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2012/07/12

杉並区第1位&都大会出場決定~中学バスケットボール部

 6月17日より杉並区中学校バスケットボール選手権大会が始まりました。この大会は3年生にとっては現役最後の公式戦です。


6月24日(日) 佼成学園 52 ― 42 大宮中 (会場:佼成学園中)
 佼成学園は24日(日)に、大宮中と対戦しました。佼成は怪我をした選手が数人いたために、万全の態勢ではありませんでした。また、大宮中は手強い相手だと聞いていましたが、お互い譲らない試合展開となりました。ディフェンスもマンツーマンやゾーンなどあらゆる戦術を実践し、勝利をつかむことが出来ました。



7月1日(日) 佼成学園 75 ― 39 松渓中 (会場:杉森中 )
 翌週の7月1日には、松渓中と対戦しました。松渓中とは昨年の新人戦でも戦いました。その時は勝つことが出来ましたが、松渓中もこの8ヶ月間でかなり強くなってきたはずです。前半は佼成の一歩リードで終了しましたが、後半になると一気に差が広がりました。佼成の勢いは止まらず、次々と得点を重ねて、結果的に登録メンバー全員が出場する余裕の展開になりました。


 この時点で、杉並区
ベスト4に入りました。次の準決勝で勝利すれば、都大会への出場キップを手に入れることが出来ます。


7月8日(日) 佼成学園 39 ― 32  日大二中 (会場:井草中)  ☆準優勝決定戦
 翌週の8日、日本大学第二中と対戦。日大二中も練習試合などで何度も戦ってきた戦友です。前半は佼成リードでしたが、後半になると日大二中に一気に火がつき、ついに同点に追いつかれてしまいました。日大二中のベンチは歓声で沸きましたが、佼成はその波にのまれることなく、自分たちのプレーを続け、結果勝利を収めることが出来ました。この瞬間、都大会への出場が確定しました。選手達も応援に来てくださった方々も喜びに溢れました。
 いよいよ次は杉並区第1位をかけて決勝戦をむかえます。昨年度の新人戦から2度決勝戦まで進みましたが、2回とも準優勝となり、1位になれなかった悔しさを選手たちは肌で感じています。今度こそ...



7月8日(日) 佼成学園 61 ― 53 井草中 (会場: 井草中)  ★優勝決定戦
 決勝戦の相手は井草中です。井草中も公式戦や練習試合などで何度も戦ってきました。井草中は人数が少ないものの、素早い攻撃力とシュート力を持ち合わせています。この日は佼成も井草中も2試合目なので、疲労は確実にたまっています。そのような厳しい状況の中、杉並区第1位をかけての最後の決勝戦が始まりました。
 試合は佼成がリードする展開となりました。ゴール下のシュート、速攻からくるレイアップシュートなど、着実に決めていきました。前半で20点離す展開でした。しかし、ここで終わらないのが井草中の強さです。どんなに点数が離れていても、井草中は決してプレースタイルを変えることなく、攻めてきます。その予感が的中し、後半で徐々に追い上げてきます。その追い上げを阻止しようと佼成もファールで得たフリースローを確実に決めます。最後まで手に汗にぎる試合展開でしたが、試合終了のブザーが鳴り、念願の優勝を果たしました。
 最後の最後でつかむことが出来た優勝。まさに3度目の正直でした。


 昨年の新人戦から3回目の都大会出場。その都大会出場は約10年振りのことでした。そして、念願の杉並区第1位というダブル快挙を果たすことが出来ました。これは選手達が一生懸命取り組んできた成果であると思います。ただ、忘れてはいけないことがあります。それは選手たちを周りで支えてきてくださった人達です。まず練習試合や公式戦で戦ってきた他校の選手達。お互いが良い刺激になり、成長することが出来ました。また、佼成学園が試合会場の時、最後まで残って片づけを手伝ってくれた学校もありました。そして、選手たちをいつも近くで見守ってくださったご家族の方々。本当に選手を支えてくださった方々がいたからこそつかんだ勝利であると思います。その感謝の気持ちを忘れず、杉並区第1位という誇りをもって、今月の26日から始まる都大会へ挑んでいきたいと思います。


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△杉並区第1位の表彰                       △都大会でも吉報を待っています

また、最優秀個人賞に、佼成学園からは、キャプテンの野中匠君と矢代浩平君が選ばれました。