みなさん、おはようございます。 今日は始業式です。学校にとっては新たな一年が始まる日です。 明日が入学式なので、今日は中学1年生と高校1年生はいません。来週はじめの対面式で全員がそろいます。 君たちには3月の修了式で「この春休みに一年を振り返り、自分を一層見つめなおしてほしい」という話をしました。そして「始業式には、一年間の目標とその取り組みについて考えて来てほしい」と言いました。みなさんはしっかり考えてきてくれたでしょうか。一つの例ですが、この春休みに吹奏楽部は定期演奏会を開催し、現高校3年生はこれを機に引退し、部活動から受験勉強へと切り替えが行われました。春休みはこのような転換の時期でもあります。 |
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私は毎年この佼成学園をもっともっと素晴らしい学校にしたいと思っています。素晴らしい学校とは、生徒全員が大きく成長でき、学校生活を楽しみながら充実した活動をし、卒業するときには「この学校に来てよかった」「この学校だから充実できた」「楽しくて最高だった」という思いを抱いてくれる学校だと思っています。今年3月の卒業式では、多くの卒業生が涙を流しながらご両親や先生方に感謝をしていました。佼成学園の学生生活が最高だったと言って卒業してくれました。このような場面を見るにつけ、佼成学園は素晴らしい学校だと感じています。しかし私は欲張りな性格なので、今年はさらに素晴らしい学校にしたいと考えています。 佼成学園では新しい活動が続きます。今年度より中1から高2まで生徒全員にiPadを持ってもらい、授業をはじめ先生方とのコミュニケーションや部活動などに活用していきます。私は毎朝7時頃学校に来て、まず始めに君たちの学習記録やメッセージを確認します。今朝、ある生徒から「始業式の校長先生のお話が楽しみです。」とコメントをもらいました。非常にうれしいと思いつつ、責任の重さも感じています。このように、生徒のみなさんとコミュニケーションが取れるということは、私にとっても嬉しいことだと感じています。みなさんもぜひ、iPadで学習記録やメッセージを入れてほしいと思います。 |
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そしてもうひとつ、私は欲張りな性格だと言いましたが、君たちにも欲張りになってほしいと思いっています。君たちの中には「自分にはあまり能力が無いから、そんなに頑張っても結果はついて来ない」と思っている人がいるかもしれません。これは間違った判断です。君たち一人ひとりには大きな可能性が必ずあります。目標をつくるときに自分の可能性を信じなくては、その達成はできません。もっと自分の可能性を信じ、欲張りになってください。「行学二道」の精神にもつながることですが、クラブ活動を頑張っているから勉強はできないという妥協はしないでください。きっとできます。君達ならできます。妥協したり自分の可能性を疑うことをせず、目標に向かって、自分を信じてがんばってください。 最後に私の好きな言葉を一つ贈ります。先ほどの話につながるところもあると思います。 『努力したものが全て報われるとは限らない。しかし、成功した者は皆すべからく努力している。』 この言葉を胸に、努力を惜しまず一年間頑張りましょう。 |
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佼成学園中学高等学校 学校長 榎 並 紳 吉
2015年に創設70周年を迎えた国際連合の活動を紹介する「国連平和写真展」。昨年末女子校にて行われましたが、4月8日より本校においても行われることになり、オープニングセレモニーが行われました。
オープニングセレモニーでは、来賓の方および本校関係者による挨拶のほか、高校3年生の生徒による英語でのスピーチも披露されました。スピーチを披露した高校3年生は、昨年度授業の一環で模擬国連を行っており、外部の模擬国連大会へも出場。その経験が生かされたスピーチとなりました。
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国連平和写真展
期間:4月8日より2か月間
場所:本校ギャラリー棟(渡り廊下)
協力:上智大学・国連広報センター・佼成出版社
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佼成学園・ 顧問 酒井教雄 | 佼成学園中高・ 校長 榎並紳吉 |
佼成学園中高 ・ 英語科(高3担任) 北野尚之 | 高3・アハメド君のスピーチ |
高3・中村君のスピーチ | 高3・渡邉君のスピーチ |
4月8日、1学期始業式が行われました。体育館には新しい学年に進級した生徒たちが集まり、校長からの訓示のほか、新任教職員の紹介、身体測定も行いました。
新しい1年間のスタート。生徒・教職員一同力を合わせて佼成学園を盛り上げていきます!
