 最後に国際通りで班別に自由行動。家族へのお土産を買ったり、沖縄料理を食べたりと時間ギリギリまで沖縄を満喫していました。

 たくさんのことを学び・感じた修学旅行によって、生徒たちは、またひとつ成長しました!

 

2011/07/07

7月10日(日)、ベネッセ進学フェアに参加します

Main_visual_h1  受験生のみなさん、梅雨明け、そして夏休みまであとわずかとなりましたがいかがお過ごしですか。

 いつの時代も「夏を制する者は受験を制する」と言われるように、受験生にとって夏休みはとても大切なものです。

Main_visual_zu  志望校に対する気持ちを高めて夏休みを迎えるためにお勧めの相談会、それが7月10日(日)10:00~13:30(午前の部)、13:00~16:30(午後の部)東京ビッグサイトにて開催される「ベネッセ進学フェア2011~”子供が伸びる学校”に出会える夏、私立中学校・高等学校合同相談会&講演会~です。



 参加は予約制(当日の12:00まで受付)となっております。多くの受験生のみなさんに会えるのを楽しみにしています。


ベネッセ進学フェアのホームページへ

2011/07/05

高校2年生保護者の皆様へ 

 高校2年 大学ブース形式ガイダンス「佼成学園大学フェア」のご案内

 日時 平成23年7月16日(土)13:00~15:00

 会場 第2多目的ホール

※ 通知は修学旅行最終日に生徒達へ配布予定です。

※ 詳細は以下よりダウンロードできます。

佼成学園大学フェア.pdfをダウンロード

2011/07/04

いよいよ明日から期末考査が始まります

明日から第1学期期末考査が始まります。この1学期間の総まとめとして、生徒たちは最後の確認に余念がありません。

本校では自習室と図書室は夜の8時まで開室し、普段から放課後遅くまで残って勉強している生徒の姿が見られますが、特に考査前はその人数が多くなり、一部の教室も自学自習のために開放しています。

P1070744_2 ←自習室の入り口。
 「本日の英単語」なる掲示があります。卒業生のチューターたちが「少しでも生徒たちのためになる自習室をつくろう!」と会議で決めて、日替わりで重要英単語を掲示しています。
今日の英単語は本多チューターの選んだ「nuclear」とその関連語「radiation」でした。中に入って、反対側には日本語訳がついています。日曜日ももちろん張り替わります。
(生徒想いのチューター諸君、本当にありがとう。 今後も現役生のために活躍してください。)

自習室の中は、一人になるとつい気が散ってしまうけれど、同じ方向を見て頑張っている仲間と一緒ならばどこまでも集中できる、そんな雰囲気につつまれています。




P1070747_5P1070749_4

▲静かな空間だが緊張感がある。                   ▲個別ブースで集中力が増す。


昨日の日曜日にも自習室で勉強する生徒の姿が見られ、ここを学習の拠点として今後もますます力をつけてくれるであろう生徒たちに期待がふくらみます。

P1070739_3また、考査前は職員室の入り口横にある自習コーナーも人気の場所です。わからないところがあればすぐに先生に質問できるとあって、放課後すぐに埋まります。わかるまで何度も先生に質問する生徒の姿が見られます。




P1070751自習室や図書室以外にも、考査前の放課後は、自学自習をする生徒のため学年フロアーごとに2,3教室を夜8時まで開放しています。こちらで考査対策をして帰る生徒も多くいます。
普段は部活動に全力を注いでいる生徒諸君も、本校の校訓「行学二道」を実践しています。

節電が求められるこの夏ではありますが、夜8時までなかなか明りの消えない本校です。生徒諸君のやる気にはかないません。学習環境はできるだけ整えてあげたいものです。

続きを読む »

2011/07/01

夏期の節電対策に協力を!

Photo_3 本格的に暑い季節がやってきました。しかし、この夏は節電が重要な取り組みの1つになり ます。先日、経済産業省から消費電力15%削減の要請がありました。校舎内にもポスターを掲示し、節電に対する意識を喚起していますが、生徒諸君には多少の不便を我慢してもらうことになります。もちろん学習環境には極力支障のないように配慮しますが、ぜひ理解と協力をお願いします。


節電の具体的な取り組みは以下の内容になります。

1.冷房の温度設定28℃
2.教室以外の部屋や廊下の照明を一部消灯
3.放課後や休業中の教室・図書室の利用制限
4.体育館・校庭・総合グラウンドの照明の使用制限
5.エレベータの利用制限


教室を空ける時などはエアコンや照明をこまめに消すことも大切です。
また、上記内容が円滑に実行されるよう、生徒会にも協力をお願いしています。

ただし、大学受験を控えた高校3年生が十分学習に取り組めるよう、自習室はこれまで通り開室します。


日本は恵まれ過ぎて資源を大切にする心を忘れている人がいます。地球環境にとって何が大切かを今一度考えて行動してください。

2011/06/25

「私学フェア2011」(7月3日)に参加します!

