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2010/07/02

第63回東京都中学校野球選手権大会(杉並区)で優勝!!!

 6月27日に東京都中学校野球選手権杉並支部大会の決勝戦が行われました。本校は強豪・日本大学第二中学校と対戦。日大二中は本校にとって因縁の相手。ライバル同士と目されながら、いつも決勝戦でぶつかっては接戦で負けてきました。この日まで三連敗を喫し、日大二中は都大会出場を阻む大きな壁として本校に立ちふさがってきました。選手達は「日大二中に勝って都大会に行く」という目標を掲げ、この日まで練習に励んできました。プレッシャーを背負いながら、独特の緊張感がグラウンドを包み込み、とうとうプレイボール。

 1回表、本校の絶対的エースに成長した相澤くんが落ち着いた投球で、日大二中自慢の上位打線を沈黙させます。その裏の攻撃。立ち上がり制球に苦しむ日大二中の本格派右腕からキャプテンの篠田くんが四球を選ぶと、すかさず盗塁。動揺を誘い、さらにワイルドピッチで一死三塁のチャンスをつくります。その後、内野ゴロの間にランナーが生還し、喉から手が出るほど欲しかった先取点を挙げます。すると、多少の堅さが見られた守備も動きが良くなってきます。その後ピンチもありましたが、相澤くんの力投や攻守により、日大二中のチャンスの芽を摘みます。そして、4回の攻撃です。3番池田くんのレフトの頭を越える二塁打でチャンスメイクすると、4番大竹くんが三遊間を抜ける目の覚めるようなバッティングでランナーが生還。待望の追加点をとります。続く相澤くんがセンター前に弾きかえし、3点目が入ります。流れをつかんだ本校は、守備面でも日大二中の強力打線に最後まで付け入るスキを与えず完封。見事3―0で雪辱を晴らしました。上部大会に繋がる最後の戦いで、遂にライバル校を撃破して都大会の切符をつかみました。「この瞬間のためにやってきた…。」選手達は最高のゲームを終え、喜びを爆発させました。

 先週の東京都少年軟式野球杉並支部大会に引き続き、優勝が決まった本校は、二つの夏季大会で都大会出場権を得ました。この結果は例年にない快挙です。選手達は杉並代表の誇りを胸に、都大会を全力で戦い抜くことを決意し、まだ見ぬ強豪校とぶつかっていきます。お忙しい中、ご声援どうもありがとうございました。

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ピッチャー相澤くんの談話

日大二中に勝ってとうとう都大会に行くことができました。都大会に行っても頑張りたいと思うので、応援よろしくお願いします。

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キャプテン篠田くん(写真 真ん中)の談話

今まで勝てなかった日大二中に勝ち、念願の都大会出場を決めました。今までの悔しさを胸に刻み、都大会も頑張りたいと思います。