高校2年生冬期学習合宿報告
少し報告が遅くなりましたが、本校では初めての企画となる「高校2年生冬期学習合宿」の報告をいたします。
これまで春期・夏期、あるいはGWに学習合宿が行われてきましたが、前回合宿のアンケートで「冬もやってほしい」という意見が数多く寄せられたことに応えて、二泊三日の合宿を実施しました。場所は学校、宿泊はお隣の第二団参会館という慣れた場所ということもあって、今回は過去最多の60名が参加しました。今回のテーマは「国語・数学の強化」。これまで順調に伸びてきた英語に加えて、文系は国語、理系は数学を短期間に強化することで学力の骨格を作ろうという試みです。
おおよその内容は以下の通りです。
◎開校式
◎国語・数学の講座(80分)を各5時間〈演習→解説授業〉
◎英語の講座(80分)を4時間
◎自学自習
◎特別企画「大学入試への道しるべ」
◎夜間学習
◎懇親会(参考書閲覧)
大学受験に向けて「文系」「理系」の色分けが鮮明になる時期ということもあり、国語と数学には大きな時間を割きました。また、午前中には英語の講座も設けて万全を期すという、まさに学習漬けの三日間。講座ばかりでは受け身の学習になってしまうため、学習のセルフプロデュースを養成する意味で自学自習の時間もふんだんに取りました。
初日の夕方に行われた特別企画は、これからの一年間の学習スケジュールをA3一枚のワークシートにまとめ、自分が歩んでいく道のりを目に見える形にしました。この企画のポイントは、昨年度の卒業生のチューターがアドバイザーとして参加し、生徒たちの質問に答えていくという点と、実際に書き上げた紙を翌日の懇親会の会場に貼りだして目標や学習スケジュールを友人と共有するという点です。開校式で学年主任の星先生から、「大学受験は団体戦」という話がありましたが、まさに受験に向けて一つの団体がまとまっていく大きな一歩になったような気がします。
翌日の懇親会では中央スペースにズラリと並べられた参考書や問題集の数々を、先生方のレクチャーを受けながら実際に手にとって感触を確かめたり、お菓子やジュースを飲みながら親睦を深めたりと、大いに盛り上がりました。
次の合宿は3月。高2学年の更なる進化に期待します。