« 2015年12月 | メイン | 2016年2月 »
1月11日に東京理科大学で行われた第100回日本生物教育学会の高校生ポスター発表で、生物研究部 高2高野弘企くん、高1澤村碧波くんが「淡水産小型エビが夜行性である理由とその行動のしくみを探る」、高1井川恭平くんが「ガマとショウブに集まるアブラムシの生態」というタイトルで発表しました。
この大会は審査は無く、表彰などはありませんでしたが、多くの高校の先生方や生徒に注目を浴びて議論を交わしていました。今後に期待です!
|
|
高校2年生の総合学習「OB講演会(行学二道の最前線)」が開催されました。
第1部の講演会では、各氏とも仕事のやりがいや生活に関する心構えを話してくださり、高2生も普段ではなかなか聞くことができない社会人の生の声を真剣に聞いていました。生徒たちは、お話しいただいた内容だけでなく、各氏のプレゼンの仕方自体にも興味を持ったようで、「先輩たちの話し方が上手でビックリした」「人に話をする方法がわかった」といった感想をもらいました。
第2部の交流会では、講演者の皆さんと生徒が直接話を交し合う機会を設けることができました。20名ほどの高2生とチューターが、全体会ではできなかった踏み込んだ話を講演者に質問しながら盛り上がっていました。交流会は講演者の皆さんの好意により14時半まで続き、生徒たちは細かなアドバイスやモチベーションの保ち方などを詳しく聞き出していました。また、チューターはこの機会を利用して、就職を希望する業種の方からアドバイスをいただけたようです。
進路指導と同窓会活動をコラボレーションすることにより、大学への進学指導だけでなく、その先の就職までも見据えた長期的なキャリア指導が可能になるように思われます。講演者全員が佼成学園の卒業生であることのメリットを活かせるこのような活動を成長させていきたいものです。
|
|
いよいよ今週末にセンター試験が始まります。
高3の諸君にとって、一番初めになるだろう、大学受験の始まりです。
その受験を成功させるべく、水曜日に高3学年が集まって、壮行会が開かれました。
数多くの先生の激励を受けて、高3諸君はラストスパートをかける決意を固めました。
『人事を尽くして天命を待つ』 |
▲井上学年主任からの激励。 『この困難を楽しめ!』 |
|
|
▲各教科担当の先生方からのワンポイントアドバイス。 |
|
▲いつも受験生を支えてくれるチューターも 応援に駆け付けてくれました! |
▲最後に代表北岡君の熱弁&熱唱。 『佼成男児なら男を見せろ!』 |
第38回鴎友書道展の表彰式が1月4日(月)に明治記念館にて行われました。
本校は優秀団体賞に輝き、個人でも上位賞を数多く獲得しました。
■入賞者一覧
田岡正堂記念賞 | 1-A | 河野 聡 |
田岡正堂記念賞 | 3-3 | 植村 時也 |
準大賞 | 2-C | 林 裕嗣 |
準大賞 | 3-4 | 笹隈 弘起 |
鴎友書道会長賞 | 3-4 | 小笠原 慶伍 |
鴎友書道海賞 | 1-A | 清水 浩司 |
鴎友書道海賞 | 3-1 | 横山 大暉 |
鴎友書道海賞 | 3-4 | 池田 樹生 |
学年優秀賞 | 1-C | 中込 雅仁 |
協賛賞 | 2-A | 倉澤 勇伸 |
奨励賞 | 2-A | 渡邉 佳孝 |
奨励賞 | 3-4 | 佐々木 康太 |
奨励賞 | 1-1 | 松井 慧士郎 |
新年のあいさつを生徒のみなさん、先生方や私、全員に向けて行いたいと思います。 あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。 今日は三学期の始業式です。この冬休み中にお正月をむかえました。みなさん良いお正月を迎えられたと思います。一年の最初は誰にとっても良い節目になると思います。その節目の中で、「一年の計は元旦にあり」という言葉があります。この言葉の意味はとても簡単ですが、実行することはとても難しいことです。「一年の計」とは一年間の計画を意味します。この言葉は、一年の計画は年の初めである元旦に立てるべきであり、物事を始めるにあたっては、最初にきちんとした計画を立てるのが大切だということを教えてくれます。みなさんもこの言葉に沿って、三学期に自分のすべきことをしっかり考えてください。この一年の始めが肝心です。 「一年の計は元旦にあり」という言葉には諸説ありますが由来があります。その由来の一つは三本の矢で有名な毛利元就が、長男の毛利隆元への手紙です。 「一年の計は春にあり、一月の計は朔(ついたち)にあり、一日の計は鶏鳴(一番鶏が鳴く早朝)にあり」 この言葉からも分かるように何事もある節目を迎えた最初が肝心であるということがわかります。 |
|
例えば、君たちが部活動の大会が終わった際に、良い成績を収めれば嬉しいでしょうし、悪い成績を収めれば悔しいでしょう。ですが、その大会が終わった節目に、次の大会に向けてどんなことを行おうと計画を考えることができなければ、次の大会で良い成績を取ることは難しいものになるでしょう。どんな事にも節目はあります。その時に次のステップへ進む計画を考えられるかが、人間として成長できるかを決めます。是非君たちには計画を立て、それを実行してほしいと思います。 | |
二学期の終業式で教育界の大きな変化がある話をしました。君たちが大人になって社会で活躍する頃には、今とは全く違う社会になっているのではないかと思っています。その例としては、10年前にスマートフォンはほとんど存在していませんでしたが今では、生徒諸君を含めたほとんどの人が所持をして、どこでもインターネットに接続しています。10年前にこのような世界になることは想像できませんでした。 このように社会は目まぐるしく変わっていきます。このような社会で君たちが生きていくためには、学業や行学二道の「行」である人間性を高めるだけではなく、情報リテラシー、すなわち情報を活用する力も養っていかなければなりません。今、中東の方では緊迫した状況が続き、また北朝鮮では核実験が行われた報道がされています。日本は平和だから、家庭は平和だからというのんびりした気持ちでは、今後の社会では通用しません。世界や日本の経済や政治、そういうことにもしっかり目を向けて、情報をキャッチしてほしいと思います。 情報をキャッチするには、新聞を読んだり、ニュースを聞いたりすることを日々心がけてください。そのような媒介から情報をキャッチし、その情報をどのように活用するかをしっかり考えてみてください。 本日は二点のこと言いました。是非、君たち一人ひとりに実践してほしいと思います。 |
|
佼成学園中学高等学校 学校長 榎 並 紳 吉
2015年12月11日・14日・15日・17日の4日間にかけて、生物研究部でアブラムシの研究をしている高校1年井川君が、国立研究開発法人 産業技術総合研究所つくばセンター 沓掛磨也子先生、植松圭吾先生のご指導のもと、本校の屋上に生育しているアブラムシの遺伝子解析と標本作成・観察の実験を行いました。その結果、研究対象としている本校のビオトープに生育するアブラムシの種の同定に成功し、今後の研究のさらなる発展が期待されます。
これらの成果は1月11日に行われる日本生物教育学会の高校生ポスター発表で発表する予定です。
アブラムシのDNAを抽出しています |
アブラムシの標本を作製しています |
作成したアブラムシの標本です |