夏の富士登山 地学部
7月22日(金)より23日(土)の1泊2日で富士登山に行ってきました。日本を代表する活火山である富士山の自然観察と、この夏に実施予定の北アルプス合宿に向けた高校生リーダーの養成を目的としています。
初日の午前11時、須走口五合目より登山開始。樹林帯を抜け、七合目以降は溶岩やスコリアの上に刻まれた登山道を登りました。終始、晴天に恵まれ、午後4時に本七合目(標高三千二百米)の山小屋に無事到着しました。
翌日は夜中の0時に起床し、天の川もくっきりと浮かぶ満天の星空の下、山頂をめざし再び登り始めました。日の出前には全員山頂に到着。まもなく東の空から太陽が昇る「ご来光」を目にすることができました。(写真)
その後、噴火口を一周して、昼頃までには須走口まで下山しました。
折りしも台風6号の接近により、予定していた日程を1日先送りして実施したことで、滅多に遭遇できない好天に恵まれる結果になりました。今回の富士登山は高校生部員の強い希望で実施したものであり、参加者は最後までやり遂げた満足感に浸っていました。