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2014年3月

2014/03/24

[生物研究部]首都圏オープン生徒研究発表会にて研究成果を発表!

生物研究部 外部の研究発表会で精力的に研究成果を発表しています!


生物研究部では日々さまざまな生物と接するなかで浮かんできた疑問をテーマに、部員それぞれが研究を行っています。そして、その研究成果を年に数回、他校を交えた外部の発表会で発表しています。
今年度は2月末に明星高校で行われた「第56回生徒理科研究発表会」と、3月中旬に早稲田大学で行われた「首都圏オープン生徒研究発表会」で発表を行いました。

生徒理科研究発表会は、東京の私立学校約50校が集まる発表会で、高2の廣瀬太雅君がが「紫外線がスジエビの行動に与える影響について」という題目で口頭発表を行いました。数百名が集まる行動で発表するという経験は、この先大学や社会に出てから必ず役に立つことでしょう。

▲生徒理科研究発表会にて堂々と口頭発表を行う廣瀬君

▲生徒理科研究発表会は、

発表者以外の部員も他校の発表を聞いて勉強します。

首都圏オープン生徒研究発表会は、首都圏の公立・私立高約15校が集まる発表会で、前述の廣瀬君が同題目で口頭発表を行ったほか、高2の平櫛雄一郎君が「ハツカネズミの嗅覚に関する行動実験」、高2の内野正輝君が「米のとぎ汁がカイワレ大根の発芽と成長に与える影響」という題目にてそれぞれポスター発表を行いました。この発表会では他校の生徒・教員、大学の教授の先生方と議論を交わすことで、今後の研究活動にむけて新たな知見を得ることができました。また、本校の3件の発表について、オブザーバーの大学教授の先生方から着眼点や研究手法などに関して大変高い評価をいただくことができました。

▲首都圏オープン発表会での口頭発表の様子。質疑応答もあり、より学会に近い形です。
▲首都圏オープン発表会でのポスター発表の様子。大学・高校の教員や、他校の生徒に説明し、議論を行います。
▲発表会が行われた早稲田大学にて記念撮影。


 

このような発表会は、運動部でいう「試合」と言えます。生物研究部では、今後もより良い研究発表を外部に発信できるよう、精力的に活動していきます。

平成25年度修了式 校長訓示

H26.03.24 平成25年度修了式 校長訓示

みなさん、おはようございます。 本日、この修了式の場に三年生はいませんが、先日、中学と高校の卒業式が厳粛な雰囲気の中、感動的に行われました。

         

今年度は今日で終わりますが、みなさんは学校の大きな目標である「行学二道」の実践を行うことができたでしょうか。私が評価するならば、みなさんは非常によくやってくれたと思います。

今年卒業した高校三年生は、クラブ活動や人格の向上を実践したうえで、大学受験結果が近年で最もよい結果と言っても過言ではないほどの素晴らしいものでした。素晴らしい結果が出たということは、それだけ彼らが努力したことの証だと思います。

自習室を利用し、チューターの指導を受け、先生方の講習をしっかり受講するなど、もちろん本人の努力も必要ですが、それらの積み重ねで大きな成果が得られるという点では本校の進学指導のすばらしさが実証されています。

 

「行学二道」のうち、この「学」の部分は大きな意味を持ちますから、春休みのうちに自分が来年度どのように「行学二道」を実践するか、しっかり考えておいてください。

中学生に話を向けますが、今年度の高校三年生と現中学一・二年生の学力推移調査を比較すると、現中学一・二年生の諸君がはるかに優れた結果を出しています。中学生の諸君が今後も同様な努力を続けてくれれば、今年度の素晴らしい結果以上のものが出せると感じます。ただし、これからも高い意識を持って、高い志を持って、勉学に励む必要があります。

学業のことに焦点を当てましたが、「行学二道」ですから、自らの人格を高めながら、楽しく活動することも大切です。そういうことも含めて、春休みには、各自の目標や活動項目をしっかり考えてほしいと思います。

このあと、今年度皆勤賞の授与がありますが、皆勤賞は大変立派な賞だと思います。校訓の「行学二道」を実践するためにも健康や時間管理はとても大切な要素だと思います。ぜひ、授与された人への賞賛と来年度は自分が授与されるよう自己管理をしっかりお願いします。

      

 佼成学園中学高等学校 学校長 榎 並 紳 吉

2014/03/22

平成25年度中学校卒業証書授与式

 新たな門出を祝福するかのような暖かい日差しが降り注いだ3月15日(土)、平成25年度佼成学園中学校卒業証書授与式が執り行われました。

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▲厳かな雰囲気の中挙行される卒業式         ▲担任からのメッセージ

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▲緊張が伝わってきます                  ▲「威風堂々」の入場!


