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2010/08/17

第1回男女別学教育シンポジウムに参加して、、、

 8月10日に第1回男女別学教育シンポジウムが多くの教育関係者の出席のもと行われ、私も参加させていただきました。最初に「なぜ男女別学は子どもを伸ばすのか」というテーマで、中井先生の基調講演があり、男女別学の良さについて発表がありました。具体的には、脳科学の研究により生まれつき男女の脳に違いがあると判明したこと。例えば「女子は言語能力が高く、男子は空間認知能力が高い」「記憶の仕方の違い」「感情の処理の違い」「成熟のスピードの違い」「学習態度の違い」「教師とのかんけいのあり方の違い」「男子は競争が好き、女子は協力が得意」「成長ペースの違い」、、、などなど多くの違いについて話がありました。この違いを認識して、しっかり対応している男子校・女子校の別学6年一貫教育こそ子どもを大きく伸ばすことができるのではないか!ということでした。また、実際に学力の面では男女別学の方が大きく伸びているという統計が日本のみならず、イギリス・アメリカ・韓国などでも出ているそうです。そして、アンケートなどでも男女別学の方が居心地が良くのびのびと活動出来るという結果が出ているということでした。もちろん男女共学の方が良いこともあるとは思いますが、受験生のみなさんや保護者のみなさんには、ぜひ、男子校の良さも調べていただき、自分(受験生)にあった学校を選んで欲しいと強く思います。本日のシンポジウムは佼成学園には大きな自信と勇気をいただきました。この内容をふまえ、佼成学園では男子校の利点を生かした教育が出来るように更なる努力をしていきます!

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