
感動の卒業式の翌日、3月15日から2泊3日、横浜普門館にて新高2学習合宿を実施しました。
高3生の素晴らしい卒業式を目に焼き付けて迎えた学習合宿。参加者は学年半分に迫る101名。
「自分の現在地を知り、先を見据える。」を大目標に、
二年後の受験に向けての道筋を描くことを意図しての実施となりました。

今回利用させていただいた横浜普門館は、学習環境の整った素晴らしい施設であり、学校とはまた異なった雰囲気に「特別感」が生徒たちの中にもあったようです。
大学受験を見据えるときに必要なのが「現在地を知ること」。
河合塾の「受験学力測定テスト」を実施し、現在の「立ち位置」を知るとともに、記憶の新しいうちに即解説授業を行いました。今後の学習の方向性が明確になり、高校2年の1年間をどのように過ごすかを考える材料としました。
それから、英・数・国のレベル別講習を実施しました。「先を見据える」ために、すべて大学入試を利用した講義としましたが、中には早くも難関校の入試
を扱う授業もありました。これまでなかなか学習がはかどっていなかった生徒にとっても、高校1年で学んできたことが大学入試といかに繋がっているかということが自覚できた素晴らしい機会となりました。
生徒たちに好評だったのが、各教科の企画講座!
英語では「英単語コンテスト」「速読コンテスト」を実施し、レベル別に仲間と競う企画を行いましたが、これが大盛り上がり!
仲間同士で頑張りを讃える素晴らしい雰囲気に包まれ、また英語という教科において単語の知識と速読の技術がいかに大切かということを生徒たちは実感することができました。
数学では、数年前に慶應義塾大学で出題された「数独」を利用し、コンテストを実施。こちらも大盛況でした!文系・理系など関係なしに、「我こそは」と勇んで取り組んでいた姿は、知的な男子らしい雰囲気でした。
日本史や物理も負けていません!「深夜の日本史」「ミッドナイト物理」と銘打って実施された企画は、授業では触れられないディープな話から進路の話に至るまで、大変充実した時間となり、生徒たちからは「またやってほしい!」という声がたくさん聞かれました。

そして、今回の目玉のプログラムが
①「受験に合格した高校3年生・卒業生との座談会」
②「大学受験ロードマップ作成」です。
まさに大学受験を終えたばかりの、佼成学園3年生や卒業生を招いて、パネルトークと座談会を行いました。
東京大学・東京工業大学・九州大学・北海道大学(早稲田)・東京海洋大学現役合格の卒業して間もない高3生徒たちと、
1年間の苦難を乗り越えて、明治大学・立教大学・学習院大学の合格を見事に勝ち取った卒業生たちを迎えての特別プログラム。
「進路の決め方」や「効率の良い勉強法」から、「やる気の出ないときの対処法」や「部活との両立の仕方」など、成功を掴んだ先輩たちのお話は新高2の生徒にとってまさに宝の山でした。

二日ともに実施したこのプログラムは、生徒たちの心に火をつけてくれるには充分すぎるものでした!その後の座談会では、夜遅くまで残ってくれた先輩を捕まえて、より詳しい話をざっくばらんに聞くことができ、卒業生のチューターや教員も交じって「自分」と「大学受験」と向き合う素晴らしい企画となりました。
そして、その経験を経た上で、現在から大学受験までのロードマップを作成しました。大学受験という「大きな目標」と、そこに至るまでに達成すべき「小目標」を各自で作成してもらい、「大学受験に合格するにはどのような学習計画を立てるべきなのか?」という見通しを立てていきました。
その後、深夜まで自学を進めていた生徒たちを見守り、「男子は火がつくと強い」というのを実感しました。教員側から「もうそろそろにしとこうか」と止めるほどの頑張りぶりでした。
生徒たちに書いてもらったアンケートで、その充実ぶりと満足感がよく分かりました。そして、「みんなが頑張っていたから自分も頑張れた」という声も。まさに受験は団体戦。仲間とともに頑張ろうという決意を持つきっかけとなる素晴らしい学習合宿となりました!


▲「数独」は盛り上がりました! ▲未来を見据えるための講義に集中!


▲先輩たちに質問をぶつけて未来をイメージ! ▲受験に成功した先輩たちのお話は貴重!


▲東大に現役合格を果たした先輩との座談会! ▲こんな格好してますが、未来の東大生たちです(笑)


▲もちろん教員も親身に指導します。 ▲受験までのロードマップを先輩に相談しながら作成!


▲先輩達の名言を黒板に残し、モチベーションに! ▲学年半分近い101人が充実した3日間を過ごしました!