 学園歌斉唱後、卒業証書授与が行われました。3年間、卒業生諸君と苦楽を共にしてきた担任が、万感の思いを込めて一人ひとり呼名し、卒業生はその思いに応え、式場に響き渡る立派な返事とともに起立します。この短くも堂々とした返事の中に、大きな成長を感じずにはいられませんでした。

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▲3年間の思いを胸に呼名する担任           ▲立派な返事で応えます


 続いて各種賞状授与。13名が三ヵ年皆勤を果たし、一人ひとり賞状を受け取りました。保護者の皆様のご尽力の賜物です。また、クラブ活動や生徒会活動で優れた功績を収めた卒業生には、「日本私立中学高等学校連合会会長賞」、「東京都中学校体育連盟会長賞」、「杉並区学校文化栄誉顕彰」がそれぞれ授与されました。

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▲一人ひとり登壇します                  ▲堂々たる立ち居振る舞いでした


 各種賞状授与の後は学校長告辞。卒業生の成長と活躍への賛辞とともに、思いの詰まったメッセージが送られました。

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▲学校長告辞                        ▲式中の姿勢も大変立派でした


 そして卒業生代表による卒業の言葉です。3年間の思い出を振り返るとともに、これまで支えてくださった方々への感謝の気持ちや高校生活への決意を堂々と語ってくれました。


卒業の言葉

「3年前、私たちは震災の影響で、普門館ではなく、体育館で入学式を迎えました。そして今日、再び同じこの体育館でこうして卒業式を迎えているのは、何かの運命なのかもしれません。

 3年間を振り返ると本当にあっという間に感じられますが、思い出そうとすればいくらでも思い出が浮かんでくるような、とても充実した3年間でした。そこには、楽しかったこと、苦しかったこと、友達と喧嘩をしたり、笑いあったりと、たくさんの思い出が詰まっていました。

 3年前の入学式。私たちは新たに始まる学校生活に期待しつつ、体の大きな先輩たちや知らない人たちばかりの教室という、慣れない学校生活に不安も感じていました。しかし、そんな不安はオリエンテーションのドッヂボールですっかり消えていました。皆、コートの中で走り回り、ボールを臆することなくぶつけ合い、本気で戦いました。初めて使う体操着を早速破ってしまう人がいるくらいでした。最後には笑顔で記念写真を撮り、やっぱり皆友達じゃないかと安心したのを覚えています。また、体育祭や部活動などで先輩たちと関わっていく中で、『佼成学園』の伝統というものを身に染みて感じ、これが佼成学園なんだと、その後の学園生活への期待は膨らんでいきました。

 2年生になると、慣れてきた佼成学園の中で、新鮮な変化がありました。最初の変化はクラス替えです。いったいどんなクラスになるだろうと心を躍らせたのを覚えています。また、部活動の中で後輩ができました。自分もついに先輩になったのだと自覚し、先輩としてうまく振る舞おうとするのですが、なかなかうまくいかず、先輩のようになりたいという、新たな目標ができました。

 私は吹奏楽部で本当に良い先輩、後輩たちと出会い、たくさんの困難を経験し、活動を通じて音楽をする喜びを体感していました。その年の定期演奏会では、大盛況のホールの中で部員一人ひとりの音が一つなって響いているのを感じ、体が震えました。また、引退してしまう先輩たちを前に涙を流しました。そのときから、自分たちで部を動かしていかなければならないという使命感が芽生えました。

 そして、私たちは最高学年である3年生になりました。すると、すぐに体育祭の準備が始まりました。初めはあまりなかった『最後の体育祭』という自覚。しかし、本番が近付くにつれて皆『最高の体育祭にしたい』という気持ちが強くなっていき、毎日遅くまで練習をしました。体育祭は、どのカラーも気持ちが一つになりました。応援合戦で大技のタワーが決まったとき、『以心伝心』とはこういう瞬間なんだと感じずにはいられませんでした。

