英国語学研修報告!
7月21日~8月5日までの約2週間の英国語学研修を無事に終えました。人数は過去最高の40名(高校1年生30名、高校2年生10名)が参加しました。
この研修は日本で事前学習を数回行った後に、イングランド地方のチェルトナムにて行われますが、とても治安の良い所でホームステイをするのに適した場所です。研修内容は、ホームステイはもちろんのこと、午前中は「語学学校Inlingua」にてレベル別の実用英語の授業を90分2コマ行い、原則として他国の留学生(イタリア、スペイン、オマーン等からの留学生)と共に勉強しました。午後はガイドツアーやスポーツプログラムなど教室を離れての活動などを行いました。また、最終日にはロンドン班別研修を行いました。これは6名ほどの班に分かれ、ロンドンで行きたいところを事前に調べ、現地のガイドと自分たちで打ち合わせをしながらロンドンの1日観光を行う研修でした。
△ 事前学習風景(イギリスの歴史やロンドンの訪問場所を決めています)
△ クラス分けを実施
教室で学ぶだけではなく、午後の活動やホームステイにおいて実際に英語を使う場面が多いこのプログラムで、日本でできないことを数多く経験できたと思います。たった2週間ではありましたが、プログラムが終わるにつれて相手が英語で言っていることが解り、自分の意見が英語で言えるようになったことに対して、とても大きな成長を感じることができました。ここで培ったリスニング力とスピーキング力は今後の受験勉強にも確実につながるものと思います。
△ グロスター大聖堂見学
△ チェルトナム副市長より修了証を受け取りました!
また、佼成学園独自の「北アイルランド延長コース」も英国語学研修に続いて2泊3日で行い、40名中20名がこのコースに参加しました。これは本校の平和学習の一環として行っているもので、北アイルランドの紛争解決に向けて草の根レベルの和解プログラムを実施しているNGO団体のコリメーラ共同体にて活動を行いました。
ここではベルファスト市内の見学をしながら紛争の歴史を学ぶと同時に、コリメーラ本部にて、現地の同年代の生徒約20名と様々なアクティビティーを通して意見交換を行いました。本校の生徒たちの多くは、コリメーラ共同体を通じて平和のためにできることは必ずあり、あきらめなければ必ず道は開ける、と感じたようです。
△ お世話になったホストファミリーとの別れ
△折り鶴を英語で教える生徒の姿 (北アイルランド延長コースにて)