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2012/02/25

高校1年生<総合学習>チューターからの大学プレゼンテーション

先月、高校第1学年で実施された「総合的な学習の時間」に、本校で活躍中のチューター4名がゲストとして参加してくれました。

チューターたちが通っている大学の良さをチューター自身の言葉で伝えることにより、高校1年生諸君に早い段階から大学に対して興味を持ってもらおうというのが今回のねらいです。

チューターたちは自作したパワーポイントのスライドを示しつつ、各大学を上手にプレゼンしてくれました。



1_2総合学習が始まりました。
事前にアンケートで各チューターに対する質問を募っていたので、みんなスライドには興味津々。











2_2トップバッターは立教大学在学中の羽田チューター。羽田チューターは「立教大学の魅力」と題したスライドで自身の大学を紹介。
立教大学の特色であるクリスマスのイルミネーションや、キャンパス内の建物や食堂などの写真を使って大学の様子を伝えてくれました。また、大学入試センター試験についても言及し、高校1年生諸君に明確な目標を提示してくれました。





3_2生徒も集中して聞いている様子。
スライドの形にし、写真を多用することで、どんな所なのかをイメージしやすかったのではないでしょうか。










4_3 次に、“大学プレゼン”を行ったのが萩原チューター。
学部の多い明治大学で“どんな事が学べるのか”ということを中心に、自分の時間割を使って分かり易く説明してくれました。
進学希望大学の学部まで意識して勉強している高校1年生は少ない中で、今後の選択を助ける良い機会になったのではないでしょうか。





5_23番目にプレゼンしてくれたのは川上チューター。
早稲田大学に対する思いが人一倍強い彼は、大学1年生とは思えない程しっかりとした、熱いトークで生徒諸君を沸かせてくれました。
早慶戦の応援団の映像を使ったり、大学主催のイベントや、大学内でしか通じない「早稲田単語」なるものを紹介することで、早稲田大学生の多様な人間模様が伝わってきました。





7 最後にとりを飾ったのが横浜市立大学に在学中の榊チューター。今回の総合学習では唯一の公立大学出身の学生です。
様々な図を使ったコース説明や、お薦め講義の紹介など、横浜市立大学を細部まで語ってくれました。また、大学入試センター試験に関する話や、教科数が多いからといって国公立をすぐに諦めないこと、3教科(私立型)でも受験可能な公立大学があることなど、公立校出身者の視点から話しをしてくれました。



9_2 最後に、全員そろっての質疑応答時間。質問は事前に生徒諸君にアンケートで募ったものです。
中でも多かった質問が、「文武両道はどうしたら実現できますか」というもの。
アンケートを見ると、生徒諸君は「部活と勉強を両立させたいけれど、どうしたら良いのか分からない」という気持ちや、「部活を続けることで受験に失敗してしまうのではないか」という不安を抱えていることがわかりました。


8_5そんな質問に答えたのは、川上チューター。自身が夏まで野球部の活動を続け、見事一般受験で早稲田大学に合格した経験から、「文武両道、出来ます。可能です」との力強いコメント。
「不安な気持ちはありました。けれど焦ったって仕方がない。自分が出来る事を精一杯やるだけ。空いた時間を有効に利用して、例えば電車の中で単語を覚えたり、地道な努力は最後に必ず実ります。」と自信たっぷりに答えてくれました。

そして最後に、「目標は高く持て。そして受験は最後まで諦めるな。諦めないことが合格を引き寄せる」と一言。

それは総合学習に参加したチューター全員からの助言であり、卒業生であるチューター自身が体現したことでした。

厳しい受験を乗り越えて、実際に大学生活を送っている学生たちの話を聞いたことで、生徒諸君も大学への意識を強めたのではないでしょうか。



【チューター作成の魅力あふれるスライド(抜粋)】
Powerpoint