 その後、文化祭では、1組はお化け屋敷、2組はウォークラリー、3組と4組は映画上映をしました。私は3組のリーダーとして映画を作成しましたが、文化祭までの道のりは苦労の連続でした。皆部活などで忙しく、なかなか集まれなかったり、撮った映像の編集であまり寝られない日々が続いたり、教室をいい加減に使用していたことで担任の篠塚先生に叱られたり。そんな困難も一つひとつ乗り越えて迎えた文化祭当日。クラスの皆が、一人でも多くのお客さんに来てもらおうと学校中を走り回っているのを見て、私はそれまでの疲れが吹き飛びました。皆が本気で頑張ってくれたおかげで、中学最後の文化祭は最高の思い出になりました。

 文化祭や体育祭を通じて、私は学んだことが一つあります。それは『一人ではできないこと』です。一人ではできない、仲間がいなければできないことを、中学3年間本当にたくさん経験していることに気付きました。私たちの思い出には、皆で頑張ったからこそ生まれた感動や達成感などがあるはずです。私たちはそのような経験を通して、共に笑い合い、共に成長してきました。

 私は、『自分が良ければ良い』といった利己的な考えではなく、『皆のために頑張ろう』と常に思える人間になりたいです。そのためには、感謝の気持ちを大切にしなければならないと、そう思います。

 私たちがこんなに充実した3年間を過ごすことができたのは、私たちに関わってくれた、たくさんの人たちのおかげです。

 まず後輩の皆。体育祭のとき、頼りなかったかもしれないけれど、とことん付き合ってくれてありがとう。

 そして先生方。時には厳しく、また時には優しく接してくださったこと。私たちのために熱心に勉強を教えてくださったこと。心から感謝しています。

 そして両親の存在。負担が大きいのに私学に通わせてくれていること。登校前にお弁当を用意してくれていること。つらいときに支えてくれたこと。私たちのためにたくさんの優しさを注いでくれていること。あまり面と向かって言ったことはないけれど、今この場を借りて感謝を申し上げます。15年間、本当にありがとうございました。

 学習合宿で、私たちはそれぞれの将来について考え、違う道に目を向け始め、修学旅行では比叡山延暦寺での修行で『自分自身』を見つめ直しました。

 自分の内面を見つめ直し、皆が自分の将来を見据える中、私たちは今日、卒業します。

高校生活でも、幾多の困難が待ち受けているかもしれません。それでも一歩一歩将来への道を自分の足で着実に踏みしめて歩んでいきたいです。

そしていつか、たくさんの愛情を注いでくれた両親へ、恩返しができるような人間になることを誓い、卒業の言葉とさせていただきます。

 平成26年3月15日 卒業生代表 毛塚 尚太郎」

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▲卒業生代表・毛塚君の卒業の言葉

 最後は卒業生全員による合唱で締めくくります。曲目は「旅立ちの日に」。様々な思いの詰まったその歌声は臨席した多くの方の胸を打ち、式場に熱く響き渡りました

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▲それぞれの思いが込められた「旅立ちの日に」が式場に力強く響き渡りました

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▲中学校生活最後の校歌斉唱              ▲退場も凛々しく


 この後、各教室にて保護者の方々もご一緒に、中学校生活最後のホームルームの時間となりました。六ヵ年一貫教育を謳っている本校においても、中学校卒業式は一つの節目として大きな意味を持ちます。3年間の思い出にとどまらず、仲間への感謝、教員への感謝、そしてご両親への感謝の気持ちを、時には涙で言葉を詰まらせながらそれぞれの言葉で述べてくれました。その熱い涙は、中学校で過ごした時間の濃密さ、充実ぶりを物語っています。卒業生諸君の
立派な姿に、これまで成長を見守ってきた教員も思いが溢れ、涙せずにはいられません

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▲情熱の込められた学年通信で3年間を思い返します ▲教室で改めて卒業証書授与

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▲溢れる涙は充実の証                  ▲大きく成長した姿に担任もただただ涙

 

