最後の行事!マラソン大会(高校3年生近況報告)
11月7日(水)、前日の雨もあがって秋らしく穏やかな日差しが降り注ぐなか、マラソン大会が実施されました。高校3年生の行事はすべてが学園生活最後のものとなる訳ですが、卒業式などの式典を除けば、このマラソン大会はまさに最後の行事なのです。
マラソン大会は今年で48回目を数える伝統ある行事のひとつで、中学1年生から高校3年生まで全学年が同じコースを走ります。また、その晴天率の高さは奇跡的であり、雨天中止になったことは、現在までたったの一度しかありません。今年から会場を戸田市の彩湖道満グリーンパークに移して1周4.9kmのコースを2周の9.8kmでの実施となりました。昨年までは現地集合・現地解散でしたが、公共の交通が不便なこともあり貸切バスでの移動です。中学12台、高校22台の計34台のバスが駐車場に並ぶ姿は圧巻でした。
開会式で学校長と後援会長から激励の言葉をいただいたあと、高校3年生は11時15分に一斉にスタートしました。陸上競技場から周回コースに出ますが、昨年までと違い彩湖は周りの景色が変化に富んでいてランナーを飽きさせません。1周したところで腕にチェックを受けて2周目へ。生徒たちがとてもよい表情で走っているのが印象的でした。ゴールでは、記録の先生から順位カードを受け取ります。ゴールした生徒たちはみんなすがすがしい達成感のある表情でした。
昼食後の閉会式では学校長と同窓会長から講評をいただき、またクラスごとにバスで学校に帰着。生徒たちからは、「またクラスでバスに乗れるとは思わなかったので良かった」、「マラソンはつらかったけど、遠足気分を味わえて楽しかった」、「受験勉強の良い気分転換になった」「体力の衰えを実感した。しっかりと勉強して大学に合格して、また鍛えなおしたい。やる気が沸いてきた」などなど、前向きな感想がたくさんありました。