進化する佼成サウンド!第4回定期演奏会!
東京都で桜の開花も宣言され、穏やかな陽気に包まれた3月30日(月)、杉並公会堂において「佼成学園吹奏楽部第4回定期演奏会」が開催されました。今年度も、1000人以上を収容できる大ホールがほぼ満席になるほどの盛況ぶり。当日会場に足をお運びいただいた方々へ、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
【第1部】は「キャンディード序曲」で幕を開け、「吹奏楽のための第二組曲」が演奏されました。続いてディズニー映画『塔の上のラプンツェル』の原作であり、苦難を乗り越えていく姫を描いたグリム童話「マレーン姫の金の首飾り」。そして東京都高等学校吹奏楽管打楽器アンサンブルコンテストで金賞を受賞した「クラリネットファイブ」が披露され、見事なハーモニーとともに【第1部】を締めくくりました。
▲たくさんのお客様がご来場くださいました! ▲いよいよ幕開け!
▲様々なパフォーマンスも見どころのひとつ ▲金賞を受賞したクラリネットファイブ
休憩をはさみ、【第2部】は「ディズニーランド セレブレーション」でスタート。この曲は、ロサンゼルスのアナハイムにあるディズニーランドパークが開園50周年を迎えたことを記念して作曲されました。東京ディズニーシーでも上演されているショー「ファンタズミック!」の勇ましいトランペットソロから始まり、「ミッキーマウスマーチ」や「イッツアスモールワールド」といったおなじみのディズニーソングが続き、場内は一気に盛り上がりを見せます。そして寸劇を交えて披露してくれた「ハリー・ポッターと賢者の石メドレー」、「ラプソディー・イン・ブルー」と続き、「ランド・オブ・メイク・ビリーブ」、「セプテンバー」では場内から手拍子も巻き起こり、会場が一体となりました。ラストは「アニメヒロイン・メドレー」。『ひみつのアッコちゃん』から『ふたりはプリキュア』まで、新旧ヒロインアニメ主題歌が次々と披露され、老若男女問わず楽しめるメドレーで大盛況のうちに閉幕しました。
▲【第2部】スタート! ▲ソロは最大の見せ場!
▲演奏の合間のパフォーマンスは会場の笑いを誘いました
▲大いに盛り上がりました!
▲圧巻だった打楽器のパフォーマンス ▲本人たちが楽しそうだったのが印象的でした!
そして「シーズンズ・オブ・ラブ」の合唱から、卒部式へ。新高校3年生は受験に専念するため、この定期演奏会を最後に引退することとなります。入学以来多くの時間を過ごし、青春をかけてきた部を卒業する彼らの胸はさまざまな思いでいっぱいとなり、熱いものが込み上げてきます。これまで部を牽引してくれた先輩に、後輩から「旅立ちの日に」の合唱、そして感謝の言葉とともに花束が贈られます。同時に、先輩から後輩へと伝統のバトンが手渡され、佼成学園吹奏楽部の歴史に新たなページを刻み始めました。
▲「シーズンズ・オブ・ラブ」の合唱は聴衆の胸を打ちました
▲卒部する先輩へ贈る「旅立ちの日に」 それぞれの思いが溢れ、目には光るものが
▲顧問から「卒業証書」が手渡されます ▲後輩へと受け継がれる熱い思い
▲後輩の言葉から、絆の強さがうかがえます ▲お世話になった顧問へ、花束と色紙が贈られました
▲残念ながら本校を去ってしまう顧問へサプライズ! ▲笑いあり、涙ありの素晴らしい卒部式になりました!
今年も大きな感動と興奮をもたらしてくれた定期演奏会は、「威風堂々」でその幕を閉じました。回数を重ねるごとに進化を続ける佼成学園吹奏楽部。次回のさらなる進化を期待せずにはいられません!
▲最後の演奏は顧問もOBも一緒に!手拍子で会場が一体となり、全員が楽しんでいました!
▲「威風堂々」たるフィナーレ!
▲先輩から後輩へ「バトン」は確かに受け継がれました!
当日会場に足をお運びいただきました保護者の皆様方、地域の皆様方、他校の生徒さん、野球部員を初めとする在校生諸君、佼成学園吹奏楽部を応援してくださったすべての方々へ、重ね重ね御礼申し上げます。吹奏楽部生徒諸君、お疲れ様。そして素晴らしい時間をありがとう!