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2015/06/11

【高1】アクティブラーニング実践報告!

ロイロノートを利用したアクティブラーニングの実践報告

高1副担任の安國先生がiPadを使った授業をしました。以下にその報告を記載します。



教師も生徒もまだまだぎこちなさが残るが、自分なりにアクティブラーニングを実践してみた。
以下、授業の展開を報告する。

教科 国語総合(現代文)
対象 高校1年E組・F組(高入生クラス)
教材 鷲田清一『〈顔〉という現象』(評論)


第1時…本文の通読と段落分けを行い、生徒全員を段落ごとに教師役として割り振る。教師役の生徒は、担当段落についての読解作業を進め、他生徒へレクチャーする際に必要なノートをロイロノート上で作成する。

第2時・第3時…第一段落から、担当の教師役生徒によるレクチャーを開始する。生徒には教師役生徒のレクチャーを最後までしっかりと聞き、その後質問することを徹底させる。生徒と教師役生徒との間で質疑応答をさせ、自分だけでは気がつくことができなかった読み方などがあることに気づかせる。一つの段落につき必ず複数の教師役生徒によるレクチャーを実施し、その中で共通して取り上げられていた事柄や単語等を教師が指摘、それを手掛かりとしながら板書を提示する。

第4時… 前時までの教師役生徒のレクチャーの中で特に印象に残った考え方などをロイロノートに入力させ、電子黒板に大写しにしながら全生徒の意見を共有する。同時に、教師は授業についてきていない生徒がいないかどうかを改めてチエックする。本文中に使われていた重要な用語等について、調べ学習をさせて確認する。

生徒のレクチャーからは、こちらの予想以上に、生徒がキーワードや重要な表現を初読時から読み取れていることを確認することができた。こうした発見を受け止めながら、次の授業を展開していきたいと思う。