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2012/08/17

中学オーストラリアホームステイ 報告

 7月22日(日)から8月5日(日)までの15日間、中学オーストラリア語学研修&ホームステイが実施されました。

 本校では中学校ではオーストラリア、高校ではイギリスにおいて希望者を対象とする語学研修を行っています。

 今回、中学校では中学2年生9名、中学3年生21名の計30名が研修に参加してくれました。

 研修先はシドニーから車で2時間の街、Wollongong(ウーロンゴン)。現地ではホームステイをしながら、Illawarra Christian School(ICS)の生徒達と交流をしました。

 Illawarra Christian School(ICS)は幼稚園から高校3年生(Year12)までの男女約500人が在籍し。1クラス20人程度です。Year5、6では日本語の授業も行われており、本校の生徒達に対しても「コンニチハ」、「ハジメマシテ」と気軽に声をかけてきてくれました。

 ICSでは本校の生徒を対象とした英会話授業の他、日本語を習っている小学校5、6年生に剣玉、折り紙、独楽、習字などの日本文化を紹介したり、一緒にサッカーやバスケットボールをするなどして交流を深めました。

 本校生徒を受け入れるホストファミリーはICSの生徒宅から選ばれています。最初は緊張をしていた生徒達も、ICSの生徒達一緒に登下校し、生活を共にすることで、次第に打ち解けていきました。週末にはシドニーへ観光へ行ったり、遊園地へ連れて行ってもらったりする家庭もありました。

 中学生ということもあり、英語で不自由なく意思疎通をすることは難しかったようですが、身振りや手振りを交え、悪戦苦闘しながらコミュニケーションをとっていました。ホストファミリーの中には「このままうちの子にしたい」と語るファミリーもありました。

 ICSでの授業以外にもMowbray farmでのファームステイ、世界遺産でもあるBlue Mountainsやシドニーでの観光、海釣り体験、乗馬体験など、ここでしかできない活動をしました。

 最終日にホストファミリーと別れる際は、本校生徒の目にも涙、ホストファミリーの目にも涙。「必ず日本に帰ったら連絡するから」といってバスに乗り込みました。言葉や文化が違っても、心を通わせることができるということを“実感”していました。

 親元を離れ、海外での15日間の生活を終えた生徒達は、少しだけたくましくなったように見えました。



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△ICSでのひとコマ                          △日本文化の紹介

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△各種アクティビティーも充実                   △ホストファミリーにはお世話になりました

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△英語でのスピーチ                         △一回り大きく成長した参加生徒