平成25年度修了式 校長訓示
H26.03.24 平成25年度修了式 校長訓示
みなさん、おはようございます。 本日、この修了式の場に三年生はいませんが、先日、中学と高校の卒業式が厳粛な雰囲気の中、感動的に行われました。
今年度は今日で終わりますが、みなさんは学校の大きな目標である「行学二道」の実践を行うことができたでしょうか。私が評価するならば、みなさんは非常によくやってくれたと思います。 今年卒業した高校三年生は、クラブ活動や人格の向上を実践したうえで、大学受験結果が近年で最もよい結果と言っても過言ではないほどの素晴らしいものでした。素晴らしい結果が出たということは、それだけ彼らが努力したことの証だと思います。 自習室を利用し、チューターの指導を受け、先生方の講習をしっかり受講するなど、もちろん本人の努力も必要ですが、それらの積み重ねで大きな成果が得られるという点では本校の進学指導のすばらしさが実証されています。 |
「行学二道」のうち、この「学」の部分は大きな意味を持ちますから、春休みのうちに自分が来年度どのように「行学二道」を実践するか、しっかり考えておいてください。 中学生に話を向けますが、今年度の高校三年生と現中学一・二年生の学力推移調査を比較すると、現中学一・二年生の諸君がはるかに優れた結果を出しています。中学生の諸君が今後も同様な努力を続けてくれれば、今年度の素晴らしい結果以上のものが出せると感じます。ただし、これからも高い意識を持って、高い志を持って、勉学に励む必要があります。 学業のことに焦点を当てましたが、「行学二道」ですから、自らの人格を高めながら、楽しく活動することも大切です。そういうことも含めて、春休みには、各自の目標や活動項目をしっかり考えてほしいと思います。 このあと、今年度皆勤賞の授与がありますが、皆勤賞は大変立派な賞だと思います。校訓の「行学二道」を実践するためにも健康や時間管理はとても大切な要素だと思います。ぜひ、授与された人への賞賛と来年度は自分が授与されるよう自己管理をしっかりお願いします。 |
佼成学園中学高等学校 学校長 榎 並 紳 吉