Tit_fair_4

 日能研が主催する首都圏最大の中学受験相談会です。保護者だけでなく、子どもも私たち教員と話(質問)ができる機会です。「校風について」「受験について」どんな質問でも結構です。まずは、お気軽にブースにお立ち寄りください。

 個別相談以外にも特別イベントも実施しています。

 日時:7月3日(日) 9:00~15:30

 場所:学習院中・高等科・学習院大学

 ※ 本校ブースは 中等科・高等科校舎2F 中3-5 です。

 入場無料・予約不要です。

 ご来場をお待ちしております。

私学フェアのホームページへ

高等学校等就学支援金 加算手続きのお知らせ

 6月18日(土)、高等学校等就学支援金受給資格等通知と、加算手続きのお知らせを配布いたしました。内容をよくご覧いただき、加算対象となる場合は手続きをお願いいたします。加算対象外の場合、手続きは必要ありません。

 また、都内在住の高校生には6月9日に「授業料軽減助成のお知らせ」(オレンジ色の用紙)を配布しております。ご確認ください。

 なお、この二つの制度は提出先、提出期限が異なりますので申請される場合はご注意ください。

2011/06/20

学校長メッセージ 『校報』(6月18日発刊)より転載

「東日本大震災に思うこと」

 現在日本では東日本大震災による未曾有の事態に直面しています。被災地では亡くなられた方や、いまだに安否の分からない方が大勢いらっしゃいます。また、無事に避難された方も、大地震が発生してから2ヶ月が経った今でも避難所で不自由な生活を余儀なくされ、大きな不安を抱えています。

 ここに、お亡くなりになった方々のご冥福をお祈りするとともに、被災者の方々にも心よりお見舞い申し上げます。

 幸い東京では地震そのものによる大きな被害はありませんでしたが、原子力発電所の事故による電力の不足や放射能漏れに伴う汚染や風評被害、あるいは政治や経済の混乱などで先の見えない不安から、ともすれば笑顔すら憚られるような日常を過ごしているかもしれません。けれどもこのような状況の中、日本国内はもとより世界中から支援の輪が広がり、被災地には多くの援助と応援が送られてきています。私たち佼成学園関係者も日本国民の一人として支援する心を忘れてはならないと思います。

 佼成学園の建学の精神は、「心身一如の円満な人格を養成し、平和社会の繁栄に役立つ人間の育成する 」です。また、「この世に生を受け恵まれた生活の中で、希望の活動をさせていただけることに、神仏、両親をはじめ多くの方々に感謝し、人に対する思いやりや親切心の行動ができる若者を育成する」と教育方針には謳っています。私たちは日本がこのような困難な状況だからこそ、佼成学園の建学の精神と教育方針を今一度自覚して活動することが必要なのではないでしょうか。犠牲になられた方々や避難されている方々に想いを馳せ、今まで不自由なく過ごせていたことに感謝をすること、そして被災者のために自分たちにできることは何かをよく考え、小さな協力でも構わないのでまず行動を起こし、この困難に立ち向かっていくことが求められます。このような活動を続けていくことは、結果として多くの生徒を思いやりや親切心を持った若者に成長させることでしょう。実際に、生徒会では地震発生後まもなく自主的に募金活動を行い、日本赤十字を通じて被災地に義援金を送りました。こうした姿を見ても建学の精神が見事に実践されているようで頼もしく思います。

 また理事長講話、校長訓辞、集会など様々な機会を通じて、震災に関するエピソードを具体的に生徒に語りかけ、そのことの意味を考えさせるようにしています。たとえば被災された方々が気丈に協力しながら老人や子供たちを優先している思いやりの話や、被災された小さな子供たちが自分たちができる協力を行っている話、復興支援のボランティアの方々の現地での立派な活動の話などです。生徒たちが息を呑みながら聴き入り、真剣な表情を傾ける様子を見ると、被災された方々への思いやりを持ち続け、今後は被災地の復興支援の輪の中で活躍する若者になっていく姿が予感されます。

 私は昨年度の校報に「生徒全員に幸せになって欲しい」と書きました。幸せとは「多くの人に心から感謝されるような人間であること」だと思っているからです。また一昨年度は「人は他人を幸せにすることでしか幸せにはなれない」とも書きました。つまり幸せになるということは、「自分自身が感謝の心を持ち続け、困っている人、苦しんでいる人に大きな思いやりの心をもって手を差し伸べることの出来る、勇気と行動力のある人間になること」なのです。そのためにも、我々教職員をはじめとした大人が模範となる行動を生徒たちに見せていくことが必要です。我々大人自身が小さなことから支援の行動を起こし、その背中を生徒たちに見せながら共に日本を再建するための努力をしていくことが、何よりも大切なことだと思います。

 東日本大震災の残した爪痕はあまりにも痛ましく悲惨です。おそらく今後の復興への道のりも長く険しいものかもしれません。けれども日本人の団結の力と思いやりの心を信じて、日本復興のため子供も大人も心を一つにしようではありませんか。日本の未来を信じ、どんな時でも「頑張れ日本」という思いを持っていたいと切に思っています。


                    佼成学園中学高等学校長 榎 並  紳 吉

2011/06/19

【中学受験】オープンスクール、申し込み受付中です

 7月18日(月祝)10:00~12:00、中学受験生対象オープンスクールを開催します。今回の内容は「理科実験教室~化石博士になろう!~」です。化石は、人類が誕生するよりも前の生き物たちがどんな生活をしていたのかを私たちに教えてくれるとても面白いものです。当日は、化石について知るとともに、化石のレプリカ(複製)を作ります。6年生はもちろん、4、5年生の夏休み自由研究の課題としても最適です。

 そのほかにも、校内見学会など受験生のみなさんを歓迎・応援するイベントを予定しています。佼成学園生徒・教職員一同みなさんの参加を心よりお待ちしています。

 準備の都合上、参加ご希望の場合には予約をお願いしています。お電話(03-3381-7227)かFAXでお申し込みください。

受付期間:6月18日(土)~
受付時間:平日9:00~15:00、土曜日9:00~12:00

FAX申し込み用紙はこちらから

                                         ~ がんばろう!日本 ~ 佼成学園中学高等学校

2011/06/18

本校の節電対策について

佼成学園では、東日本大震災に伴う電力不足に対応するため、照明の間引き点灯、冷房の温度管理徹底などの節電対策を行うとともに、生徒会の環境委員会を中心に節電運動を実施しています。

みなさまのご理解・ご協力をお願いいたします。