卒業式を終えて(学年主任より)
高校・中学とも卒業式を終えて、各学年主任より卒業生へのメッセージをもらいました。
『高校卒業式を終えて』
入学式にてだぶつき気味のなれない詰め襟姿で緊張していた君たちと初めて出会いました。あっという間の学校生活、しかし決して短いとは感じられないほどたくさんのドラマがありました。
卒業証書授与の際に担任全員が声を詰まらせ、涙を流しながら君たちの呼名、そして「ハイッ!」と会場に響く返事と一糸乱れぬ直立不動の勇姿・・・。「謝恩会」で涙を流しながらの大合唱、夜遅くまで残って別れを惜しんだ最後のホームルーム・・・。
君たちと共に学び合えた大切な時間が存在したからこそ、この感動のエピローグを迎えられたと感謝しています。ありがとう!
君たち一人ひとりの素晴らしい門出を心より念じております。そして艱難辛苦に直面したときには母校に帰って来て下さい。また会う日まで、さようなら。
高校3年学年主任 河野 真巳
『中学卒業式を終えて』
卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。高等学校は隣の校舎で、友達もほとんど一緒に進学するから、あまり実感はないかもしれませんが「卒業式」というのは大きな節目です。義務教育が終わり、これからは自主的に物事を考え、自立して行動することが殊更に大事になってきます。もうその準備はできていますか?確かに君達は3年前に入学した時とは比べ物にならないくらい立派に成長しました。でも、まだまだ謙虚に物事を考え、自分に足りないところを自ら探して、解決していく行動力と実践力が大切なのです。
卒業式は立派でした。返事も良かったし、態度も素晴らしかった。でも、まだ「ようやく半分が終わった」だけです。これからの高校生活への希望を春の間にじっくりと膨らませてください。私たちは常に応援しています。
保護者の皆様、ご子息のご卒業、誠におめでとうございます。常日頃からご子息に対して励まし、応援してくださいましたことをこの場を借りてお礼申し上げます。また、佼成学園の教育活動に対してご協力いただいたことを、重ねて感謝申し上げます。本当に有難うございました。これからがさらに大切な時期なので、今後ともご協力を切に願います。本当におめでとうございます。
中学3年学年主任 八十川 勝
~ コウセイ、実感。 ~ 佼成学園中学高等学校