 突如日本を襲った震災から3年。その混乱の中、本校の門をくぐった生徒諸君が、無事に卒業を迎えたことは特別な意味を持ちます。あどけなく、可愛らしかった表情も、今ではすっかりたくましく、頼もしく成長しました。特別な3年間の集大成となる卒業式。立派な返事、思いの込められた卒業の歌、堂々とした立ち居振る舞いを通して、佼成学園の伝統を受け継ぐ者としてあるべき姿を在校生に示してくれました。卒業生諸君。中学校で得た学び、経験、出会いを胸に、それぞれの一歩を踏み出してほしい。心から卒業おめでとう。

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平成26年大学合格速報!(現役合格)

3月も中旬に差し掛かりましたが、春の陽気はまだ先のようですね。
佼成学園では、8日(土)に高校卒業式が行われ、227名の高校3年生が未来への希望を胸に卒業していきました。
先週末から、国公立大学の前期試験の合格発表が行われ、本日10日(月)は東京大学でも合格者が発表、おおよその大学合格実績がそろいましたので、報告させていただきます。

※3月22日(土)更新

全て現役合格です!

国公立 早慶上智
東京大学 1名 早稲田大学 10名
北海道大学 1名 慶応大学 6名
名古屋大学 1名 上智大学 9名
東京外国語大学 1名 計 25名
筑波大学 1名 GMARCH理科大
横浜国立大学 2名 学習院大学 10名
横浜市立大学 1名 明治大学 23名
東京農工大学 1名 青山学院大学 4名
埼玉大学 2名 立教大学 13名
首都大学東京 3名 中央大学 14名
小樽商科大学 1名 法政大学 19名
埼玉県立大学 1名 東京理科大学 11名
福井県立大学 1名 計 94名
防衛大学校 1名 医学部
 計 18名 岩手医科大学 1名
東海大学 1名
計 2名
他 多数

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中学理科講習!

3月18日~20日に中学理科講習が行われました。

今回の実験内容は以下の通りです。

①大気圧の実験&マグデブルク半球

②わたあめ作成

③ブーメラン作成&表面効果翼船作成

今回は動画にて、その様子をお伝えします。

▲大気圧の実験(クリックして再生)

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▲マグデブルク半球の実験①(クリックして再生)

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▲マグデブルク半球の実験②(クリックして再生)

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▲わたあめ作成(クリックして再生)

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▲ブーメラン作成①(クリックして再生)

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▲ブーメラン作成②(クリックして再生)

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2014/03/21

[地学部]東浪見海岸 砂鉄取り

3月21日(金)地学部は、4月に行われる、地学部名物『たたら製鉄』に向けて、千葉県九十九里浜の東浪見海岸で砂鉄取りを行いました。

晴天の中、大量の砂鉄を採取することができました。

たたら製鉄の本番は4月5日(土)に学校で行いますので、もし興味がある方おりましたら、以下の顧問まで連絡をお願いします。

03-3381-7227 顧問 北爪

▲東浪見(とらみ)海岸につきました。

▲磁石に袋をまいて砂鉄を採取します。

▲砂鉄取りの様子(クリックして再生)

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▲いたるところに砂鉄がありました。

▲なぜか、びしょ濡れになった生徒もいました。

▲橋つくりの様子①(クリックして再生)

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▲橋つくりの様子②(クリックして再生)

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2014/03/12

高校卒業式挙行!

三寒四温の気候ながらも確実に春の近づきを実感している中、

3月8日に高校卒業式がとり行われました。

今年の卒業式は、リニューアルした体育館で行われました。

今思えば、彼らの高校入学式も、東日本大震災の影響で体育館で行われました。

227名の生徒が佼成学園を巣立っていきました。


▲卒業生は大きな拍手とともに堂々と入場。


▲クラス代表が、卒業証書をしっかりと受け取った。

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▲クラスメイトもその様子に感情があふれる。

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▲高3学年団もその様子をしっかりと見つめる。

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▲卒業の言葉は3年A組 水谷泰士君。

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▲吹奏楽部の演奏による

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▲最後の校歌斉唱。

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▲「蛍の光」の合唱の中、涙ながらに退場していく卒業生たち。

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▲最後のホームルーム。

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▲生徒の言葉に、担任も思わず号泣。

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▲学年主任の有難いお話が聞けるのもこれが最後。

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▲先生たちへ、言い尽くせない感謝をこの一礼に。

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 ▲最後はみんなで集合写真!



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