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2015年3月

2015/03/09

【中学アメフト部】祝!日本一

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この佼成News Letterでも報告しましたが、本校の中学アメリカンフットボール部は1月12日に行われた第2回日本中学生アメリカンフットボール選手権においてみごと日本一の栄冠を手にしました。

本日はこの日本一に輝いた中学アメリカンフットボール部員とその保護者を招いて祝勝会を開催しました。部員、保護者、学校関係者など百名以上が一堂に会し、日本一の栄誉を称えました。


Img_6955_4学校長からは祝辞とともに、普段はあまり紹介することのない中学アメリカンフットボール部顧問の現役時代の輝かしい活躍、また顧問として公私にわたり日々部員の指導にどれだけ尽力しているかなど、普段は聞くことのできないエピソードを交えた話がありました。そして、部活の指導で日々忙しくしている顧問に対して深い理解をしめしてくれているご家族に、ささやかながらプレゼントを贈らせていただきました。
 





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中学アメリカンフットボール部顧問の東松教諭からは、この日本一の栄冠を手にするまでの部員たちの取り組みや、積み重ねられてきた彼らの努力の経緯が報告されました。身体の大きな相手にも当たり負けしないディフェンス、相手の裏をかく攻守など、選手自身が考え、計画し、実行してきた様子が語られました。今回のチームには、これまでにはみられなかった部員たちの人知れぬ努力と高い士気があったようです。







続いて、ビュッフェ形式の昼食を楽しみながら、しばし歓談です。正面大型スクリーンには日本一に輝いた試合映像が流され、あの時の興奮がよみがえるひと時となりました。

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△吉尾同窓会会長による乾杯の発声。もちろんすべてノンアルコール飲料です。

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△部員のみなさん、たくさん食べてください。スクリーンには日本一を決めた試合のビデオ上映。


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歓談ののち、酒井理事長より祝辞をいただきました。
「東松監督、小林コーチをはじめとする指導者、そして保護者の方々の熱い応援がありました。生徒の皆さんがこの輝かしい偉業を達成してくれたことに本当に嬉しく思っています。本日も大学入試合格の朗報が届いておりますが、本校もスポーツのみならず学業面においてもすばらしい成績を収めている学校へと年々成長しています。校長先生をはじめとして多くの教職員が、子供たちの能力を引き出し、志や夢の実現のために努力しています。どうか選手諸君も文武両道、行学二道を実践し、高校でも全国制覇を成し遂げてください。」



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この祝勝会に駆けつけてくれた高校アメリカンフットボール部のコーチ3人からもお祝いの言葉をいただきました。
アメリカンフットボールをこの先も長く続けてほしいこと、そしてそこで得られる経験は社会に出てからも大いに役立つことが強調されました。彼らの言葉は力強いメッセージとして部員たちの心に届いたようです。









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影山主将による謝辞
「僕たちが今回優勝できたのはスタッフの方々を始め、保護者の皆様、学園長先生や理事長先生のご協力をいただいたおかげと感謝しています。今思うと、中学1年生の頃はあまりまとまっていない状態で、時には喧嘩などもありました。しかし、中学3年生になり次第にまとまっていく気持ちが芽生え、結果、優勝することができたと感じています。高校1年生になっても日本一を目指して先輩方と一緒にがんばっていきたいと思っています。また、新中3・中2生になる皆さんが、この優勝トロフィーを再び学校に持ち帰って来ることを願っています。高校では勉強も難しくなるけれど、この学校の校訓にある行学二道でがんばりたいと思います。」



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~影山君のお父様にコメントをいただきました。~
「チームワークを大切にしようと考え、保護者も一体感を持つことで子供たちに良い影響が出ればと思ってやってきました。顧問の先生は保護者の負担を遠慮される方ですが、中学アメリカンフットボール部には応援するための横断幕がなかったので、お許しをいただいてみんなで作成しました。日本一というとても素晴らしい経験をさせていただきました。」



