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2012/01/19

日台中学生野球交流 ~中学野球部~

P1010528_2  『台湾との中学生交流事業』の選手団として、本校中学野球部員8名と顧問2名で、昨年12月23日(金)より3泊4日で台湾に遠征してきました。


 本事業は、野球が盛んな台湾との間で、中学生同士の野球交流を実施することにより、健全なスポーツ精神を培うとともに、異文化理解・国際理解を深める契機とする杉並区の事業です。また、3.11東日本大震災で被災した福島県南相馬市は杉並区と災害時相互援助協定を結んでいることから、被災地支援の一助とするため、南相馬市選抜チームも含め、杉並2チーム、南相馬1チームで参加しました。



P1010491_2  23日、空港に集合した選手たちは胸躍らせながら出発しました。同日午後には台北市松山空港に到着。その後、『故宮博物院』を見学し、夜には台湾主催の晩餐会に参加しました。食文化も日本人に近いものがあり、選手たちはたくさん食べていました。

←故宮博物院にて集合写真






P1010530  24日、25日には野球親善試合が行われ、本校8名のいた『オール杉並A』は、台北市の長安國中と桃園縣の仁和國中との2試合を行いました。初戦は、初めての国際試合ということでいつものプレーが出来なかった選手が多かったのですが、試合途中からいつも通りの雰囲気となり、4-0で勝利しました。2試合目は、チームの雰囲気も良く、12-1で勝利し、親善試合を2戦2勝で終えました。
また、夜には台湾の中学生を招待し、夕食・交流会を行いました。交流会では、杉並区や日本の紹介、南相馬チームの震災の状況、台湾中学生・役員のお話など、興味深い話があり、そしてレクリエーションとして本校8名が踊りを2曲披露しました。




 最終日には、『中正紀念堂』を見学し、午後台湾を出発。無事、羽田に帰ってきて解団式を行いました。

 試合後や交流会で、言葉は通じないものの、ジェスチャーを交えながら台湾の中学生と握手や会話をしている選手も多くいました。また、今回参加した日大二中の選手、杉並ホワイトシャークスの選手そして南相馬市の選手とも短い時間の中で交流を深め、別れてしまうのが惜しいとこぼしている選手も多くいました。
 初めて訪台した選手達は、この事業の意味をしっかりと理解した上で台湾の中学生と南相馬市の選手と交流をして帰ってきました。杉並の代表として、日本の代表としてとても有意義な経験が出来たと思います。

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P1010493  今回、日台中学生野球交流は初めてのことでしたが、参加した生徒は国際社会を生きるために必要な大切なものを学ばせてもらったと思います。そして、その学んだことを参加していない選手や、後輩達、またクラスの仲間にも伝えていって欲しいと思います。