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2011年12月

2011/12/30

【受験生のみなさまへ】1/9入試体験会(中学)のお知らせ

Photoこのイベントは終了しました。ご来場ありがとうございました。

 平成24年1月9日(月・祝)、中学入試体験会を実施いたします。

 本校の中学入試がどのようにおこなわれるかを前もって体験していただけます。

 入試当日は少なからず緊張するもの。しかし、余計な緊張は避けたいものです。入試会場となる教室を探したり、初めての建物の雰囲気に戸惑うことなく試験に集中できることが理想です。
 そして、試験終了後には保護者の皆様とスムーズに合流していただきたいものです。

 本校の入学試験に不安なく取り組んでいただけるよう、この体験会では受験生諸君と一緒に保護者の皆様にも実際の会場への入室から退場、解散までを体験していただきます。

 日 時: 平成24年1月9日(月・
       14:30~15:30


 場 所: まず中学棟地下1階ホールへお集まりください


 また、この入試体験会の前に、最後の学校説明会(13:30より中学棟地下1階ホール)を開催いたします。これまで本校の説明会に参加されたことのない方、ぜひお運びください。お待ちしております。

 ※どちらも予約、うわばきは必要ありません。

 みなさまのご来校を心よりお待ちしております。

2011/12/29

森上教育研究所HP≪中学受験親のスキル研.com≫で紹介されています 高校野球部

 

 森上教育研究所が開設しているホームページ、≪中学受験 親のスキル研.com≫の「おとりよせ学校特産トピック」で本校野球部が紹介されました。

森上教育研究所≪中学受験 親のスキル研.com≫「おとりよせ学校特産トピック」へリンク



 今年度の本校高校野球部は、春の関東大会準優勝、夏の西東京大会ベスト4など、大活躍を見せてくれました。しかし、だからといって選手諸君は部活動一辺倒ではありません。「行学二道」を校訓に掲げる本校では部活動だけでなく、学業も疎かにしない選手がたくさんいます。

≪高校野球ドットコム≫「第5回 僕らの勉強方法、教えます! 佼成学園」へリンク


 また、選手たちの出身も様々です。本校の中学から野球部に所属して頑張ってきた者、高校の一般入試を経て入部してきた公立中学出身者、遠方から本校を望んできてくれた者、みな同じ部員として甲子園をめざし日々練習に励んでいます。

≪佼成学園HP 佼成News Letter≫「夢をありがとう!高校野球部」へリンク



 われわれ教職員一同、近い将来必ず彼らが夢の舞台に立つ日が来ると、心より応援しています。

2011/12/28

冬期講習実施中 ~がんばる生徒たち~

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 現在、高校1年から3年まで冬期講習真っ最中です。

 第2学期期末考査後にスタートした高校の冬期講習ですが、年内は第1・3学年が本日28日(水)、第2学年は30日(金)で一区切りとなります。年明けは、まず第3学年が4日(水)から講習を再スタートさせます。

 授業の復習や発展的内容、模試対策、そして大学受験対策など、それぞれの学年にふさわしい講座をそろえています。

 高校3年では69講座、2年では27講座、1年では18講座が開講しています。


 特に高校3年生は受験をまじかに控え、志望校対策に余念がないことと思います。まだまだ伸びる現役高校3年生、体調に気をつけて精一杯取り組んでほしいものです。

P1080730← 自習室は年内29日(木)まで、年明けは4日(水)から開室しています。
 

 この期間、自習室と冬期講習の教室を行き来する高3生の姿があります。効率のよい学習環境のなかで着実に力をつけてくれることでしょう。チューターたちがそのよい手本です。彼らも現役高校3年生のときには、自習室を積極的に利用して力をつけてくれました。

                    がんばれ!生徒諸君。




               【冬期講習時間割】
               P1080733  P1080732_5  P1080736
                (高1)18講座           (高2)27講座          (高3)69講座

 

2011/12/27

NFLフラッグフットボール日本選手権大会準優勝!

 本校中学フラッグフットボール部日本選手権大会準優勝を果たしました。以下に報告します。

(試合前日)
 12月22日(木)午前中、本校の総合グラウンドでプレイの最終確認を行った後、全員で東京駅へ向かう。13:50発ののぞみで新神戸へ。新幹線の中では音楽を聴くなど、各自リラックスしながら時間を過ごす。三宮に到着、ホテルにチェックインを済ませた後、夕食のため元町の中華料理店まで徒歩で移動。夕食を済ませ、ホテルに到着後は2名1室の部屋の中で、NFLの放送を見るなど、明日の試合に向けて気持ちを高めていった。