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日本一の栄冠を手にするということは、もちろん部員たちの努力あっての賜物です。しかし、そこに至るまでにはご家族やコーチ、その他多くの方々の並々ならぬ支援と理解があったということを実感できる祝勝会となりました。
これからも感謝を忘れず行学二道に邁進する中学アメリカンフットボール部です。ご声援よろしくお願いいたします

 




2015/03/05

【吹奏楽部】第4回定期演奏会のお知らせ

この度、佼成学園吹奏楽部は「第4回定期演奏会」を開催させていただくこととなりました。

おかげさまで本校吹奏楽部は今年度も以下のような結果を残しつつ、活動の幅を広げてまいりました。
 東京都高等学校吹奏楽コンクール BⅡ組 四年連続 金賞
 東京都高等学校アンサンブルコンテスト クラリネット5重奏 金賞

これも多くの方々のご支援のお蔭と改めましてお礼申し上げます。
この機会に、一人でも多くの方々に本校吹奏楽部の演奏をお聴きいただきたく、下記の日程で「第4回定期演奏会」を開催いたします。

 ご多忙のこととは存じますが、皆様お誘い合わせの上ご来場下さいますようお願い申し上げます。皆様と楽しいひとときを過ごせましたら幸いに存じます。


 
 
 


≪期日≫ 
 平成27年3月30日 月曜日
≪時間≫ 
 開場 17:30  開演 18:00
≪会場≫ 
 杉並公会堂 大ホール
  (東京都杉並区上荻1-23-15)
   東京メトロ丸の内線 JR中央線 荻窪駅下車 徒歩7分
≪入場料≫
 無料(入場券無しでご入場いただけます。)
≪演奏曲目≫
 キャンディード序曲    L.バーンスタイン
 マレーン姫の金の首飾り  樽谷 雅徳
 ハリーポッターと賢者の石 J.ウイリアムズ
 September    Earth,Wind & Fire
 他
≪指揮≫
 小林 計彦
≪お問い合わせ≫
 佼成学園中学高等学校
 ℡ 03-3381-7227  部活直通 080-3424-7227(顧問 内山・小林)

以上

中学1年生、和太鼓の体験授業

中学一年生の特別体験授業で、本校卒業生である塚本鷹先生と塚本準也先生の御兄弟をお呼びして、和太鼓の歴史や演奏体験をして頂きました。
塚本御兄弟は、現在日本各地での演奏活動のほか、NHKの紅白歌合戦での出演や富士山太鼓祭りの一人打ちコンテストで優秀賞(2位)を獲得するなど、素晴らしい経歴をお持ちの先輩方です!

まず初めに、和太鼓のレクチャーをして頂きました。和太鼓は、言語のない縄文時代にコミュニケーションツールとして生まれ、それが徐々に楽器として使われるようになったそうです。太鼓の面は牛の皮を使用しており、それを胴に鋲や麻で出来た縄で張り付け、音を出していると教えて下さいました。
その後は、和太鼓を実際に演奏する体験をしました。今回は、「豊年太鼓」という“豊かな一年にして下さった神様に感謝を伝える”という思いが込められた曲を教えて下さりました。みんなで「ドンドドウンウドドンドン」というリズムを叩いた後に、大きな声で“ヨイサー”と掛け声を入れました。生徒達は一生懸命リズムを覚え、最後の“ヨイサー”は神様への感謝を込めて声を出していました。

授業の最後には、塚本兄弟の力強い演奏で締めて頂き、生徒たちも先生の演奏を真剣に聴いていました。授業を終え、生徒たちは達成感いっぱいの表情で音楽室を去っていきました。中には、腕を抑え、疲れた~という表情で去って行く生徒もいて、和太鼓の演奏はとても体力のいることだということも感じたようです。
日本の伝統楽器である和太鼓を実際に見て、音を出せる機会は、生徒にとって普段あまり経験出来ない貴重な体験になったのではないでしょうか。