平成26年度1学期始業式 校長訓示
H26.04.08 始業式 校長訓示
いよいよ平成26年度が始まります。
昨年度の修了式では君たちに『来年度の目標を定める』という話をしました。今日ここにいる君たちは今年度の目標を決めたでしょうか。その目標に向けた取り組みを今日からしっかり実践してほしいと思います。
明日が入学式なので、中学1年生と高校1年生はこの場にはいませんが、生徒諸君と教職員が一丸となって、これからの1年間を頑張っていきたいと思います。佼成学園の教育活動を通して君たちが大きく成長し、各自の目標を達成してくれることを心から願っています。もちろん教職員一人ひとりが君たちをサポートします。
そこで、君たちにも意識してほしいことがあります。
仲の良い友達とうまくやっていくことは簡単だと思います。しかし、年齢が異なる先生や先輩などとも良い関係をつくることで、大きな成長を望むことができるのだと思います。 |
人は一人ひとり違います。考え方、感じ方、すべてが違います。そのような違った感覚を持つ人たち同士が良い関係をつくるのはとても大変なことです。良い関係をつくるために、相手を認め、理解し、そして自分を理解してもらえるためのコミュニケーションが大切です。ただ相手と喋るだけではなく、心がつながることが本当のコミュニケーションなのです。そのためには、まず自分の心を開く必要があります。自分の心を開けば、相手を理解する気持ちが生まれ、様々な発見につながります。 |
また、君たちにお願いしたいことがもう一つあります。ぜひ「謙虚」でいてください。
常日頃から、周りの人に感謝できる人になってください。「謙虚・素直・感謝」この言葉をいつも心がけてください。この3つの言葉が君たちを大きく成長させるキーワードになります。
君たちが、しっかり目標に向かって、周囲の人たちと良い関係を作りながら、大きく成長していくことを期待しています。
佼成学園中学高等学校 学校長 榎 並 紳 吉