(試合当日)
 7時30分の朝食に合わせて各自起床。8時45分にロビーに集合し、電車で王子公園に移動する。寒波に六甲おろしが加わりたいへんな寒さだが、選手たちは第1試合に向けて元気に練習を開始した。

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【準決勝戦】
西日本大会で優勝した立命館宇治中学校パンサーズとの対戦。

《前半》
 最初の攻撃でロングパスを決められてタッチダウンを許す。次の佼成学園の攻撃は無得点に終わるが、その後、相手の攻撃でのパスを佼成学園43番池田がインターセプトし、そのままタッチダウンを奪う。その後、両チームともにタッチダウンを奪うものの、8点差のビハインドで前半を折り返す。

《後半》
 後半は佼成学園のオフェンスで試合開始、両チームともに最初の攻撃機会を無得点で終えるが、佼成学園が得点を奪い、点差を詰める。同点を狙ったTFPは失敗するものの、その後、影山からのパスを高野内がゴールまで持ち込み、この試合はじめて佼成学園がリードを奪う。立命館宇治も攻勢に出るが佼成学園のディフェンスが得点を許さず。24-20で逆転勝ちを収め、決勝にコマを進めた。

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【決勝戦】
東日本大会でも接戦となったFFFCジュニアフロンティアーズとの対戦。

《前半》
 フロンティアーズに最初の攻撃でタッチダウンを奪われる。その後、佼成学園のパスをインターセプトされると再び得点を奪われ点差を広げられる。佼成学園はゴール前で影山から中平へのパスが決まって点差を詰め、前半を7点のビハインドで終える。

《後半》
 影山から中平へのロングパスが決まり追いつくものの、その後はフロンティアーズに連続してタッチダウンを奪われ、差を広げられる。最後に佼成学園は岡本へのパスが決まり、点差を詰めるがここで試合終了。20-34で残念ながら敗れ、準優勝となりました。

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 閉会式終了後、新神戸へ移動。1時間ほどの空き時間にお土産を買うなどして、新幹線に乗車、9時過ぎに東京駅に到着後、解散しました。


 今年度は高校アメリカンフットボール部も全国大会に出場し、本校のアメリカンフットボール部は中・高ともに大活躍してくれました。
 選手諸君、本当におめでとう。そして、ありがとう。

2011/12/26

スキー教室 ~実施報告~

 12月17日(土)~21日(火)に「熊の湯スキー場」にて、スキー教室が行われました。希望した中学生107名が参加しました。

 時折、小雪がちらつくスキー場らしい天候の中、どの生徒も意欲的にそれぞれの技術レベルにあわせたスキーに取り組みました。

 初日こそ、やや不安げな動きをする生徒も見受けられましたが、2日目にはみんなスキー板にもなれて昨年までに身につけた感覚を取り戻してとても楽しそうに滑り、3日目・4日目ともなると目覚ましい上達ぶりを見せて自由自在に滑走する姿が多く見られるようになりました。

 今年から熊の湯スキー場に所属するインストラクターの指導のもとで練習する形式となりましたが、指導経験が豊富で、高い技術を持ったインストラクターばかりなので、どの班の生徒達もみるみる上手くなることが出来たようです。

 また、来年も熊の湯スキー場でこの形式でスキー教室が行われます。今年参加した生徒はもちろんのこと、今年は参加を見送った生徒諸君も来年は積極的に参加することを期待しています。

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△中級レベル班もかなりの上達                  △上級レベル班は山頂で記念撮影

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△上級レベルの華麗なる滑走!                 △リフトは楽しい語らいの時間

2011/12/24

第2学期終業式が執り行われました

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 本日24日(土)、平成23年度第2学期終業式を実施しました。




P1080697 学校長
 「今年も残すところあとわずかです。この一年、どのように過ごしたかをふり返る機会を必ず作ってほしい。そして、各自が年初に立てた目標が実行できたかを反省し、来年の目標と計画を立ててほしい。私自身の今年の目標は『一年間、笑顔で多くの人に接すること』でした。しっかりとふり返り、来年の目標を立てたい。」

 そして、「この冬休みも、諸君は学習活動や部活動に励んでくれることでしょう。大いに充実させてほしいものですが、体調を崩さずに過ごしてください。来年の1月に元気な諸君の顔を見たいと思います。」と続けました。

 


 続いて、部活動表彰がありました。

1.中学アメリカンフットボール部(日本選手権大会準優勝)

 本校中学アメリカンフットボール部は、11月に行われれた東日本大会で準優勝し、全国大会へ進出しました。
 そして、12月23日(金・祝)、兵庫県神戸市の王子スタジアムで「NFLフラッグフットボール日本選手権大会」が行われました。

