夏休みも半ばを過ぎました。最近になってやっと本格的な夏らしい暑さがやってきたように感じられます。節電にもこれまで以上に気を遣うことになりそうです。
本校の高3生諸君にとっては、いつもの夏と同様、各自の進路に向かって真剣に取り組んでいる期間です。
この夏も休みなく夏期講習は続いています。高3学年は夏期講習だけで88講座を設けています。第Ⅰ期から第Ⅵ期まで、教科、科目ともに十分な内容になります。もちろん、各自が必要な講座を選択して受講します。講習の合間には自習室を利用して効率よく受験勉強を進めている高3生もいます。結果は必ずあらわれます。
昨年の自習室にも同様の光景が見られました。そこにいた卒業生たちはその後、メキメキと実力を発揮しはじめました。受験結果にもあらわれました。今、自習室にいる高3生も同じ道をたどるでしょう。自分の将来を信じて、今後も力を抜くことなく突き進んでください。
なかには自宅を中心に頑張っている高3生もいることと思います。残り20日の夏休みを全力で有効利用してください。まだまだやれることはあるはずです。焦る必要はありませんが、今の取り組みが後になって大きな力となるのです。
受験勉強はすぐに結果が出るものではありません。むしろある期間をおいて実力の変化に気づくものです。だからこそ、今を疎かにしてはいけないのです。
気が滅入ったら、先生やチューターに相談するのもいいでしょう。気分一新、この夏の後半も充実させてください。
8月2日(火)午後、本校体育館にて東俊介さんによるハンドボール講習会を行いました。
東選手は、日本ハンドボールリーグの大崎電気ハンドボール部キャプテンを務め、日本代表チームの主将としても活躍した、ハンドボール界では知る人ぞ知る選手です。
元全日本選手であることから、本校ハンドボール部員たちは最初は緊張ぎみでしたが、気さくで明るくコミュニケーションをとってくれる東選手に、すぐに積極的に教えを請う姿が見られました。
△全日本選手の熱い指導。 △部員たちも真剣です。
基本的な練習をはじめ全日本選手ならではの攻防戦術まで熱い指導を受けて、あっという間の3時間でした。
最後に、ハンドボールに対する姿勢として、「一日一日を100%出し切ること」「常に考えること」「プレーに思いやりを持つこと」「しっかりコミュニケーションをとること」など、貴重なメッセージをいただきました。部員たちはこの体験を通じて、また一歩成長し、今後の大会に向けて練習に励むことを誓いました。
今日も朝から夏期講習がおこなわれ、授業を受ける高3生の真剣な表情があちこちの教室で見られました。大学受験を前にした高3生にとって、効率のよい時間の使い方はとても重要なことになるはずです。
本校では、この夏も夜8時まで利用できる「自習室」はフル稼働となります。16時を過ぎても真剣に取り組む生徒の姿が絶えません。
自習室前には大学受験に有用なデータや情報がところ狭しと掲示されています。毎日交代で来てくれる本校卒業生のチューター諸君が、「在校生のために役立つ情報を提供したい」、「大学受験のサポートをしたい」という姿勢でこの自習室を活性化させてくれています。
チューター自身が在校生の時に先輩のチューターにしてもらったことや、こうあってほしいと考えたことなどを次々と実現してくれています。
本当にすばらしい先輩になってくれました。そして彼ら自身もますます成長しているのです。
夏休みに入ったその日に始まった学習合宿を皮切りに、勝負の夏に突入した高校3年生。7月30日(土)には夏期講習の合間をぬって模擬試験を受験しました。
選択する科目に従って早い生徒は午前8時からスタート。最後の科目は午後6時半で終了です。
今回は「マーク模試」。大学入試センター試験を想定したものです。国公立大学のみならず多くの私立大学も利用する状況下で、本校でも毎年ほとんどの高3生が受験します。
幸先の良いスタートを切ってほしいものですが、現役の高校3年生は夏以降もまだまだ伸びる素質をもっています。今回の結果にどれだけ上乗せができるかは、この夏以降の取り組み次第で大きく変わります。
先輩たちの背中をしっかり追いかけてください。