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2013/03/10

感涙にむせぶ!第55回卒業証書授与式!

 春の到来を予感させる暖かな陽気に包まれた3月9日(土)、平成24年度佼成学園高等学校卒業証書授与式が挙行されました。今年度は、学校に隣接する法輪閣に会場を移し、式を執り行うこととなりました。

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▲今年で55回を数える卒業式    ▲入場前のリラックスした様子

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▲凛とした態度で卒業生入場!    ▲会場は厳かな雰囲気に包まれます。


 「学園歌斉唱」後、いよいよ「卒業証書授与」が行われます。
卒業生一人ひとりが担任から呼名され、返事をして起立します。
今年度の卒業式において、一段と際立ったのがこの返事です。
学校生活最後の呼名を、担任が一音一音大切に発声しようという思いが届いたのかもしれません。
それに応えようという気持ちが、会場に響き渡るほど立派な返事となったのだと思います。

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▲最後の学園歌斉唱!       ▲呼名に対して大きな声で返事をしてくれました!

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▲声を詰まらせて呼名する担任    ▲成長を感じさせる凛々しい態度


  239名全員分の卒業が確認された後、各種「賞状授与」が行われます。
まずは、皆勤賞の表彰ですが、3ヶ年皆勤を果たした生徒は48名にのぼりました。
その中で中学時代を含めて、6ヶ年皆勤を続けた生徒は17名にも及びました。
卒業生の日々の生活を支える家族の方々のご尽力に頭が下がります。
また、学校を好きな生徒が多かった今年度の卒業生ならではの数字ともいえるかもしれません。

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▲一人ひとり壇上へ         ▲約2割の生徒が3ヶ年皆勤!

続いて、「都知事賞」をはじめ「理事長賞」まで、9つの個人賞の表彰。
そして、近夏西東京を沸かせた野球部が「杉並区スポーツ栄誉顕彰」、
常勝アメフト部と、インターハイ出場のソフトテニス部が「東京都高等学校体育連盟優秀校」に選ばれ、表彰されました。

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▲アメフト部の活躍は見事でした!    ▲「行学二道」を見事体現した卒業生たち


 その後、学校長告辞、学園長諭告、同窓会長祝辞と続きます。卒業生の成長と活躍を大いに称賛するとともに、
「これから」を生きる青年として大事にしてほしいという、思いの詰まったメッセージが送られました。

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▲学校長告辞      ▲学園長諭告       ▲同窓会長祝辞


 そして、卒業生代表による「卒業の言葉」です。
三年間感じてきた思いを、自身の言葉として紡いだからこそ、実感のこもった卒業生代表の言葉となったのでしょう。
時折声を震わせながら届けられた言葉によって、その場にいる人は深い感動を覚えずにはいられませんでした

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▲卒業生代表・北條君の「卒業の言葉」が会場の方々の胸を打つ。


 最後に、校歌斉唱で締めくくります。卒業生にとっては、仲間たち全員で歌う最後の校歌です。
頭にはこれまでの思い出があれこれと浮かんできたのではないでしょうか。

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▲吹奏楽の演奏に乗せて。   ▲教職員も心ひとつに。


 この後、各教室で保護者の皆様もご一緒に、最後のホームルームの時間となりました。
これまでいつも側にいてくれた仲間たちとの別れは、分かっていても涙がとまらないものです。
仲間への感謝に留まらず、多くの生徒たちがご両親への感謝、あるいは教員への感謝を述べてくれました。
まだ幼い時分から成長を見守っていた教員にとって、その成長した姿は涙を誘うものです。

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▲涙で言葉に詰まります。   ▲教室で改めて卒業式

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▲仲間への感謝を伝える!  ▲ご両親に向けて感謝を伝えた生徒も多かった!

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▲教員への思いを伝えてくれる生徒も。  ▲プレゼントとしてネクタイをもらいました!



 各クラスのホームルーム後は、学校最後のイベント「謝恩会」。
父母の会と皆様と実行委員の生徒が企画してくれた謝恩会は、涙なみだのこれまでとは一転。
笑いの絶えない最高のひととき!これからも繋がっていける深い絆が、自分たちの間には確かに存在するということを実感できたかけがえのない時間となりました。

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▲最後は涙無しで!

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▲最高の時間を!

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▲このときだけは教員も生徒も関係なくはしゃいで!

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▲この学校で過ごした青春を焼き付けよう!

生徒諸君、心から卒業おめでとう。
この学校での出会いや経験はきっとキミたちの宝物になる。
それを武器にこれから待ち受ける困難も乗り越えほしい。
それでも困ったときは学校に戻ってきてもらいたい。
いつまでもこの学校はキミたちの母校であり、ホームだから。