これぞ吹奏楽部「佼成サウンド」!感動の第二回定期演奏会!
4月5日(金)、本校吹奏楽部の第2回定期演奏会が盛大に開催されました。
昨年はセシオン杉並の会場で立ち見が出るほどの盛況ぶりだったことを受けて、今年は杉並公会堂で挙行される運びとなりました。杉並公会堂の大ホールは、日本有数の音響効果を誇る素晴らしい会場であり、顧問の小林先生が「いつかここで演奏会を…」と思い描いていた施設です。念願叶った今回の演奏会の来場者はなんと約800人!!中学高校の演奏会で、これほど多くの聴衆が集うということは滅多にないのではないでしょうか。
▲来場者は約800人にのぼりました ▲野球部とアメフト部から花束の贈呈
しかし第一部が始まると、大勢の方が駆けつける理由がすぐに明らかになりました。小林先生の指揮に合わせて奏でられるそれぞれの音たちは、互いを助け合うように強く、優しく重なり合って、見事なハーモニーをつくりあげていました。迫力ある演奏も、繊細な演奏も、すべての楽曲が我々の心の奥に見事に響いてきました。
【第1部】は「セドナ」で盛大に幕が開け、東京都高等学校吹奏楽コンクールで金賞に輝いた「ラザロの復活」が演奏されました。続いてスペインの熱狂的な楽曲「エル・カミーノ・レアル」。そして、東京都中学校アンサンブルコンテストで金賞を受賞した「金管8重奏曲」、東京都高等学校アンサンブルコンテスト金賞の打楽器5重奏「水面に射す紅き影の波紋」が披露され、その幻想的な調べに場内が魅了されました。
▲盛大な幕開け「セドナ」 ▲金賞受賞の中学生による「金管8重奏曲」
▲曲が一つの物語になっている「エル・カミーノ・レアル」 ▲金賞受賞の打楽器5重奏「水面に射す紅き影の波紋」
第2部においては、さすがは佼成学園吹奏楽部と思わせる笑いを誘うパフォーマンス。見事な演出に、会場は一際盛り上がります。そして、新高校三年生の卒部式。吹奏楽部卒業証書を授与される高三生は、これまでのさまざまな思い出がよみがえってきて、胸がいっぱいになってしまいます。また、感謝の言葉を伝える後輩たちも、先輩への思いが溢れて涙が止まりません。来場者の中にはそのシーンに胸を打たれ、もらい泣きしてしまった方も少なくなかったのではないでしょうか。私もその一人です。こうして吹奏楽部の「佼成スピリット」は確実に次代へと受け継がれていくのでしょう。
【第2部】はジャズの名曲「スウィングしなけりゃ意味がない」から始まり、寸劇を交えて披露してくれた「オペラ座の怪人セレクション」と続きます。さらに、誰もが耳にしたことのある「美女と野獣」、「嵐メドレー」の美しい音色に会場から手拍子が起こります。そしてラストは躍動的なラテンのリズム「コパカバーナ」で閉幕しました。
▲「オペラ座の怪人」が登場 ▲佼成学園の吹奏楽部は演出が秀逸!
▲昨年の定期演奏会以来のジャズナンバー ▲どの楽器も、皆で心ひとつに
▲涙、涙の高3卒部式 ▲先輩への感謝の思いを伝えます
▲高3生の思いはしっかりと後輩が受け継いでくれる ▲こみ上げる思いを顧問の先生へ
▲先生に対する感謝の気持ちがあふれて、なかなか言葉にできません
▲「もう少しこのメンバーで演奏したい…」 ▲手拍子で会場が一体となりました
▲最後の演奏はOBも先生も関係なし!みんなで楽しみながら演奏してくれました!
▲アンコールは定番「威風堂々」で素晴らしいラストを飾ってくれました!
▲「佼成サウンド」の礎を築いたOB、そしてそれを守り、さらに磨いてきた高3生諸君に感謝と拍手を!
▲先輩たちの「佼成スピリット」を受け継ぐ中3・中2生たち!みんな良い顔しています!
当日会場に足をお運びいただきました保護者の皆様方、地域の皆様方、他校の生徒さん、佼成女子のみなさん、野球部員やアメフト部員をはじめとする在校生諸君、佼成学園吹奏楽部を応援してくれたすべての方々へ、この場を借りて厚く御礼申し上げます。そして、吹奏楽部生徒諸君、決して忘れられぬ最高の演奏をどうもありがとう!!