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2013/11/18

素晴らしいマラソン大会となりました!

 暦の上では冬を目前にした11月6日(水)、肌寒さを増した前日までの気候が嘘のような暖かな日差しの中、第49回マラソン大会が実施されました。今年もレース会場は彩湖・道満グリーンパーク。一年ぶりのその場所は、美しく整備された緑豊かな公園で、解放感を感じさせる広場とパークに面する彩湖が目を引く空間です。生徒たちは、苦しさの中にも一周4.9キロの湖の周りを走る清々しさを感じられたのではないでしょうか。
 更衣などの準備や開会式など、スタートするまでにやや時間があり、楽しそうに談笑する姿が見られました。開会式では校長先生からのお話の中で、自身が佼成学園で経験した6回のマラソン大会のエピソードを通して、どんな状況であっても全力を尽くすことが大切であると語ってくれました。生徒たちは真剣な眼差しで話を聴いていました。

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▲レース前のリラックスした表情の生徒たち          ▲楽しそうな表情があふれていました。

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▲自身のマラソン大会のエピソードを披露する学校長    ▲真剣な眼差しで聴いてくれました。


 スタート時間が近づくにつれ、どことなく緊張感が漂い始めます。中学生はもちろん、何度かマラソン大会を経験している高校生であっても、否が応でも胸が高鳴るものです。中学1年生から順に、学年ごとのスタートとなります。スタートラインに立つ生徒たちの頭の中は、10kmという長い道のりへの不安か、上位入賞するための戦略か。それぞれの思いを胸に、鳴り響くピストルを背に駆け出します。今年も折り返しの一本道のコースではなく、美しい景色が眼前に広がるコース。アップダウンの激しい地点もあったようですが、緊張の面持ちのまま走り出した中学1年生から、佼成学園での最後の行事となる高校3年生まで、皆が頑張る姿を見せてくれました。
今年から1周したところに給水ポイントを設けましたが、事前に配布した飲料と合わせて十分な水分補給ができたようです。また、給水ポイントを初めとする各地点で待つ保護者の方々や教職員に声をかけられると頑張れたようです。応援してくれる人の気持ちに応えたいという素直な心があってのことでしょう。

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▲学年ごとに一斉にスタートです!               ▲受験前でもしっかりと参加してくれた高3生

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▲給水ポイントの設置ありがとうございました!        ▲声をかけられ思わずピース!

 ゴール地点においても、学年の先生、記録の手伝いの生徒が待ち受け、声援を送ります。トップの生徒がゴールすると、各学年次々と生徒たちが苦しさをその顔ににじませながらゴール地点にやってきます。先に走り終えた生徒たちもゴール地点で待ち受け、後から来る生徒たちに声援を送り、最後の生徒まで無事にゴールすることができました。結果的に、10kmという過酷な道のりを、誰一人リタイアすることなく最後まで走り抜いてくれました。

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▲皆無事にゴールへと帰ってきれくれました!         ▲最後の最後まで走り抜きます!

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▲文化部の生徒も頑張ります!                 ▲高3生にとっては最後の行事です!
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▲学年の先生がゴールで待っています。            ▲ハイタッチでゴール!

 

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▲仲間のゴールを待つ中1生                   ▲自分が走り終わっても応援してくれました!

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▲「よく頑張ったね」と生徒を抱擁する担任           ▲最後の生徒のゴールを盛大に褒め称えます。

 閉会式では各学年30位までの生徒が表彰されました。5位まではトロフィーと金メダル、10位までは金メダル、20位までは銀メダル、30位までは銅メダルを首にかけてもらいます。最後まで頑張り抜いた生徒たちは、順位に関係なくみんな清々しい表情をしていました。入賞した人もそうでない人も、見ていて応援したくなる走りをしてくれ、大変立派だったと思います。

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▲5位入賞の生徒にはトロフィーの授与             ▲学校長に抱きつく生徒もいました!



 マラソン大会は一般的にはあまり生徒に人気のない行事かもしれません。しかし、10 kmの道程を走り終えたことで、さまざまな学びを得ることができた生徒も多かったようです。走り終えた達成感、応援してくれる人への感謝、弱い自分に打ち克つことの大切さ、力を出し切れなかったことによる後悔など。それぞれがこの苦しい行事を乗り越えたことで、意味を見出せたのであれば、これ以上嬉しいことはありません。また一つ、行事を通して成長できたのではないでしょうか。
遠方でありながら、ご声援のためにお越しいただきました保護者の皆様に、教職員一同、この場を借りて御礼申し上げます。生徒諸君、お疲れ様でした!

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