 【準決勝戦】  佼成学園中学校ロータスA 2420 立命館宇治中学校パンサーズA

 【決勝戦】    佼成学園中学校ロータスA 2034  FFFCジュニアフロンティアーズ

 決勝戦は東日本大会決勝で敗れたクラブチーム、FFFCジュニアフロンティアーズとの再戦となりました。
 敗れはしたものの、日本選手権大会での準優勝。部員たちには胸を張ってもらいたいものです。

  

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△全国準優勝おめでとう!         △本当に大活躍の一年でした。



2.「英検」表彰


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 第2学期に行われた実用英語検定の結果、3名の生徒を代表として表彰しました。

 準1級取得(高校1年生)
 2級取得(中学3年生)
 準2級取得(中学2年生)

 本校では学年ごとに取得級の目標を設定し、年に3回「英検プロジェクト」を立ち上げ実行しています。



3.「漢検」表彰
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 第2学期に実施した漢字検定の結果、5名を代表として表彰しました。

 準2級を取得した中学1年生をはじめ、各級を高得点で合格した生徒たちが壇上で表彰されました。

 「英検」同様、「漢検」も学校を挙げて取り組んでいます。


 平成23年第2学期は修了します。しかし、冬期講習や部活動など、学校活動は年末、年始とまだまだ続きます。生徒諸君は充実した取り組みをしつつ、新たな年を迎えてください。
 

2011/12/05

【男子校のメリット】~「マラソン大会」で得る3つの教育効果~

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秋晴れの11月8日(火)。

荒川河川敷にて「第47回佼成学園マラソン大会」が開催されました。

2学期最大のスポーツイベントであるマラソン大会では、中1から高3までがそれぞれのペースで精一杯走り切りました。

およそ半世紀の歴史を持つ本校のマラソン大会。この行事が持つ、男子校ならではの教育効果をご説明いたします。

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本校の伝統あるマラソン大会は、9キロを走ることになっています。
会場に選ばれた荒川河川敷の競技場は、駅伝の予選も行われている場所です。

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本校では、マラソン大会を教育的行事の一つとしてとらえています。
その教育効果の一つは、「己(おのれ)の限界を知る」ということです。
本校での3年ないし6年間に毎年走ることで、
自分の身体能力の限界を体験するとともに、成長する自己を確認できるのです。

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さらにもう一つの教育効果が、「あきらめない強さ」を体得すること。
「もうだめだ」とあきらめそうになっても、
「進めば必ずゴールにたどり着く」という思考に切り替えることを、生徒たちは学びとります。
これらの経験はスポーツだけではなく、
勉強や社会人になってからも役に立つのです。

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そして3つ目が、男子校ならではの教育効果、「生徒と教師の関係づくり」です。
男子の指導に大切なのは、強いリーダーシップ。
彼らは、「友だちのような教師よりも心から敬服できる教師を求めている」のです。
(中井俊已・著『なぜ男女別学は子どもを伸ばすのか』学研新書/57頁より)

今年のマラソン大会でも、こんなシーンがありました。
大会の冒頭で、本校の榎並学校長が壇上からこのように述べたのです。
「私は第4回から第9回まで、本校のマラソン大会に6回出場しました。
そして6年間、一度も歩かずに完走しました。これが私の一つの自慢です」
するとどうでしょう。それまで黙って聞いていた生徒たちは、
この発言を聞いて一斉に拍手、喝采したのです。

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▲開会の挨拶を行う榎並学校長

このように本校のマラソン大会は、男子の心を強くすると同時に、
強いリーダーからの薫陶(くんとう)を受け、心を一つにする場です。
ここで心を一つにした生徒たちは、勉強にも一致団結して取り組み、
やがて迎える大学受験も支え合いながら乗り越えるのです。

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▲沿道で声援を送る学校長

本校体育科の荒木教諭も、
「マラソン大会は『忍耐力』を求める行事だ。
これを克服することで、男子は大きく成長できる」と、
この教育効果について述べています。

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▲走り終えたあとの爽やかな笑顔。表彰式では、学校長とがっちり握手する上位入賞者たちです

また榎並学校長も、大会終了後にこのように話をしました。
「マラソン大会は、自分との戦い。
自分に負けない気持ちを作ることが、
勉強においても、社会に出てからも、さまざまな試練に役立つ。
そして、仲間と一緒に苦しさを乗り越え、絆が育まれる。
約半世紀もの間、このマラソン大会が一度も絶えずに続いてきたのは、
このような生徒の成長を多くの教員が感じているからだ」

天候にも恵まれ、有意義なマラソン大会となりました。
ご家庭での準備や応援に来てくださった保護者の皆さま、
ご来賓の皆さま、本当にありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。

~ ここから、夢が始まる。~ 佼成学園中学高等学校