みなさんおはようございます。
今日は始業式です。学校にとっては今日から一年間が始まる、という日です。
明日が入学式なので、今日は中学一年生と高校一年生はいません。来週はじめの対面式で全員がそろいます。
君たちには3月の修了式で「この春休みにこの一年をふりかえり、自分を一層見つめなおしてほしい」という話をしました。そして「始業式には、一年間の目標や今後どう取り組んでいこうかを考えてきてほしい」と言いました。みなさんはしっかり考えてきてくれたでしょうか。
一つの例ですが、この春休みに吹奏楽部は定期演奏会があり、現高校三年生は引退をし、部活動から受験勉強に入るという切り替えが行われました。春休みはこのような転換の時期でもあります。
私は毎年、この佼成学園をもっともっと素晴らしい学校にしたいと思っています。素晴らしい学校とは、生徒全員が大きく成長でき、学校生活を楽しみながら充実した活動をし、卒業するときに「佼成学園に来てよかった」「佼成学園だから充実できた」「楽しくて最高だった」という思いで卒業してくれる学校だと思っています。
今年三月の卒業式では、卒業生が涙を流しながら、ご両親や先生方に感謝をしていました。佼成学園の学生生活が最高だったと言い、卒業していきました。そういう意味では、今でも佼成学園は素晴らしい学校だと思っています。しかし私は欲張りな性格なので、今年はさらに素晴らしい学校にしたいと考えています。
佼成学園では新しい活動が続きます。今年度より中1から高2まで生徒全員にiPadを持ってもらい、授業をはじめ先生方とのコミュニケーションや部活動などに活用していきます。私は毎朝7時頃学校に来て、まず始めに君たちの学習記録やメッセージを確認します。
今朝、ある生徒から「始業式の校長先生のお話が楽しみです。」とコメントをもらいました。非常にうれしいと思いつつ、責任の重さも感じています。このように、生徒のみなさんとコミュニケーションが取れるということは、私にとっても嬉しいことだと感じています。みなさんもぜひ、iPadで学習記録やメッセージを入れてほしいと思います。
そしてもうひとつ、私は欲張りな性格だと言いましたが、君たちにも欲張りになってほしいと思っています。君たちの中には「自分にはあまり能力が無いから、そんなに頑張っても結果はついて来ない」と思っている人がいるかもしれません。これは間違った判断です。君たち一人一人には大きな可能性が必ずあります。目標を作るときに自分の可能性を信じなくては、目標の達成はできません。もっと自分の可能性を信じ、欲張りになってください。
「行学二道」の精神にもつながることですが、クラブ活動を頑張っているから勉強はできないという妥協もしないでください。きっとできます。君達ならできます。ぜひ、妥協したり自分の可能性を疑うことをせず、目標に向かって、自分を信じてがんばってください。
最後に私の好きな言葉を一つ贈ります。先ほどの話に繋がることころもあると思います。
『努力したものが全て報われるとは限らない。しかし、成功した者は皆すべからく努力している。』
この言葉を胸に、努力を惜しまず一年間頑張りましょう。
佼成学園中学高等学校 学校長 榎 並 紳 吉
3月19日(土)に早稲田大学早稲田キャンパスにて行われた「TSEF2016 首都圏オープン生徒研究発表会」において、本校生物研究部から以下の3件の発表を行い、2件の最優秀賞と、1件の優秀賞を受賞いたしました!
この研究発表会では、本校のようなJST「中高生の科学研究実践活動推進プログラム」指定校や、「SSH(スーパーサイエンスハイスクール)」指定校など、科学研究活動を活発に行っている首都圏約15校が参加し、口頭発表約20件、ポスター発表約80件のレベルの高い研究発表が行われました。
評価・講評は、大学教授や研究の最前線にいる大学院生の方々が行い、質疑応答など熱い議論が行われ、まさに学会さながらの発表会でした。
本校ではJSTの支援を活用して産業技術総合研究所、早稲田大学、東北大学などと研究機関と連携をして高度な研究を進めています。
今回表彰された研究についてもこれからより深めていきます。今後の研究の発展にご期待ください!
● 高2 高野弘企くん、中2 小林 至くん、中1 平松 弘誠くん
「淡水産小型エビが夜行性である理由とその行動のしくみを探る」
口頭発表・ポスター発表
結果 : 最優秀賞
● 高1 井川恭平くん
「ガマとショウブに集まるアブラムシの生態」 口頭発表・ポスター発表
結果 : 最優秀賞
● 高1 穂坂祐太くん、澤村碧波くん
「マメ科植物の根につく根粒の形状と根粒菌」 ポスター発表
結果 : 特別賞
発表会会場の早稲田大学大隈重信像前にて。
高校卒業式後に参加した発表会の終了は18時半ごろ。遅くまでお疲れ様でした。